2006/06/20 - 2006/06/22
3955位(同エリア4761件中)
るみこさん
●06/06/20:午前5:00早朝の到着。空港内のカフェでトルココーヒーを早速味わう(6.5ユーロくらい?)。苦いが味わい深いところは、日本の抹茶に似ているかも。その後、空港内にあるPPT(日本の郵便局のようなところ)で新トルコリラ(=YTL)に両替。
空港内には、「地球の歩き方」で注意されている通り、早朝だと言うのに空港のスタッフを騙るシャトルバスの引き込みがたくさん。何とか振り切って地下鉄に直行。トルコの電車(地下鉄も路面もそうでした)は定額制のようで、改札手前にあるチケット売り場で1.1YTL払います(チケットといってもトルコでは『ジェトン』というコインで、そのコインを改札入り口で投入すると改札を通れるというものです。はじめは1.1YTL出したのに、コインが差し出され、そのままお金が返されたと思って何がなんだか分かりませんでした・・・)。
●ホテルを予約せずに行ったため、「地球の歩き方」で旧市街の歴史地区を見て探すことに決め、その近くのホテルを目指して「スルタンアフメット」駅まで移動。(途中「アクサライ」で路面電車に乗り換え。この路面電車がかっこよく早くてとっても便利)。その後ホテルを探してうろうろしていると、短時間で3人のホテル引き込みトルコ人に捕まり大変でした。彼らは本当に日本語がぺらぺら。私が思うに、基本日本語がぺらぺらな人はぺらぺらになるだけの狙いがあるからで、営業目的の人がほとんどだと思います。買う気がなければ早々に振り切った方がいいです。
●その後無事「アンドホテル」に部屋を確保(ホテルについては口コミ情報へ)。そこで朝食を食べました。そのレストランのテラスが絶景で感動!左手にヨーロッパ大陸側の新市街が見渡せ、手前の眼窩にヨーロッパ大陸側の旧市街、右手はアジア側でたくさんのタンカーがボスポラス海峡を悠然と渡りブルーモスクがそれを見守る様に、「私は今ヨーロッパとアジアの狭間にいるんだ・・・」「イスタンブールって何てきれいなんだろう」と感動。3つの大陸・半島がごく近い距離で面し、その大陸にいくつもの橋がかかり、なだらかな丘になっている大陸には、無数の茶色い歴史を感じさせる家々が地平線まで連なっていました。その上を無数のカモメが悠然と飛んで・・・、この街が1500年を超えて世界の中心であった時の重みが、テラスに上がった瞬間に目に飛び込んできた感じでした。
●朝食メニューは、パン、チーズ、ヨーグルト、オリーブの実、トマト、きゅうり、ジャム(いちご、蜂蜜、チェリー)、ソーセージにチャイ。どうもこれがトルコの朝食の標準形のようでした。(あんまり日本人の口には合いません)。
●朝食後すぐに、「アヤソフィア」(コンスタンティヌス帝が立てた現存する世界最古のモスク。1500年ほど前!)見学に。入場料10YTL。世界的な観光地ということもありたくさんの外国人が来ていました(ちょっと安心感を感じる)。中はひんやりとして、「きれい」の前に正直「よく崩壊せずにもってんなぁ・・・」というくらい、巨大で古い聖堂でした。その壁面にはビザンツ時代の美術作品(モザイク壁画)がビッシリ(だったようですが一部を除いて、イスタンブールがイスラム教徒に征服された後、上から塗りつぶされたよう。見れたのは一部)。その細かさと未だにゴールドに輝き続けるモザイクタイルを見ながら、1500年という長い、長い時を一瞬でワープしたような不思議な感覚に襲われました。
●その後「ブルーモスク」へ。アヤソフィアに比べるともっと時代は後のもので、洗練された美しい外観。こちらは現役のお寺ということで無料で入館(ただし、女性は不浄なため、ブルーの大きなストールのようなものを入り口で渡され、それを纏って入りました)。中の壁面は、全てビッシリとトルコブルーのタイルで張り巡らされていました。「タイルで壁面を覆うって、汚れにくくキレイに見えて結構ありだな・・・(日本の住宅にも使えそう)」なんて考えながら見てました。美しさは古さも感じさせないくらい完璧に近い、ただ、アヤソフィアの後に見ると、空間が一つのためか何となく単調さが感じられたのが残念。
●ここで注意。ブルーモスクにいたる道筋に、民族衣装を着たチェリージュース屋がいます。はじめは、「写真を一緒に撮りましょう!」と来てわけが分からない間におじさんと写真撮影。その後、チェリージュースを渡され「いいからいいから」と飲まされました。案の定その後「2人で20ユーロ」とのこと。「はぁ!?(日本語)」と抗議すると「10ユーロでいい」とのこと。それでも高すぎる!と憤慨していたら、もう1杯ずつ渡されました。その後彼がお金を払ってしまい、その場はそれで立ち去ることに。ホントに気分害しました。
●また、ブルーモスク内でくつろいでいると、そこで、この後何度も経験することになる絨毯屋の1人目につかまりました。「学生で日本語勉強してます。」と言う。怪しい・・・と思いつつしばらく話を聞くことに・・・(続く)
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