【北欧】ノルウェー?−オスロへ

2006/07/15 - 2006/07/23

北欧４ヶ国周遊旅行記の１冊目はノルウェーの首都「オスロ」からです！いきなりフライトが遅れるなど波乱の幕開けでした＾＾；さて、はじまり、はじまり〜。

※略号は、【Ｎ】：ノルウェー、【Ｓ】：スウェーデン、【Ｄ】：デンマーク、【Ｆ】：フィンランドです。

●７月１５日　名古屋→パリ→オスロ【Ｎ】
・７月１６日　オスロ【Ｎ】→（フィヨルドツアー）→オスロ【Ｎ】
●７月１７日　オスロ【Ｎ】→ヨーテボリ【Ｓ】→マルメ【Ｓ】→コペンハーゲン【Ｄ】
・７月１８日　コペンハーゲン【Ｄ】←→ロスキレ【Ｄ】、エルシノア【Ｄ】
・７月１９日　コペンハーゲン【Ｄ】→ストックホルム【Ｓ】→（シリヤライン：豪華客船の旅）
・７月２０日　→トゥルク【Ｆ】→ナーンタリ【Ｆ】→トゥルク【Ｆ】→ヘルシンキ【Ｆ】
・７月２１日　ヘルシンキ【Ｆ】→スオメンリンナ島【Ｆ】→ヘルシンキ【Ｆ】
・７月２２日　ヘルシンキ【Ｆ】→パリ→名古屋
・７月２３日　名古屋（セントレア）到着

エリア オスロ(ノルウェー)

前回と同様、セントレアからJALとエールフランスのコードシェア便で、パリCDG経由。
映画2本（県庁の星、Ｍ：Ｉ１）、機内食2食、ワイン3本、
あとは宇多田の「This is love」やYUIの「Good-bye days」などを
マイリストに登録して、リピート再生して楽しんでました♪

15:35　定刻通り到着しました。パリは快晴！明るいパリは初めてかも＾＾；
乗換えなので入国票はいりません。パスポート審査はものすごく無愛想。
「ボンジュール」と挨拶したのに返してくれないし。「メルシー」

19:05発のオスロ行きは、「Delayed」！！
信じられない。こんな晴天の日になんで遅れるかなー。
搭乗ゲートのD65に行くと、ディスプレイに行き先が表示されていない。
大丈夫かなぁ・・・と他の乗客も不安がってカウンターで質問してる。
そして表示された！と思ったら、ベルリン行きと表示。
その後、オスロに訂正されました。しっかりしてよ！もう！！

待ち時間がたくさんあるので、カフェをいろいろ回ってみる。
ふむふむ、コーヒー2.3ユーロ、カプチーノ3.6ユーロが相場かな。

カフェ「Paul」にて「SAND COPPA COMPTE」を注文！4.90ユーロ。
ボリュームがめちゃくちゃあって、半分で十分。
機内食があったら食べられなくなるもんね（苦笑）
残りは明日に回しました。

結局１時間遅れで出発（＞＜）
まぁ、海外ではたまにあることですね。
飛行機の窓から見えた夕焼けがとってもきれいでした。

機内食がでるか見てたら、来ましたっ！
クスクスとパイとアップルタルトでした。
コーラと一緒に頂きました。

オスロ空港に到着！
随所に木が使われた温かみがある空港に思いました。
バゲージのピックアップに向かいます。

しかしここで失敗！
空港の写真をとってたら、バゲージのターンテーブルを間違えたっ！
だんだん人が少なくなるにつれ、不安がつのり、
ディスプレイをみると、パリからという表示がないっ！
隣のターンテーブルでしたっ！
しかもすぐに自分のスーツケースが見つかった＾＾；
あーあ。

オスロ空港にもセブンイレブンがあってびっくりしましたｗ
街中にはあると聞いていたのですが。
明日用にクラブサンドイッチとペットボトルの水を購入。
レジで値段を聞いてびっくり。52NOK（約1,000円）！！
日本なら高くても500円くらいでしょうか。
サンドイッチは一回りサイズが大きいです。

オスロ駅行きの特急「FlyToget」は160NOK(約3,000円)。
窓口で切符を買おうと思ってたけど、既に閉まっていたので、
タッチパネルの自動券売機で購入する。
「オスロ駅へのシングルチケット」に１タッチで購入できた♪
この電車は珍しく改札があった。（これ以外は改札ではなく検札式）

ホームに降りるエスカレーターに乗ると、
既に「FlyToget」がとまっているではないか！
慌てて、スーツケースをもって駆け下りると、
発車してしまった！！待って〜（＞＜）

