★珊瑚の楽園ブナケン島・ＢＵＮＡＫＥＮ・ＣＨＡＣＨＡ滞在記’０６(?)

2006/07/04 - 2006/07/11

☆ブナケン島・チャチャ滞在５日目。早いものでもう明日は出発の日です。朝から夕方までスノーケリング三昧の毎日でした。っていうか、基本的に素晴らしい珊瑚礁の海があるだけで、海以外の楽しみはほとんありません(笑)が、それでもお釣りがくるくらい楽しく充実した毎日です(^^♪。

エリア スラウェシ島(インドネシア)

☆７/９(日)、明日の朝、９：３０頃チャチャを発たなくてはならないので、海に入るのは今日が最後です。キレイな朝焼けで今日も天気がよさそうです。どんな魚に会えるでしょう・・。

☆今日の１本目は、２度目になるレクアン(?)。ここは浅めの珊瑚棚から垂直のドロップオフになっているので、ダイビングにもスノーケリングにも向いています。

☆美しい珊瑚礁のドロップオフから、ウォールダイビング中のダイバーが吐く泡が立ち上ってきています。。。。。。。

☆ナポレオンが泳いできました。でもこれ以上近づくことなく無視されました(涙)。

☆ブナケン島はクマノミ(アネモネフィッシュ)天国です。水深１ｍくらいの浅い所にもいるのでスノーケラーでも簡単に見られます。※写真はスパインチークアネモネフィッシュ。

☆他のクマノミ類に比べると数は少ないですが、セジロクマノミもいます。

☆イソギンチャクの好みがあまりないクマノミ。

☆シライトイソギンチャクかセンジュイソギンチャクにしかいない、ハナビラクマノミは上品な色合いでクマノミ界のセレブって感じ♪〜。(独断的)

☆ドロップオフには地味な色合いながら、タカサゴスズメダイやマツバスズメダイなどがぐっちゃり。

☆２本目のスポットはブナケンティモール。ティモールとはインドネシア語で東の事で、同じ東側でもチャチャの南に位置します。一見ムスジコショウダイに似ていますがアヤコショウダイです。

☆浅瀬のテーブル珊瑚の上でササムロがまったり(？)していました。クリーニングステーションなのかも知れません。

☆波が穏やかな日は海面が鏡のようになり海の中を映し出します。

☆ブナケン島周辺はインドネシア初の海洋国立公園に指定されています。珊瑚の種類だけでも６００〜８００種類とも言われ(数えたのかな？)、どこを潜ってもまるで珊瑚のお花畑のようです♪。

☆今回は２００種以上網羅した珊瑚図鑑を持参したのですが、ブナケンの珊瑚の種類が豊富過ぎて、図鑑では確認しきれませんでした。

☆ナポレオンフィッシュがいました。後日、ジャカルタ発時事通信のびっくりニュースがネットに載りました。　
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ナポレオンフィッシュに絶滅の危機＝中国人が肉を珍重、密漁盛ん
2006年 7月18日 (火) 12:5
（時事通信）
【ジャカルタ１７日】ダイバーにも人気のあるナポレオンフィッシュが、違法に捕獲されたりして絶滅の危機に瀕している。ナポレオンフィッシュのやわらかい肉は中国で珍重されており、高値で取引されている。

インドネシアでは６月、密漁された３６匹のナポレオンフィッシュがスラウェシ島のマナド空港で押収された。香港ではナポレオンフィッシュは１キロ８０−１３０ドルで売買されており、押収されたものも香港のレストラン向けだった。

国際自然保護連合の専門家は、最大で体長２メートルを超え、重さ２００キロにも達するナポレオンフィッシュは、生まれてから５年程度経たないと繁殖能力が備わらないが、それまでに漁師に捕獲されてしまうことが多く、このままでは絶滅する恐れがあると指摘している。

環境保護グループのグリーンピースは２００４年に、ナポレオンフィッシュはインドネシアのサンゴ礁海域で急激にその数が減っていると警告した。また別の自然保護団体は、ナポレオンフィッシュの生息数は、１平方キロ当たり３−４匹にまで減少したと推定している。

捕獲には厳しい制限が設けられているが、フィリピンやマレーシア、それにインドネシアでは盛んに密漁が行われている。捕獲が禁止されている北スラウェシだけで当局は、５カ月間に３回、中国向けに密輸されようとしたナポレオンフィッシュを計６９３匹押収した。〔ＡＦＰ＝時事〕

☆マトフエフキかな？ドロップオフを川のように群れています。

☆薄紫色の枝珊瑚の森をスダレチョウチョウウオ群れやニザダイが幸せそうに行き交います。

☆またナポちゃんがやってきました。しかし密漁の影響があるのでしょうか、足早(ヒレ早？)に通り過ぎて行きました。

☆透明度がいいとドロップオフは吸い込まれそうなほど青々としています。トゲチョウチョウウオの黄色が一段と鮮やかに見えてきます♪。

☆トゲチョウチョウウオ。

☆昼食はＩ　Ｆｕ　Ｍｉｅ(イ・フゥ・ミィ)インドネシア版あんかけカタヤキソバです。ミィ・ゴレンはよく知られていますが、これは初めてでした。あっさりした味付けのあんなので、ダブダブとお酢でメリハリをつけると、より美味しくなりＧｏｏでした(^^♪。

