2006/07/29 - 2006/07/30
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LilyNYさん
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清里への電車の旅、2日目。
今日は、清里駅北側を中心に過ごします。
車ではないので、交通手段は、ピクニックバスと徒歩です。
2日目
・川俣渓谷への小径 Cトレイル
・清泉寮
・キープファーム
・清泉寮ジャム工房&パン工房
・美し森展望台
・萌木の村
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
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ペンションで朝食後、朝9時30分、10時発のピクニックバスに合わせて清里駅まで送ってもらいました。
駅からすぐの清里バスセンターからバスは発車します。 -
土日&夏休みは、3つのルートのピクニックバスがあります。あるガイドブックには、各ルートとも左回りと右回りがあるとなっていましたが、バスセンターの人に聞いたら、現在は一方通行だそうです。
本当は美し森→清泉寮→キープファームショップというようなコースを考えていたのですが、そうするとバスの進む方向とまったく逆になってしまうので、予定変更しました。これが結果的に体力的には正解でした。
1日周遊券600円。これはバスセンターで購入します。1回乗車は300円なので、2回以上乗りそうなら周遊券が便利です。1回乗車の場合には、バスから降りるとき300円を現金で払えばOK。
ちなみに、バスセンターのカウンター職員の勤務態度は、まるで欧米人。男女問わずタバコを吸いながらやお茶を飲みながらの応対、おしゃべり…。休憩中かと思っちゃいました。ちょっとびっくり。 -
1つ目の停留所キープファームショップは飛ばして、2つ目の清泉寮で下車。
日差しは強いけど、さわやかな空気。う〜ん、気持ちいい〜。 -
清泉寮から歩いて川俣渓谷へ。
キープ協会の自然歩道Cトレイル1.9km約1時間半。
これは入り口の表示。
林の中は、ひんやり涼しいです。 -
入り口はわかりにくいですが、自然歩道はこんな感じです。並んで歩くのは無理です。晴れていても、けっこう地面がぬかるんでいるところがあるので、汚れても良いスニーカーをおすすめします。
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熊笹が生い茂った平坦な歩道を歩いていくと、渓谷へ下る道となります。段々急になってきて、とうとう手すりが登場です。
滑って転んだり、小枝が飛び出ていて知らない間に傷ついたりするので、こういうときは薄手でも長袖長ズボンがいいと思います。車が入ってこられるところではないので、怪我をしてもたぶんすぐには助けてもらえません。
もっと言うと、服の色は黒っぽくない方がいいそうです。(前方の友人はおもいっきりダークな配色ですが。)スズメバチは黒い色を攻撃するからだそうです。 -
急な道を下っていくと、ようやく川が見えてきました。
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川に到着。水が冷たい!
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と〜ってもきれいな水。透き通っています。しかも川底が石で苔もほとんど生えていなくて、プールか用水路のようです。
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途中、端を渡っていきます。5人以上いっぺんに渡らないように注意書きがあります。多少の冒険心がないと、つらいコースです。極度の怖がりの人にはおすすめしません。
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写真右が天井岩。ものすごく張り出ています。
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天井岩からけっこう細くて崖の淵のような道を歩いてまた橋を渡ります。蘭庭橋です。まずは、手前の小川を渡らないといけません。乾いている石はなく、つるっと行ってしまいそうなので、ここでいったんカメラをしまって両手をあけました。
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橋の下は、こんな感じ。ごうごうと水が流れています。結構高い!
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途中、ホタルブクロが咲いていました。
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黄金の砦です。黄色い苔が付くことからその名があるようですが、黄色い苔が付いているようなないような…。
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乙女の滝。滝といえば滝かな…という感じの小さなものです。
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乙女の滝上部から。
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木も必死に岩にしがみついています。
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涼しかった川沿いの道から離れて、清泉寮の方に帰ります。当然上り坂です。行きの道よりも急です。
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さっきの写真に似ていますが、全然違うのは足元。さっきは土を固めた階段で安定していますが、これは板で作られた階段。土台の丸太が腐っていて、板がぐらぐらします。手すりがあるところとないところがあって怖い!
