バナーラス (バラナシ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
バナラシ2日目<br /><br />(本日の行程)<br />ガンガーでボートに乗る→サルナートへ→ガンガーへ戻る<br /><br />鐘の音で強制的に目覚めた。<br />まだ4時だ、何かが始まる感じ、<br />急に人の声が聞こえ始める。<br /><br />まだ、月が出ていて真っ暗だ。<br /><br />ガンがーの向こうが赤くなり始めるまで、<br />少し横になってはしばらくすると起き上がり、<br />ベランダから近くのダシャシュワメード・ガート辺りを見て、<br />人が集まって来るのをまだ醒め切っていない頭で眺めた。<br /><br />ボートがいくつか動き出した。<br /><br />6時になってガートに向かって歩きだした。<br />ガートとは川沿いに点在する川に降りる階段が川水まで<br />没している堤のことで、<br />ここで多くの人達が沐浴をしている。<br />またヒンドゥー教徒の火葬場を指す場合もあるようだ。<br /><br />すぐに「ボートに乗らないか」と声をかけられる。<br />アルカホテルから出て来るのを見られているので<br />言い値が高い、無視して歩くと石段に座ってるおじさんに呼び止められ、<br />値段を聞くと60ルピー(180円)ということで交渉成立、<br />ボートに乗り込んだ。<br /><br />ここに来る前に数年前にここを訪れていた友人の言葉や、<br />昨夜何度もリピートした長渕の歌なんかを<br />思い出しながらゆっくりとしたボートからの景色を楽しんだ。<br /><br />既に煙の上がっている塊や、新しく整然と積み上げられた薪が見える、<br />マニカルニカー・ガートだ、ここは火葬場なのだ。<br /><br />写真は撮らないようにと言われるが、もちろん始めから撮る気はない。<br /><br />ボートはゆっくりと回転しダシャーシュワメード・ガートヘ方向を変えた。<br /><br />一旦ホテルに戻り、コーヒータイム。<br />その後バナラシ鉄道駅に向かう、ここからバスでサルナートへ行こうと、<br />バスを探すが分からないので、オートリクシャーに<br />駅→サルナート→ゴードウリヤーまでを交渉し、<br />250ルピーで乗車、渋滞の道を車やバスのわずかな隙間を縫うように、走りだした。<br /><br />幹線道路を折れると急に道の状態が悪くなり、<br />激しい振動で笑ってしまう。<br />これでは車の傷みも早いだろう。<br /><br />サルナートはブッダが初めて説法をした場所、仏教徒の<br />聖地。<br />遺跡が整備された公園内に点在し、<br />さっきまでの喧噪から離れて静かな場所だった。<br />オレンジの袈裟を来た僧侶がゆっくりと歩いている。<br /><br />韓国人の団体が木陰でガイドの話を聞いていた。<br /><br />待っていたリクシャーに乗り込み、ゴードウリヤーへ。<br />ホテルに近い車両の乗り入れが可能な場所まで乗せてもらう。<br /><br />もう昼を過ぎているので、辺りをブラついて食事の出来る場所を探し、<br />レストランの看板を見て建物の中に入った。<br /><br />そこは中庭の一部をレストランにしていて、<br />すぐそばには寺院があり、また一番端のテーブルの脇には<br />なんと牛が3頭つながれていてビックリ。<br />日本なら衛生面ですぐにクレームがつきそうだが、<br />牛達がのんびり藁みたいなものを食べている横で、<br />観光客が何かを食べているという不思議なロケーションだった。<br /><br />この店になんとムサカがあったのでオーダーした。<br />ムサカはギリシャのアテネに行った時に食べたが、<br />まさかインドのこんな牛の側で食べられるとは。<br />ムサカとドリンクで100ルピー、満足してホテルに戻った。<br /><br />夜にはまたガート近くをブラつき、絵葉書を100枚くらい購入、一枚1ルピーと格安。カフェでチャイを飲み、<br />葉書を書いたり、日記を書いたりしてガートを<br />川辺まで降りて、暗いガンがーの川面を見つめたりした。<br /><br />何か見えるとでもいうかのように、気が付けば周囲の多くの人が<br />同じ様に揺れもしないガンガーの川面を見つめているのだ。<br /><br />My Blog→http://yaplog.jp/sora2001/

ベナレス(バラナシ)2日目/2006/3/17

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2006/03/17 - 2006/03/17

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soramoveさん

バナラシ2日目

(本日の行程)
ガンガーでボートに乗る→サルナートへ→ガンガーへ戻る

鐘の音で強制的に目覚めた。
まだ4時だ、何かが始まる感じ、
急に人の声が聞こえ始める。

まだ、月が出ていて真っ暗だ。

ガンがーの向こうが赤くなり始めるまで、
少し横になってはしばらくすると起き上がり、
ベランダから近くのダシャシュワメード・ガート辺りを見て、
人が集まって来るのをまだ醒め切っていない頭で眺めた。

ボートがいくつか動き出した。

6時になってガートに向かって歩きだした。
ガートとは川沿いに点在する川に降りる階段が川水まで
没している堤のことで、
ここで多くの人達が沐浴をしている。
またヒンドゥー教徒の火葬場を指す場合もあるようだ。

すぐに「ボートに乗らないか」と声をかけられる。
アルカホテルから出て来るのを見られているので
言い値が高い、無視して歩くと石段に座ってるおじさんに呼び止められ、
値段を聞くと60ルピー(180円)ということで交渉成立、
ボートに乗り込んだ。

ここに来る前に数年前にここを訪れていた友人の言葉や、
昨夜何度もリピートした長渕の歌なんかを
思い出しながらゆっくりとしたボートからの景色を楽しんだ。

既に煙の上がっている塊や、新しく整然と積み上げられた薪が見える、
マニカルニカー・ガートだ、ここは火葬場なのだ。

写真は撮らないようにと言われるが、もちろん始めから撮る気はない。

ボートはゆっくりと回転しダシャーシュワメード・ガートヘ方向を変えた。

一旦ホテルに戻り、コーヒータイム。
その後バナラシ鉄道駅に向かう、ここからバスでサルナートへ行こうと、
バスを探すが分からないので、オートリクシャーに
駅→サルナート→ゴードウリヤーまでを交渉し、
250ルピーで乗車、渋滞の道を車やバスのわずかな隙間を縫うように、走りだした。

幹線道路を折れると急に道の状態が悪くなり、
激しい振動で笑ってしまう。
これでは車の傷みも早いだろう。

サルナートはブッダが初めて説法をした場所、仏教徒の
聖地。
遺跡が整備された公園内に点在し、
さっきまでの喧噪から離れて静かな場所だった。
オレンジの袈裟を来た僧侶がゆっくりと歩いている。

韓国人の団体が木陰でガイドの話を聞いていた。

待っていたリクシャーに乗り込み、ゴードウリヤーへ。
ホテルに近い車両の乗り入れが可能な場所まで乗せてもらう。

もう昼を過ぎているので、辺りをブラついて食事の出来る場所を探し、
レストランの看板を見て建物の中に入った。

そこは中庭の一部をレストランにしていて、
すぐそばには寺院があり、また一番端のテーブルの脇には
なんと牛が3頭つながれていてビックリ。
日本なら衛生面ですぐにクレームがつきそうだが、
牛達がのんびり藁みたいなものを食べている横で、
観光客が何かを食べているという不思議なロケーションだった。

この店になんとムサカがあったのでオーダーした。
ムサカはギリシャのアテネに行った時に食べたが、
まさかインドのこんな牛の側で食べられるとは。
ムサカとドリンクで100ルピー、満足してホテルに戻った。

夜にはまたガート近くをブラつき、絵葉書を100枚くらい購入、一枚1ルピーと格安。カフェでチャイを飲み、
葉書を書いたり、日記を書いたりしてガートを
川辺まで降りて、暗いガンがーの川面を見つめたりした。

何か見えるとでもいうかのように、気が付けば周囲の多くの人が
同じ様に揺れもしないガンガーの川面を見つめているのだ。

My Blog→http://yaplog.jp/sora2001/

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満

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  • 遠景は立派に見えるベナレス駅。<br />中に入ると他のインドの駅と同様、かなり汚いです。

    遠景は立派に見えるベナレス駅。
    中に入ると他のインドの駅と同様、かなり汚いです。

  • バナラシから近いサルナートは仏陀が初めて説法をした所、静寂が心地いい場所

    バナラシから近いサルナートは仏陀が初めて説法をした所、静寂が心地いい場所

  • 食事をした場所、すぐ側に牛がいて、向こうには壊れかけた寺院。

    食事をした場所、すぐ側に牛がいて、向こうには壊れかけた寺院。

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