☆午後もいい天気でしたが、年甲斐もなくスノーケリングのし過ぎで少し疲れ気味だったので、明日の帰国に備えチャチャでのんびりすることにしました。
リゾートの庭や裏山を散策すれば、ヘリコニアやハイビスカスなどの熱帯らしい花や、名も知らない可憐な野の花が人知れず咲いています。

☆裏山にひっそり咲いていた清楚な花(^^♪。

☆７/９(日)最後の夕食。どんな美味しいものがいただけるのだろうと楽しみにしていたのですが、なぜか３日前の夕食と同じメニューでした(？)。献立のサイクルはあるでしょうから、ロングステイならば致し方ないでしょうが、３日前と同じとは・・。たぶん理由はあったのしょうが・・・。聞けませんでした(ーー゛)

☆７/１０(月)、楽しかったブナケン島も今日でサヨナラ。お世話になったスタッフ達と記念写真などを撮り、朝９：３０頃、滞在中仲良くしていただいたネイト君一家とチャチャを出発しました。次はいつこられるかな〜なんて思いながら、遠くなる島影をいつまでも見送るうちにメナド港に到着しました。

☆このまま空港に行っても２時間前のチェックインまで１時間くらい時間を余してしまいます。チャチャをギリギリに発ってもいいような気もしますが、この１時間は天候異変や船の故障など万が一に備えかと思います。この余った１時間を別料金で市内観光や買い物もできます。※事前にチャチャで予約してください(１時間１人、７５０００Ｒｐ又は１０＄)。　私は最近新しくできたメガモールに行きスーパーでメナドコーヒーやクルップ・ウダン(エビセン)などをゲットしました。お土産物はメナド空港でも少し売っていますが、高い割りにたいしたものは売っていません。

☆メナド空港でチェックインする際、成田までスルーチェクインをお願いしたのですが、機械の調子が悪かったらしくできませんでした。スーツケースはスルーですが、シンガポール→成田間の搭乗券はシンガポールで発券してもらいます。シルクエアー(ＭＩ２７３)は定刻通り１３：５０メナドを離陸。機内食はシーフードパスタをいただきました。カートにはビールの他にワインもありました。近くに座っていた○○リゾートのイントラ女史はシンガポールに到着するまで、ずっとビールを飲みっぱなし！あっぱれ(？)大酒豪でありました\(＠o＠)／

☆シンガポール空港。成田までの搭乗券が無い場合は、ここでトランジットの手続きをします。番号札が渡されるので自分の番号が表示されるまで、のんびり待ちます。

☆シンガポールに１７：１０に到着し成田への便は、２０：３５発(ＳＱ９９６)か、２３：４０発(ＳＱ９９８)になります。ＳＱ９９６はバンコク経由便ですが、乗り継ぎ時間が短く、ＳＱ９９８は直行便ですが待ち時間が６時間半と長くなります。３年前はＳＱ９９８便しかなく、免税店の買い物等にあまり興味のない私は時間を持て余してしまったので、今回はバンコク経由便を選択しておきました。飛行機は窮屈ですが、食事もつくしビールも飲めるし(笑)・・・←(単なるケチ？)

☆搭乗までまだ時間があったので、空港内をプラプラしていたら小腹が空いて来ました。３階のフードコートの麺専門店にミー・クア・シーアム(Ｍｅｅ　Ｋｕｗａ　Ｓｉａｍ)というのがありました。シーアムとはタイの昔の呼び名サイアム(シャム)のことだろうと想像し、タイ風の汁麺ならきっと美味しいだろうと想像し、注文しました。でも作っているオープンキッチンを覗いたら、麺を茹でる釜のお湯がラードのごとく、ギタギタしていて、いやな予感がしました。日本なら釜にお湯をジャンジャン足して茹でこぼすので、そんなにギタギタすることは無いと思うのですが・・。
いざ食べてみたら、激甘！！　いくらタイ風にしても甘過ぎ！タイでもこんな甘い麺は食べたことがありあません。もったいないので酢を大めにたらし、なんとか６割りほど食べました。どうにもこの麺がヤッパいけなかった。バンコクへの飛行機に搭乗したとたんに、ムカムカしてきてお腹もキュー！！あのギタギタ油にあたったのかもしれません。お腹の弱い方はご注意召され。

☆そんな理由でシンガポール→バンコク間の夜食は、タイ風魚のスフレ仕立てを選択してみたものの、全く食欲が湧かず、ほとんど口にできませんでした。でも、しっかりビールだけは飲んでいるし(笑)。っていうかビールの苦さがムカツキを押さえてくれました。
ピーしたら脱水症状にならないように、水分の補給はかかせないと言うし・・(ビールも水分か？)

☆今回バンコク経由便を選んだ理由の一つに、新しいバンコク空港を見てみたいというのもありました。しかし、当初開港予定の６月が９月に延期になってしまいました。がっかりだ〜！　そもそも２，３年前からもうすぐオープンするオープンすると言いながら、今日までずれているわけだから、９月もどうなることやら・・、さすがマイペンライの国だわさ〜♪　でもドンムアン空港の見納めだと思えば良かったのかもね(^^♪　バンコク乗り継ぎ便は一度飛行機から降りるので、４０分くらいは空港ビルをプラプラ散策出来ます。でも写真左の足つぼマッサージ店を利用するのには、ちと厳しいかも。

☆バンコクを定刻より少し遅れて飛び立ち、今回の旅行最後の食事です。インターナショナル(魚のソテー)か和食(鶏肉の味噌風味焼き)の選択でした。シンガポールからのムカツキはだいぶ治まってきましたが、あまり食欲はありません。肉系は好きではないのですが、茶そばだけ食べたさに和食を選びました。ブナケン島滞在までは素晴らしい旅行でしたが、最後の最後、シンガポールでの詰めが甘かったようです。まあ、それでもちょっとお腹をこわしたくらいで、全般的には天気にも恵まれ充実した旅になりました。いつまでもあの素晴らしい珊瑚の楽園が、楽園であり続けれれるように願うと共に、お世話になった方々にあらためて感謝です。テレマカシ・バニャ！　またお世話になります(^^♪

この旅行記へのコメント （4）

• yquemさん 2010/06/26 21:42:37

  はじめまして

  ブナケンチャチャの旅行記拝見いたしました。
  私は家族で2006年8月の後半に滞在しました。
  同じくシンガポール経由で！
  
  j-ryuさんのお写真は
  どれもブナケンの美しい風景が伝わってくるいい写真ばかりですね。
  
  癒されたい時は、またチャチャの旅行記を訪問させていただきま-す。
  

  j-ryuさん からの返信 2010/06/27 05:56:55

  RE: はじめまして

  yquemさん、おはようございます＆はじめまして！
  ご来訪＆コメントありがとうございます。
  私の２度目のチャチャが７月だったので
  そのすぐ後だったんですね。
  なんだかんだでもう４年も経ってしまいました。
  その後も南の海は何ヶ所か行きましたが
  ブナケン島の珊瑚の素晴らしさと生物層の厚さは
  世界トップクラスだと実感しています。
  何もない島ですが大自然にひたりながら
  家族的もてなしでほんとリラックスできる素敵な島です。
  また機会があれば出かけてみたいです(^^♪。
  
  
  j-ryu

• yo haiさん 2006/08/08 00:16:26

  綺麗なうみですね

  はじめまして
  
  yo haiともうします
  
  綺麗な海を見せていただきまして　ありがとうございます。
  
  シンガポールから　こんなに近くに　綺麗な海があること知りませんでした。
  
  最近は　シンガポールまではよくいくんですが　いつもマレーシアやタイ、ベトナムに上がっていってるんで　インドネシアはチェック（ビザが必要と聞いてから）してませんでした。
  
  １０何年も前に　バリ島でふらふらしていたときに　すごく海が綺麗でいいとこがあると　一度誘われたんですがそのときは　船でしかいけないのと　天候の関係で　帰ってくるのは　いつになるか　わからないといわれて　行くのを断念してしまった記憶が　あります。
  （若いときだったんで　またいつでも　これると思いもあったんだが）
  
  そんな　思いもあるんで　時間を作って　行ってみたいと　思ってるしだいです。
  
  いざ　行くとなると　いろんなこと　質問させていただくと思いますんで　よろしく　お願いします。
  
  
  　　

  j-ryuさん からの返信 2006/08/08 13:59:34

  RE: 綺麗なうみですね

  サワディ・カップ！
  
  yo haiさん初めまして！
  ご訪問＆ご感想、ありがとうございます(^^ゞ。
  
  私もyo haiさんのタイ旅行紀を懐かしく＆興味深く拝見させて
  いただきました。
  特に、パタヤとジョムテンビーチは初めてのタイだった上に
  その後の海外旅行にはまるキッッケの地なんですよ。
  パタヤ自体の妖しさは大好きなのですが(笑)、海がイマイチなので
  その後の興味はピピ島などキレイな海にだんだん移行していきました。
  
  時間や予算がいっぱいあれば、バガンやマチュピチュなど行って見たい場所は多々あるのですが、今のところはキレイな海で癒されるのが最高の
  ご褒美になっています。
  
  ジョムテンでのお写真を拝見させていただくと、私よりはちょっぴり
  ご年配なのかな〜と、ご推察しますが、
  若者顔負けのバイタリティには驚かされました。\(~o~)／
  私もまだまだ、負けずに冒険心をなくしちゃいけないと思いました。
  今後の励みにさせていただきます。
  
  よろしければ、また遊びにいらして下さいね。