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板の恐怖から逃れたら最後は橋です。橋には、崖で必死にがんばっていた桜の木が倒れ掛かっていました。足元ばかり見ていると、顔面打撲です。
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橋の途中、ぽっかりあいていて下の地面が見えます。これまた高いです。おおきなきのこが生えていました。
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ポール・ラッシュ記念館を経て清泉寮に戻ってきました。左が宿泊のフロント、右1階がギフトショップ、2階がレストランです。
手前が清里開拓の父ポール・ラッシュ博士の胸像。
旅には全然関係ないですけど、ポール・ラッシュ記念館で、自民党無派閥新人議員の研修会が行われていました。日曜日にこういうところに集まるんですね。 -
清泉寮の庭の木陰でちょっぴり休憩。ジャージーミルクロール1切れ(231円)を買って、おやつ。といってももう昼でした。
休憩してから、キープファームショップで昼ごはんを食べることにして、歩いていきました。南北道路なので、日陰がない道を歩くのですが、とにかく暑い!ふと左側を見ると、名鉄ハイキングコースと名前が付いている自然歩道が、ほぼ車道に沿って林の中を通っています。
自然歩道は、涼しい!快適です。でも途中から林の中にいってしまうので、ぎりぎりのところから車道に戻りました。
写真は自然歩道から車道を見たもの。 -
緩やかな下りの道を歩いて、キープファームショップに到着。車道にある看板です。清里駅から来ると右手にあります。
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舗装されていない駐車場を抜けると写真の建物があります。中はセルフのレストランとギフトショップ、そのまわりに遊具、乳搾りコーナー、トラクター体験があります。
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レストランでホットドッグとジャージーカフェオレのドリンクセット(750円)を食べました。ホットドッグのパンの皮がぱりっとしていておいしかった!
ハンバーグやオムライス、サンドイッチなどもあり、どれもおいしそうでした。
写真は乳しぼり体験コーナー。右手奥でジャージー牛がスタンバっています。 -
トラクターにつながれた荷台の干草の上に乗って牧場をまわることができます。確か300円。日陰がないので暑いでしょうが、子どもたちはうれしそう。
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キープファームショップからピクニックバスに乗るためにバス停へ。
緩やかに上り坂です。 -
バスが来るまで10分位時間があったので、すぐそばのパン&ジャム工房へ。小さなお店です。
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買ったものをテラスで食べることができます。狭いので大勢は、無理です。
店内もとても狭い上に、日曜日ということもあって混んでいました。
でも、ジャムもパンもおいしいです。値段もべらぼうに高いわけではないです。 -
バスに乗って美し森に向かいます。
駐車場から板張りの階段状の道を登ります。約15分。
途中すれ違ったツアーできていた人は、ハイヒールで上っていました…。上れなくはないけど、足にも靴にも板にも良くなさそうです。 -
あっという間に(といっても途中息切れ・・・)山頂です。雲がないと八ヶ岳がきれいに見えるのですが、この日は雲にほとんど隠れていました。
美し森でもジャージーソフトクリームが売っています。清泉寮よりもおいしいと自画自賛されているソフトクリームは250円。でも、この日は特別に200円でした。値段も清泉寮より安い!そして眺めがいいです。
ちなみに、おみやげ物やさんも消費税がかからず、1割引で販売しています。 -
少し高いところに上るだけで清里のイメージが違ってきます。
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かすかに見える権現岳。
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こんなフレームも用意されています。
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美し森から歩いて1分くらいの清里高原ホテルから清里駅までピクニックバスに乗ります。
バスを待っている間にホテルのきれいなトイレを使わせてもらいました。ロビーはいいにおいがして、スタッフは宿泊客でもない私にとても親切。ちょっとのぞくと中庭に池があって、なんてすてきな高原リゾートホテル!
次は絶対にここに泊まろうと、固く決心しました。
駅から歩いて、また萌木の村に行きました。昨日行かなかったところやもう一度見たかったところを回りました。エリア内には、小さなメリーゴーランドがあります。 -
萌木の村に隣接して「ともにこの森」というエリアがあります。その中の、アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュというケーキ屋さんで、ケーキセット(778円:ケーキの値段による)をいただきました。
中よりも外の方が自然の風があってすずしいので、テラスでこんな風景を眺めながら、休憩です。
右手奥の建物は、カントリーインザクラッシックという南欧風ペンション。
昨年行った南仏を思い出しました。 -
私がいただいたケーキ、アカピュルコ。オレンジリキュールとチョコレートムースがとてもマッチしていました。
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旅の締めくくりは、おいしいケーキと紅茶、素敵な風景、そして気持ちのいい風でした。
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小淵沢にて、帰りの特急スーパーあずさ30号。
速すぎて先端部分はシャッターが間に合いませんでした…。
とっても充実した2日間でした!来年もまた行きたい!
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