2000/08/21 - 2000/08/22
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ikebonさん
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翌日。苦労して手にした切符を携え、昼頃上海駅より列車に乗車。
到着が翌日の昼頃だから24時間電車に揺られることになる。
そんな経験はないので、なんかぞっとする。
天井には扇風機。冷房ないじゃん!はぁ、さてと、と硬臥下段の寝台に腰を下ろす。
他の乗客の観察をする。
中段のおじさんは速攻眠りに入りました。隣の列のおばさんはコーラ2L×3くらい買い込んで持ち込んでいる。窓際のカップルの女性はなにやら携帯で大声でまくしたてている。
ガイドブック通り、寝台奥の窓際には魔法瓶が置かれている。
カップラーメンを買ってきたから、これで作ればいいんだな。
買ったティーバッグのお茶でリラックスしていたら、ガタンと発車。
南京、無錫などお馴染みの地名に停車していく。どの駅も停車時間が10分くらいあり、売り子の数がものすごい。
これなら物が欲しくなったら何か調達できるな。
揚子江の長い橋を渡り、あたりは暗くなってきた。
車内探検から帰ってくると、友人は鉄道マニアの気があるので、通路側の腰掛けに座り車窓にかぶりついている。
とりあえず自分の寝台に戻る。えっなんか濡れてる。
だれか魔法瓶の水こぼしたやろ。下段は昼間は座席になるとはいえ、ひどすぎる。。
やむなく掛け用のシーツを敷く。どうせ冷房ないし。
次の停車駅でビールとグリーン豆を購入。でも瓶の王冠が開けられないことに気がついた。どうしよう。
デッキの灰皿にガッガッとかやって必死になっていると、欧米系のバックパッカーのお兄さんが手を差し出してきた。
瓶を渡すと、ライターでコイッ、スポッ!と栓を抜いてくれた。
「さ、サンキュー」と言うとさりげなく「You are welcome.」と言い残し、くるりと去っていく。か、かっこいい!
ぬるいビールを飲んでしばらく寝たら明るくなった。
朝の泰山の美しい稜線や黄河の雄大な流れを見ながら、みそ汁を飲んでいたら隣のおばさんに顔をしかめられた。ダシの匂いが嫌いらしい。
カップルの女性はまた携帯でまくしたてている。
寝たり起きたりしていたら土壁、煉瓦造の建物やチャリンコ踏切待ちの人々が多くなり、やがて高層ビルが見えるようになり、北京に到着した。
到着まで中段のおじさんはずっと寝ていました。ものすごい。
しかし24時間、いつのまにか着いちゃった。
船といい鉄道といい、俺ってこういう移動向いてるのかな。。
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- 交通手段
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この旅行記へのコメント (2)
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- スーポンドイツさん 2008/09/27 23:47:10
- はじめまして
- ikebonさん
ご訪問いただき、ありがとうございました。
偶然今日「愚か者、中国へ行く」(星野博美著)を読み終えたところです。20年前の話ですが、よく似た光景があってびっくりしました。どんな旅をなさったのか興味津々、ぼちぼち拝見させていただきますね。
すーぽん
- ikebonさん からの返信 2008/09/28 12:12:10
- RE: はじめまして
- すーぽん様
ご訪問ありがとうございます。
先日はオリンピックが開催されていましたが、もう10年くらい前になりますか、あのような光景も減っていくのでしょう。
でも地方行きの鉄道は健在そうですね。
良いとは素直に言えませんが、鉄道の旅、カルチャーショックがダイレクトに入ってくる感覚、今となってアレが良かったのかなと思います。
時間を贅沢に使った旅、しばらくはお預けです。
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