ウクライナ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ウクライナへの旅行について、VISAが必要なくなったので自由に旅行が出来ます。<br /><br />ただ一番困るのが言葉が話せない、読めない、書けないの3重苦です。英語はほとんど通じません。加えて、アルハベットが英語式ではなくロシア語式なので読めない。これは地下鉄に乗る時にどちらが目的地方向かが全く分かりません。また、どの駅で降りるかもダメです。それと行き先を書くことが出来ないので現地の人に聞けません。このため一人旅行ですと場所を探すのも大変な労力と時間を費やします。<br /><br />例えば、キエフから国際空港に行くバスですが、キエフ駅南口とあります。では南口はどちらなのか。話せない、書けない、読めないではなんともなりません。キエフ駅の2ヶ所の入り口を根気良く歩いて調べるしかありません。バス亭は分かりましたが、それは空港に行くような人が並んでいたのでガイドブックの国際空港と書かれた現地語を見せて確認できました。バス亭には発時間と行き先が表示されてますが、空港とか飛行機の絵がないので見ただけでは気づきません。<br /><br />現地の人に聞く場合は50前後の女性が親切です。必ず現地語で書かれたものを見せて聞くことです。こうすると相手も直ぐに理解してくれて親切に教えてくれます。たどたどしい英語を使いながら実に親切でした!<br /><br />キエフは地下鉄、バスが発達しているので移動は便利です。料金も1回10円程度で極端に安いので気楽に使えます。地下鉄は専用コイン(プラスティク製)を買い、駅の入り口でコインを入れて入ります。ホームまでがエスカレーターですが、5分以上かかるというほど深いところにあります。世界一深い地下鉄ではないでしょうか。<br />バス、トロリーバス、市電なども同じ料金で1回約10円です。これは乗ると車掌さんが来て料金を払うと切符をくれます。これを自分で検札機に入れて穴をあけます。切符を買うには小さなお金が必要です。なお、切符は何枚でも一度に買え、次回も使えるので余分に買っておくのが良いです。<br /><br />現地ではこの他にミニバスが頻繁に走っています。これは番号と行き先がかかれた小型バスですが、現地語が分からない外国人には利用できません。とくに地方都市はこのミニバスが主体と思いますので、地方都市の移動は不便です。<br /><br />タクシーの利用。これはお勧めします。ただどこでも雲助タクシーは居ると思いますので、行く先を書いたものに値段を書いてもらうかすると料金と行く先の両方が確認できます。<br />リヴィユーで郊外の博物館に行く時に市電が分からずタクシーを利用しました。料金は20rph(400円)で約15分程度です。市内から空港までが50rph(1000円)でした。おそらく外人用で高いとは思いますが、法外な料金ではなく行く先に着けるので利用価値は高いです。<br /><br />国内線飛行機について、これは高い。リヴューからキエフまで国内線を利用しましたが、約12000円です。2ヶ所の旅行会社で確認しましたが、乗る日まで時間がないため割引がないとのことです。ただ一晩の夜行列車を1時間程度のフライとで済ませるならそれも致し方ないと思います。時間に余裕がない人は国内線での移動が一番でしょう。ただ、飛行機が旧ソ連製で足元が寒かったです。<br /><br />ウクライナ旅行は苦労も半端でなく多いです。ですから冬の寒い時期は基本的にはお勧めできません。春から秋の旅行で時間に余裕を持っていればなんとかなります。それよりなによりも外国という感じを堪能できます。<br />キエフの独立広場(一番有名な広場で観光スポット)で写真を撮っていたら警察官にパスポートをと言われました。初めコピーを見せたのですがこれではダメで本物でスタンプを押してある所と入国カードの半券を見せて問題なくOKでした。違法労働者の取り締まりのようです。ふと周りを見ると周りは白人だけで黄色人種はわたし一人です。こんな観光スポットでも日本人は居ないし、アジア人も居ません。<br /><br />実に楽しい異国の旅行です。とくにキエフは本当に整備されている都会です。地方都市(リビューだけですが)と較べると地方都市の未整備が極端なほど感じられました。<br />

ハンガリー・ウクライナ旅行−5

1いいね!

2006/06/24 - 2006/07/02

768位(同エリア837件中)

0

5

寅

寅さん

ウクライナへの旅行について、VISAが必要なくなったので自由に旅行が出来ます。

ただ一番困るのが言葉が話せない、読めない、書けないの3重苦です。英語はほとんど通じません。加えて、アルハベットが英語式ではなくロシア語式なので読めない。これは地下鉄に乗る時にどちらが目的地方向かが全く分かりません。また、どの駅で降りるかもダメです。それと行き先を書くことが出来ないので現地の人に聞けません。このため一人旅行ですと場所を探すのも大変な労力と時間を費やします。

例えば、キエフから国際空港に行くバスですが、キエフ駅南口とあります。では南口はどちらなのか。話せない、書けない、読めないではなんともなりません。キエフ駅の2ヶ所の入り口を根気良く歩いて調べるしかありません。バス亭は分かりましたが、それは空港に行くような人が並んでいたのでガイドブックの国際空港と書かれた現地語を見せて確認できました。バス亭には発時間と行き先が表示されてますが、空港とか飛行機の絵がないので見ただけでは気づきません。

現地の人に聞く場合は50前後の女性が親切です。必ず現地語で書かれたものを見せて聞くことです。こうすると相手も直ぐに理解してくれて親切に教えてくれます。たどたどしい英語を使いながら実に親切でした!