結局次の電車まで20分も待つことに。
23:36 Asker行き。
あーあ、オスロ駅に着く頃には日付が変わっちゃうなー。

FlyToget、かっこいいです♪
全席自由席でした。
オスロ駅に向かう途中、
まだ少しだけ空が夕焼けに染まっていて感動☆

オスロ駅周辺は週末のせいか酔っ払いが非常に多く、注意してスーツケースを転がした。
とにかくホテルへ急ごう！

ホテル「シティ」。ここで2泊しました。
ガイドブックの情報通り、駅から2,3分でした♪
さて、入ろうとするが自動ドアがあかない！！
ピンチ！時間が遅すぎたか？！
チャイムがあるのを発見！2回ほど押すと少し間をおいて、Hello！という女性の声。
しどろもどろに身分を説明した。
やがてドアが開き、フロントは４Ｆと知っていたので、エレベーターへ！
４Ｆには声の持ち主が迎えてくれた。
さっそくバウチャーを見せ、部屋の鍵をもらう。

ホテルの鍵は６Ｆだった。
部屋に入り、緊張がほぐれたとたん、
すさまじい疲労が襲ってきたｗ
無理もない、日本で朝起きてから、
実に２６時間が経過している。
そのまま寝ようかと思ったけど、シャワーを浴びる。その日の疲れは、その日のうちにね。
窓の外から、相変わらず酔っ払いたちの声が聞こえる。目覚まし時計をセットしてベッドに入るも、うるさいのと心の高ぶりで眠れない・・・。

（２日目はオスロを離れたので、次の旅行記にゆずります。３日目へ！）

３日目にして、オスロ最終日。

5:30に起き、駅で用事を済ませた後、
ゆっくりとカールヨハンス通りを散歩。
さすがに人はまばらだ。

繁華街をぬけると、通りの先に王宮がみえた！
待ってろよ〜、今から行くからなぁ（笑）

この時間でも半そででちょうど良かったです。
月曜の早朝、駅に向かう人の中、逆行中。

王宮に向かう途中、左手に国会議事堂がありました！

ガイドブックによると2005年にさっぽろ雪祭りのモデルになったそうです。知らなかった！！
1866年にたてられたそうです。

カールヨハンス通りの中でも、
一番お洒落なスポット。
ピンク色の建物が目立ちます！

噴水の近くに何やら怪しい動物？の像が。
気になったので撮ってみました＾＾；
結局、正体分からず。。。

そしてカールヨハンス通りで一番気になったのが、コレっ！
日本でもお馴染み、ハードロックカフェです！！
とてもお店とは思えない重厚な建築！！

海外のハードロックカフェは
特にスケールの大きなものが多いですね。

ノルウェーの名門大学のオスロ大学です。
これもカールヨハンス通り沿いにあります！
写真をとっている間にも学生と思われる方々が
脇を通り過ぎていきます。

花壇にきれいな花がいっぱい咲いていました。

王立劇場、オスロ大学を通り過ぎ、ひたすらカールヨハンス通りを進む。歩くこと30分くらい。
ついにカール・ヨハンの像がたつ王宮に辿り着きました！！現ノルウェー国王が暮らす建物です。クリーム色がきれいでした♪

後ろを振り返ると、今までずっと歩いてきた
カールヨハンス通りがまっすぐ見えます。
この王宮にいらっしゃる方の旅行記を拝見すると、ほとんどこの写真を撮られてますね。
確かに撮りたくなる気持ちが分かります。

さて、衛兵さんが3人いらっしゃいました。
その中でも王宮の正面を見張る衛兵のところに行き、
「写真をとっていいか？」と聞くと、
Yes！と答えてくれました♪
いい人だっ！（本当は答えちゃダメでは？）

朝方少しくもっていた空も、
だいぶ晴れ上がってきました♪

カールヨハンが今にも、馬に乗って
飛び出していきそうです！！

王宮から国立劇場へと戻って、
オスロ市庁舎へと向かいます。

国立劇場の前には、
ノルウェーの代表的な劇作家の
ビョルンソンの石像がありました。
他にもいくつか石像がありましたが、
中には、頭に小鳥がとまっているのもあり、
思わずにやっとしてしまいました＾＾

1日目、2日目とも夜遅く、朝早かったので、
ようやくオスロを走るトラム（路面電車）に
出会えました。
でも結局乗らなかったなぁ〜。
（その分、ヘルシンキでは、たくさん乗ったけど）

朝７時をまわり、太陽もだいぶ上がってきました。

目の前にでーんとオスロ市庁舎が現れました！
こちらが裏側になるのかな？
時計がかっこよかったのと、段々に水が流れる様子がステキでした！

市庁舎の横の庭園です。
とってもきれいに手入れされていました！！
ヨーロッパにしては珍しく浮浪者の姿もありません。
改めて生活水準の高い国なんだと思いました。

芝生が輝いてみえます♪

市庁舎の前は、すぐに海が広がっていました！
この船、かっこいい！！

今日は日本が「海の日」の祝日です。
僕の「海の日」は、このオスロフィヨルドになりました♪＾＾ｖ

でっぷりとしたカモメがいっぱいいました！（ここで美味しそうとはさすがに思わない＾＾；）
遥か海の向こうにはなにがあるのかな？
この海からフィヨルドツアーやデンマーク行きの船もでているようです。

