2006～石鎚山の大自然の中に息づくチロルの森

2006/08/28 - 2006/08/28

※現在閉鎖しているそうです。

昔オーストリアのチロル地方を訪れたオーナーが、大自然にひどく惚れ、ここ石鎚の自然を利用して作った石鎚チロルの森。
帰省ついでに遊びに行ってきました。

石鎚山：西日本の最高峰、標高1982メートル
http://www.city.saijo.ehime.jp/kankou/isizuti.htm

エリア 西条・石鎚山(愛媛)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

石鎚チロルの森の入り口。

気が利いている、トイレマークつきの看板。コンビニのない田舎でのドライブではトイレは死活問題なのです！

年中無休と掲げ、営業中の看板？！都合により休業ってのもありなのかな。

レトロな感じのバス停『チロルの森』

時刻表、小さくて読みにくいですが、一日数本の運行です。

入り口からすぐの坂道をずんずん下っていくと、駐車場がある。

目の前は一面山。チロルの森までの道のりも一面山、山ですが。。

森の入り口。

園内案内図。ペット禁止なんですねー。ワンコが喜びそうな場所なのに、残念。

ここ西条市は名水百選に選ばれ、うちぬき（自噴）水として知られる。うちぬき水エリアの地下にパイプを打ち込むと水があふれ出てくる。

豊富でおいしい水がいつでも手に入るのでもちろん水道代はゼロ。関東に来て初めて、水が有料であることを知る。

恐竜のたまごか？不思議なオブジェ

ドイツ語表記での案内、そう、ここはチロル地方。

建物もチロル地方のそれに見えてくる。

店内では石窯で焼かれたパンを購入できる。ずっしりと重くボリューム満点。

店の中心には地ビール製造用の釜がおかれている。

実際稼動している製造機はこちらのようだ

夏限定の地ビールを注文。ビールは普段飲まないがさっぱりと飲みやすい、と思う。

清流ビール、ボックだそうです。

午前11時までのモーニングセット。歯ごたえのあるソーセージとベーグル、ドリンクがついて630円なり。

こちらはパン工房。

園内で販売されているパンはこの石窯でパンを焼かれてます。夏は手作り体験コーナーもあるようです。

雄大な自然をみながら、しばし椅子にこしかけ休憩。

おや、あの銅像はもしや人魚の像！？
あれは確かデンマークにあったはず。

森の中に放置された馬車？
12時になったら動き出したりして。

これはゴミ箱かな。

一番のお気に入りの風景。

ふと空を見上げると、夏の空のひこうき雲。懐かしい。

小さい頃、あのひこうきはどこへ行くんだろう？その先には何があるんだろう？いつかそこへ行ってみたい！想像すると本当にワクワクした。
その幼い頃抱いた夢がちょっとずつ叶っている。

できそこないの入道雲？もうすぐ夏も終わり。

撮影が下手で薄い緑の山になってしまった。本物はもっと深い緑色。

石鎚山の雪解け水が育む、加茂川の清流。

いつまでもこの澄んだ川が続くといいな。

足をひたして川遊び。冷たくて気持ちいい。

ＢＢＱ設備も整っている。
澄んだ空気の中で清流を眺めながら野菜・肉を焼く、贅沢な時間。

のんびり数時間の滞在後、来た道を車で戻る。

チロルの森は3度目の訪問。

前回は東京のビルだらけの生活に疲れた頃、ぼーっと森林のマイナスイオンを浴び、足を川にひたしのんびりしにきた。

TDLやUSJのように集客力がありリピーターの多い超人気テーマパークでもない、日本の田舎のめずらしい風景でもない。しかしまた何年か後、ふらっと立ち寄りたい場所。

のんびり帰省の後は、都会に戻ります。

岡山行きの特急しおかぜ。
瀬戸大橋を通る列車から眺める瀬戸内海は本日も穏やかなり。初めて日本海や太平洋を見たとき、その波の高さに、台風が来ているのかと思ったほど。

そして四国の列車は今でもほとんどが単線なので、本数が少ない。

初めて東京の山手線に乗ったとき。
目の前で乗りたい電車が行ってしまい、あーー！と大騒ぎしていたら、近くのおじさんが一言。「そんなにあわてなくてもすぐ次のが来るよ」
本当に３分くらいできました。

瀬戸大橋の上部分は乗用車が走る高速道路で、下部分は電車が通る線路。岡山駅から松山行きの特急列車と高松行きの快速列車が運行されている。