1976/02 - 1976/02
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片瀬貴文さん
1976年2月0日
到着したばかりで、まだザイール政府の了解さえ得ていないのに、勝手にいすに座っている私だが、何をさておいても、ジャーツとの契約を、加速しなければならない。
ジャーツは、一年以上前からキンシャサに事務所を構え、仕事の着手を一日千秋の想いで待ち構えている
契約は思ったように進まずに、すでにジャーツの事務所は2億円近くの経費が空費されていた。
ジャーツは撤退を望んだが、ここで撤退すれば日本の誠意が疑われるので、とにかく契約の成立に向けて、私の前任者は全力投球していた。
契約の遅れには、いろいろな原因が重なっていると見られていた。
その第一は国際的な経済の大変動で、石油ショックと銅価格の低下のために、ザイールの財政が急激に悪くなりつつあったことである。
ザイールの新たな債務(借金)に対して、国際社会の目が光り始めていた。
アフリカ援助を進めている欧米諸国の、援助後進国日本に対する抵抗も、十分に考えられる。
何しろ日本最高記録で、ザイールの年間総生産の5%という、大型借款のインパクトは大きいのだ。
(2006年時点の日本ならば、25兆円ものプロジェクトに相当する)
特にフランスは、アフリカ諸国との外交促進を、国の重点課題としており、中でもフランス語を話す「フランコフォン諸国」はとりわけ重要国である。
あるいは、ザイールは東西勢力の衝突点に位置していて、隣国アンゴラの内戦にキューバと組んで援助するソ連に対抗して、アメリカのザイールに対する力の入れ方には、ただならぬものがある。
キンシャサのアメリカ大使館には、200名以上の館員がいると噂されていた。(日本大使館は4人)
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