1975/02 - 1975/02
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片瀬貴文さん
1975年2月0日
私は、これからわが国が取り組もうとする国際協力で、日本人が世界から高く評価されるためにどうあるべきかを、このザイールの地で探るチャンスを与えられたと、キンシャサ勤務を前向きに捕らえようとしていた。
その第一歩は、日本人部下の不満を知ることだった。
「衣食足りて礼節を知る」である。
日本人の受け入れについて、ザイール政府と結んだ契約では、各自に車を提供することになっていた。
しかし現在のザイール政府予算では、それができていない。
それが日本人部下たちの、ひとつの不満であった。
私は、各自が持っている車の損料やガソリン代などを、私の負担で出すことにした。
またもうひとつの不満の種だった超過勤務手当も、私が負担することにした。
(この両者は、2ヵ月後に辞退の申し出があり中止する)
これらは、日本を出る前から予想していたので、資金の準備もしていた。
公的に支払うべき金を、私が支払うことは公私混同だが、私は自分の会計を二つに分けていた。
そのうちの一つは、日本・ザイール両政府が出す資金の、狭間を埋めるために使う、いわば準公金である。
どちらの政府資金にも、公には使えない費用は、少なくない。
たとえば、日常の業務で必要な、交際費やマタビシ(チップ等)などである。
資金源は、日本政府から私に支給される管理職手当や、家賃支払いのレート差額などによった。
公的レートで政府から支給される家賃を、実勢レートで交換すれば、ほぼ半額で済むことになる。
管理職手当は、日本出発時にJICA(国際協力事業団)にお願いして、前任者が毎月6万円であったものを、18万円にしてもらった。
資金源の合計は、毎月50万円程度と、読んでいた。
しかしモラルを高めるための対策として、以上のような問題点は本質ではないと考えていた。
プロジェクト自体の必然性の少なさが、不満の根源にあると見る。
この問題をリカバーするには、単なる建設プロジェクトから、国際理解プロジェクトに拡大する必要があると、考える。
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