2005/05/05 - 2005/05/05
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フーテンの若さんさん
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1週間のバリの旅もいよいよ終わり。
最終日は男二人でたかの友梨がお奨めするエステに行く。ホテルからエステまでは車で送迎してもらう。
運転手の名前はヴィンボォウさん。ヴィンボォウさんは28歳の独身男性。他のバリ人同様、非常に陽気で口数が多い。ウブド出身で日本語はペラペラ。現在は仕事のためにジンバランで一人暮らし。彼女はウブドの村に置いてきたらしい。
月に25日1日約8時間働いて、彼の月収は1万円足らず。僕らが払うエステの料金とほぼ同額なので、彼にとって日本人は相当金持ちに見えるだろう。
唐突だが、ヴィンボォウさんに今の生活に満足しているか聞いた。
「お金モットホシイ!日本に行けばお金いっぱいタマル。でも日本ではノーリラックス。ヨユウな時間ナイ。それはイヤネ!!」
なるほど。言われてみると僕とヴィンボォウさんは相対的かも。
★「お金」を持たず、「リラックス」できるバリで暮らすヴィンボォウさん。
★「リラックス」できない日本で「お金」を稼ぎ、「リラックス」を求めバリに来た僕。
果たしてどっちが理想なんだろう。
「お金もたくさんあって、毎日リラックスのあるセイカツ。それが一番理想ネ!」
確かにそれができればいい。だがお金を求めればリラックスできなくなり、リラックスを求めればお金を得ることが難しい。
そう理想を求めれば求めるほど、現実はスルリと逃げていく。何かを満たせば、何かを失う。理想と現実。その二つは、合い交わり満たされることなどない。いつも月の満ち欠けのようにループしていく存在なのだ。
最後の夜、ホテルからクタビーチ上の空を見渡すと、上弦の月が煌々と輝いていた。
バリから眺める月でそんなことを考える。日本に帰ってから見る月はどんな風に見えるのだろうか?
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