港から中世の城塞「アーケシュフース城」が
見えました！時間が合わず、今回は見送り・・・。
ノルウェーの王だったクリスチャン４世が暮らしていたそうです。

さて、これが市庁舎の正面側？です。
ノーベル平和賞の受賞会場として有名です。
四角い２つの塔が印象的です。
均整がとれていて、どっしりとした雰囲気があります。
どこぞの中途半端な市役所とは大違い！
（どことは言いませんが・・・）

この前を水色のトラムが走り抜けていきました。

そろそろお腹が空きました。
散歩はこれくらいにしてホテルで朝食を。
ちょっとした散歩なのにすぐに腰にきました（＞＜）
明らかに運動不足です。

写真はホテルに帰る途中、面白かったので
撮ってみました。

ホテルの朝食はビュッフェ形式で。質素ながら、満足のいくものでした♪
2日目は朝早すぎて、食べられなくて残念；；
クラッカーにチーズとハムをのせて、トマトやズッキーニをそえて食べると、うまい！！
ゆで卵を食べ、濃厚なオレンジジュースと
爽やかなアップルジュースを飲んで、元気回復！！

しっかり食べて、少し部屋でゆっくり。
ストレッチで身体をほぐし、今日も頑張って動くことを誓います！
そしてスーツケースをもってフロントでチェックアウト！
そして駅のコインロッカーにスーツケースを預けます。（大きいサイズで30NOK・600円くらい）

身軽になって地下鉄に乗り、
郊外のムンク美術館を目指します！

中央駅の地下鉄駅はきれいでした☆
複数の路線が同じホームに乗り入れるため、
ディスプレイで次に来る電車が
どの路線で終点はどこか表示されます。
まぁ、ムンク美術館の近くのトゥーエン駅は、
どの路線も通るので問題ありませんが。

地下鉄の自動券売機。
「Ny billet」の「Voksen」(成人)というキーワードで簡単に切符が購入できました。
オスロ内なら20NOK(約400円）です。

改札はなく、検札の車掌さんも現れませんでした。
信用されてるんだなぁ〜。

ムンク美術館はトゥーエン駅から案内に沿っていくと公園内に姿を現します。
近代的なきれいな建物です！

開館前に着いたので、旅行記の続きを書いてみたり。
この美術館では、ムンクの代表作「叫び」が盗まれて以来、セキュリティーが厳しくなりました。バッグは全てコインロッカーに入れます。（お金は戻ってくるタイプ）

そしてゲートで金属チェックをして、65NOKの入場料を支払い、館内へ！！

※この2ヶ月後・・・9/1に「叫び」が無事に戻ってきたとニュースで聞きました。

ムンクの写真や自画像がたくさんありました。
へぇ〜、こんな人だったんだ！

ちなみにカメラはコインロッカーに預ける必要はなく、フラッシュ禁止以外は自由に撮影できます。

こんなにムンクの絵をたくさん観たのはこれが初めてです。
叫びの印象しかありませんでしたが、色々なジャンルの絵画をみることができました。

この絵と「KISS」の絵が印象的でした。
どこがって？それは言えないな・・・。

叫びもありました。
他の作品とは違い、絵画の前にロープがはってありました。
これを観ると、つい真似したくなるのですが。。。
わあぁぁ〜

白黒のタッチが素敵でした☆

思ったより作品数は多くなかったです。
やっぱり国立美術館に行きたかった！！
（この日は月曜のため休館日でした。。。）

地下鉄でオスロ中央駅に戻り、昼食にでかけます！
その前に大聖堂があいてる時間だ！
行かなきゃっ！ってことで、
晴れ上がった空に大聖堂の塔が生えます☆

聖堂内のステンドグラスがまず目を引きました。
ガイドブックによると、エマヌエル・ヴィーゲランの作品だそうです。
色彩鮮やかでした♪

そしてオルガンは600本ものパイプが備えられているとか。できれはここで、パイプオルガンのコンサートを聴きたかった！！

シャンデリアも豪華で洗練されています！やっぱり都市を代表する大聖堂はどこも見ごたえがありますね＾＾

さて、お昼はノルウェー・サーモンを食べに、
老舗「ストルトルヴェッツ・イェストギヴェリ」へ！
出発する前から、この舌のかみそうな名前を覚えておいたのに・・・開いてない！！
もう既に開店時間を過ぎているのに！！
何度もガイドブックを確認して、扉にはってある張り紙をみて青くなりました。

