1976/02 - 1976/02
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片瀬貴文さん
1976年2月0日
ザイール政府との契約が遅れたために、ジャーツ・キンシャサ事務所の経費がかさみ、ジャーツ本部から悲鳴に近い声が挙がりつつあり、その対策が緊急の課題だった。
まず目指すべき方向は、契約を促進することである。
事務所の撤退は、もし行ったならば、プロジェクトに致命的ともいえる傷を残すだろう。
だがら、最後的手段である。
契約書の原案は、前年OEBK(建設公団)の日本人たちが総動員で、徹夜に近いハードワークで作り上げ、秋にようやく入札委員会をパスさせる。
しかしその後承認に至るまでには、難関が待ち受けていた。
この契約が政府で承認さるまでに、運輸大臣と財務大臣のサインが必要だった。
まず運輸省で、難題が持ち上がった。
それは、このプロジェクトに日本政府がかかわる以前に、ある国際コンソーシアムが自らの負担で同じプロジェクトの調査をしており、そのときにかかった経費の補償をザイール政府に要求していたことだった。
運輸省はジャーツの手による調査・設計に着手する条件として、その補償をジャーツに求めた。
もちろん契約書には、このような条件が含まれていないので、新たな負担が必要となった。
しかし日本政府は、ODAの内容にそれを含めることを拒み、ザイール政府が別の資金で補償すべきとする。
ジャーツ自身で負担することは、とても不可能である。
こうしたやり取りの間に運輸大臣のサインは遅れ、結局は財源をうやむやにしたままジャーツは、やむを得ずに補償の支払いを覚書で約束し、ようやく運輸大臣がサインに踏み切った。
それは、私が日本を出発してザイールに赴任する途中のことで、ブラッセルで東京経由の情報を得たのだった。
次のステップとして、到着直後の私がなすべき仕事は、財務大臣のサインをもらうことだった。
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