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2006年3月10日(金)<br /><br />朝8時、イズミルに入港。<br />半日コースのフランス語バスツァーで、町に出る。<br /><br />ギリシアの歴史家ヘロドトスによれば、この町は紀元前1000年ころ、アイオリス人によって建設された。<br />アイオリス人は、イオニア人、ドーリア人と並ぶ、古代ギリシアを構成した3集団の一つである。<br />その祖先は、紀元3000年ころドナウ河の流域からやって来たと考えられる。<br /><br />その後イオニア人の手に渡り、文化・商業の中心として、大発展した。<br />イオニア人は紀元前3000年ころバルカン半島を南下し、アテネを建設した。<br />西洋文学の父とされるホメロスは、紀元前8世紀に、この町に住んでいたと言われる。<br /><br />以後ペルシアの支配を経て、アレクサンダー大王が再建、ローマ、ビザンチン、オスマントルコと支配者を変え、国際商業都市として繁栄する。<br /><br />第一次世界大戦ではギリシアが占領し、一時ギリシア領となったが、間もなくケマル・アタチュルクのトルコ軍に奪回され、現在はトルコ領である。<br />

エーゲ海クルーズ写真集【72】支配者が替わりながら発展した国際文化・経済中心イズミル

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2006/03/10 - 2006/03/10

97位(同エリア107件中)

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ソフィ

ソフィさん

2006年3月10日(金)

朝8時、イズミルに入港。
半日コースのフランス語バスツァーで、町に出る。

ギリシアの歴史家ヘロドトスによれば、この町は紀元前1000年ころ、アイオリス人によって建設された。
アイオリス人は、イオニア人、ドーリア人と並ぶ、古代ギリシアを構成した3集団の一つである。
その祖先は、紀元3000年ころドナウ河の流域からやって来たと考えられる。

その後イオニア人の手に渡り、文化・商業の中心として、大発展した。
イオニア人は紀元前3000年ころバルカン半島を南下し、アテネを建設した。
西洋文学の父とされるホメロスは、紀元前8世紀に、この町に住んでいたと言われる。

以後ペルシアの支配を経て、アレクサンダー大王が再建、ローマ、ビザンチン、オスマントルコと支配者を変え、国際商業都市として繁栄する。

第一次世界大戦ではギリシアが占領し、一時ギリシア領となったが、間もなくケマル・アタチュルクのトルコ軍に奪回され、現在はトルコ領である。

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