2006/08/20 - 2006/08/20
739位(同エリア1070件中)
52市村康さん
- 52市村康さんTOP
- 旅行記345冊
- クチコミ3件
- Q&A回答2件
- 462,642アクセス
- フォロワー7人
環瀬戸内海会議では瀬戸内海全域で海岸生物調査を毎年続けてきました。去年は100箇所以上の調査が行われました。
ザル法と言われる瀬戸内法の改正を求め、埋め立てや不法投棄をなくすための基礎資料を瀬戸内の住民自らが集める生物調査です。
定点を決めてカメノテ・イボニシ・アサリの3種を中心に数を取り、毎年のデータを積み重ねていっています。
http://ww1.tiki.ne.jp/~rkshizutani/page004.html
8月20日は豊島の不法投棄現場北海岸で3箇所調査を行いました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 バイク
PR
-
調査地点?901付近です。
北海岸のほぼ東端にあたります。
ここはカメノテが多い場所です。
901では
カメノテ 482
イボニシ 439
アサリ 2
と言う結果でした。 -
イボニシの卵塊です。
8月頃、石の下や穴の中に良く産み付けられています。 -
孵化した卵塊は天辺に穴が開いています。
-
5?位のアミメハギの幼魚もいました。
アマモの間で暮らしている魚です。 -
石の下にはドロメとミミズハゼがいます。
-
901ではアサリが2匹カウントされました。
5m位と15?位のがいました。 -
901付近では変わったアカニシがいました。通常型のアカニシとは違って殻の上面に溝みたいなんがあります。
-
殻の上面の螺旋に沿った溝がはっきり判ります。
最初シロニシと思っていましたが、竹原の「ハチの干潟探検隊」の岡田さん・環瀬戸の羽熊さんらに見てもらったところ、シロニシではなく、アカニシの個体変異だとの指摘を受けました。 -
コアマモ帯が干潮で見えていました。
-
調査定点?902付近です。
かつてこの場所は汚染水の「泉」があった所です。
現在は吹き出る「泉」には異臭も無く、ゴカイなどが増えています。今年からはコメツキガニの姿も見られるようになりました。
902では
カメノテ なし
イボニシ 14
アサリ なし
と言う結果でした。
イボニシは石の下などに隠れているのか、少なかったです。 -
902付近ではナギナタウミホウズキ(アカニシの卵)も見られました。
-
石の下にはスジホシムシモドキもいました。
掘り出して手に取ると、一番端の部分を自切して切り離そうとします。 -
調査定点?903付近です。
后飛崎の根元あたりです。
903では
カメノテ 481
イボニシ 21
アサリ なし
と言う結果でした。
ここでもイボニシは石の下などに隠れ、数を正確に取れてないような気がします。 -
カメノテです。
これでも節足動物です。 -
スガイです。サザエの仲間で、大きさは2?位までの小さい貝ですが美味しく、昔から人気のあった食材だったようで貝塚からもよく出土します。
-
マツバガイは岩の隙間などに張り付いています。
5cm以上になる個体もいます。
刺身にして食べる事もあります。 -
調査定点?903の近くの砂浜にはスナガニの穴が見られました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
17