「夏休み！！」

えーっ、そんなぁ・・・。
しょうがないので、ガイドブックで近くのノルウェー料理を食べられるお店を調べて、捜すもお店が変わったようで、コンビニになっていた。がーん。

そのうち小雨も落ちてきて、一気にブルーに！

こうなればカフェでオープンブローにしよう！！
さっきの店の近くの「モナリザ」というカフェで、
スモークサーモンとエッグのオープンブローにしました。
グラスの白ワインと一緒に。
運ばれてきた皿の盛り付けが良かった☆
野菜不足だったので、野菜がいっぱいでうれしい♪
そして、念願のスモークサーモンがうまいっ！！
白ワインも進む一品！

さぁ、いよいよデンマークに向けて出発！！
お腹も満たされ、セブンイレブンで食料品を調達。
残り、8NOK！！(約150円）
駅のトイレに行こうとしたら、
チップ制なのすっかり忘れてた・・・。
10NOK！
がーん、俺の残金、トイレも行けないし＾＾；
トイレは列車ですますことにして、
セブンで8DKRで何が買えるか探す。
ガムやメントスくらい買えると思ったのに、
みんな10NOK以上する。
8NOKの「何か」を見つけて買ってみた。
さて中身は何だろう・・・。

（この続きは４冊目です！！）

この旅行記へのコメント （6）

• デコさん 2006/09/03 06:39:38

  オスロ！

  kazu0204さん、おはようございます。
  
  今日は、オスロを見せていただいています
  とってもわかりやすいコメントで、
  ご一緒させて頂いているような気持ちになりました。
  私は国立博物館のほうは入れたのですが、
  大聖堂の方が、8月1日から修復工事が始まっていて入れませんでした。
  とてもきれいなステンドグラスやフレスコ画を楽しみにしていたのですが、
  がっかり！のところ、kazu0204さんのページで拝見でき、
  やっとスッキリしました。
  ありがとうございました。
  
  またお邪魔させていただきますね。

  kazu0204さん からの返信 2006/09/03 22:39:13

  RE: オスロ！

  デコさん、こんばんは。
  書き込みありがとうございます☆
  
  大聖堂、修復中だったんですか！ｗ
  それはお気の毒に・・・。
  修復も観光シーズンを考えてやって欲しいですよね！
  といってもしょうがないですね。
  
  また遊びにいきますね♪

• 花やんさん 2006/07/28 15:38:53

  別の『叫び』が展示されているのですね。

  ムンクが描いた４点のうち、「ムンク美術館」にあった１点が強奪されたと報じられましたが、美術館所蔵のもう１点が展示されたのですね。
  私は盗まれたものと国立美術館の２点を見ましたが、同時に見比べることは出来ませんので、どちらがどうだったか覚えていません。
  出来れば今度展示されたものを見る機会があればと願っています。
  
  

  kazu0204さん からの返信 2006/07/28 21:57:02

  RE: 別の『叫び』が展示されているのですね。

  花やんさん、こんばんは！
  書込みありがとうございます。
  
  旅行前に花やんさんの旅行記も参考にさせて頂いてました。
  確かに「叫び」の強奪はショックでしたね。
  「叫び」は正式？なのは４枚だそうですが、
  下絵などを含めるともっとあるようですよ。
  

• dana7さん 2006/07/25 10:19:08

  お帰りなさい〜♪

  kazu0204さん
  こんにちは！
  北欧旅行からお帰りなさい〜♪
  工事中のところ、早速お邪魔しちゃいました。
  
  写真で見る限り、、、やはり寒かったですか？
  私たちはオスロは雨にたたられ寒かったフログネル公園と
  ムンクの美術館ぐらいしか観光しなかったので
  ふーん、雨の降らない街中はこんな感じなのか〜と
  改めて見ることが出来ました！ありがとう
  
  ムンクも（そんなに好きな画家ではないけど）彼の生い立ちや絵の背景を聞くとなんとなくあの絵も納得できるなーと思ってみたり。。。
  叫び以外の絵も沢山ありますしね。
  朝食のプレートかな？ハム類が沢山あって
  美味しそうですがお食事はどうでした？？
  
  また続きを楽しみにしています！
  dana7

  kazu0204さん からの返信 2006/07/25 20:45:21

  RE: お帰りなさい〜♪

  ただいま〜。
  早速の訪問、ありがとうございます♪
  なかなか仕事もあり、
  早く更新したいのに、更新できず、
  もどかしい日々を送ってます＾＾；
  
  オスロは半そでで過ごせましたよ。
  ヘルシンキの方が雨に降られて、長袖でした＾＾；
  ムンクの他の絵を見ることができて良かったです。
  叫びだけの作家のイメージですから。。。
  
  また更新しますね。