キエフは地下鉄、バスが発達しているので移動は便利です。料金も1回10円程度で極端に安いので気楽に使えます。地下鉄は専用コイン(プラスティク製)を買い、駅の入り口でコインを入れて入ります。ホームまでがエスカレーターですが、5分以上かかるというほど深いところにあります。世界一深い地下鉄ではないでしょうか。
バス、トロリーバス、市電なども同じ料金で1回約10円です。これは乗ると車掌さんが来て料金を払うと切符をくれます。これを自分で検札機に入れて穴をあけます。切符を買うには小さなお金が必要です。なお、切符は何枚でも一度に買え、次回も使えるので余分に買っておくのが良いです。

現地ではこの他にミニバスが頻繁に走っています。これは番号と行き先がかかれた小型バスですが、現地語が分からない外国人には利用できません。とくに地方都市はこのミニバスが主体と思いますので、地方都市の移動は不便です。

タクシーの利用。これはお勧めします。ただどこでも雲助タクシーは居ると思いますので、行く先を書いたものに値段を書いてもらうかすると料金と行く先の両方が確認できます。
リヴィユーで郊外の博物館に行く時に市電が分からずタクシーを利用しました。料金は20rph(400円)で約15分程度です。市内から空港までが50rph(1000円)でした。おそらく外人用で高いとは思いますが、法外な料金ではなく行く先に着けるので利用価値は高いです。

国内線飛行機について、これは高い。リヴューからキエフまで国内線を利用しましたが、約12000円です。2ヶ所の旅行会社で確認しましたが、乗る日まで時間がないため割引がないとのことです。ただ一晩の夜行列車を1時間程度のフライとで済ませるならそれも致し方ないと思います。時間に余裕がない人は国内線での移動が一番でしょう。ただ、飛行機が旧ソ連製で足元が寒かったです。

ウクライナ旅行は苦労も半端でなく多いです。ですから冬の寒い時期は基本的にはお勧めできません。春から秋の旅行で時間に余裕を持っていればなんとかなります。それよりなによりも外国という感じを堪能できます。
キエフの独立広場(一番有名な広場で観光スポット)で写真を撮っていたら警察官にパスポートをと言われました。初めコピーを見せたのですがこれではダメで本物でスタンプを押してある所と入国カードの半券を見せて問題なくOKでした。違法労働者の取り締まりのようです。ふと周りを見ると周りは白人だけで黄色人種はわたし一人です。こんな観光スポットでも日本人は居ないし、アジア人も居ません。

実に楽しい異国の旅行です。とくにキエフは本当に整備されている都会です。地方都市(リビューだけですが)と較べると地方都市の未整備が極端なほど感じられました。

PR

  • リヴューからキエフまでの国内線です。トライスターのコピー機で足元が寒かったです。でも1時間程度でキエフに着ける時間は実に貴重でした。

    リヴューからキエフまでの国内線です。トライスターのコピー機で足元が寒かったです。でも1時間程度でキエフに着ける時間は実に貴重でした。

  • 表紙の写真がキエフ北口でこれが空港までバスが出る南口です。地下鉄(北側)を出たことろに横断地下通路があります。

    表紙の写真がキエフ北口でこれが空港までバスが出る南口です。地下鉄(北側)を出たことろに横断地下通路があります。

  • これがリヴュー郊外の建物博物館です。古い建物の展示博物館です。この帰りは市電を見つけて帰れました(10円です)。

    これがリヴュー郊外の建物博物館です。古い建物の展示博物館です。この帰りは市電を見つけて帰れました(10円です)。

  • リヴュー市内の裏路地での野菜売り露店。

    リヴュー市内の裏路地での野菜売り露店。

  • リヴュー市内。馬に乗ってますが、この女性は近くのオペラ座広場で子供を馬に乗せるのを商売として方です。馬やロバに乗せることも休日では商売になるのです。キエフでもそんな風景を一度見ました。

    リヴュー市内。馬に乗ってますが、この女性は近くのオペラ座広場で子供を馬に乗せるのを商売として方です。馬やロバに乗せることも休日では商売になるのです。キエフでもそんな風景を一度見ました。

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ウクライナで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ウクライナ最安 426円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ウクライナの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP