ハンガリー・ウクライナ旅行−6

2006/06/24 - 2006/07/02

ウクライナの首都キエフは実に整備されている都会である。地下深くに地下鉄が走って、バスも整備されているので歩き易い。

キエフはドニエプル川の高台に発展した街と思う。この川は遊覧船が出ている。ただし、それは川を上り、下りする1時間程度の単純なものだが、ふと乗ってみたい。乗り場は地下鉄駅を降りた岸壁側の10番、11番から交互に出ていて料金は20〜25rph（500円程度）である。ただ、この料金でも若い人などには少し高いようである。乗った船に子供さん2人とお父さんの3人が居た。お母さんともうひとりの女性は乗らずに岸壁で待っている。どこでもお母さんは同じであり、お金をきちんと節約し、子供さんのために使っている。それから若い人達（女性が大半）が居た。たぶん結婚した女性のお祝いパーティーのようである。これが不思議なのだが、男性側の友人は1人しかおらず、後は全て女性である。これは習慣・伝統なのであろうか。このパティーが実ににぎやかで船上でのディスコ大会である。ウクライナは女性が強い！翌日は公園でも同じようなパティーをしているグループを見かけた。飲み物とスナック類は持ち込みである。経済的なことがあるのであろうが、見ていて実に明るく楽しい。

キエフだが、有名なのが古い教会である。ソフィア大聖堂（世界遺産）、聖ミハエル聖堂、アンドレ教会と古い伝統的な教会が通りに続いている。わたしはアンドレ教会が一番落ち着いて気持ちになれた。なお、女性は髪や肌を隠すスカーフが必要である。

市街から離れた場所には非常に多くの巡礼者が訪れるベチェールスカ大修道院（世界遺産）がある。このには地下墓地があり、ミイラした遺体が安置されている。
この地下墓地は聖なる場所であり、女性は大きなスカーフで肌の覆わないと入れない。わたしは少し閉所恐怖症なところがあり、短い時間しか中に居れなかった。狭いのと細い通路をローソクの明かりで歩かねばならない。狭い場所が苦手な人は事前の気持ちの整理と奥深く入らないことが大切です。

エリア ウクライナ

ドニエプル川からの眺め

これが遊覧船です。

聖ソフィア大聖堂からミハエル大聖堂方向の広場と通り。

聖アンドレイ教会

アンドレイ教会の近くの通りにて