スロベニア～クロアチア～ウィーン

2006/06/07 - 2006/06/19

ドブロブニク空港
OS0732　15:25発ウィーン行き
が、かなり出発が遅れ、隣のイタリア人男性は｢ウィーンでトランジットしてミラノに行くからハラハラ｣していました。
空港には小さいですがクロアチアショップもあります。クロアチアのさくらんぼリキュールの小瓶がスーパーで見当たらなかったのですが、ここで買うことができました。ユーロ表示でしたが、クーナでも支払えます。

エリア ウィーン(オーストリア)

空港から市内へはCATに乗ろうか出発前から悩んでいましたが、結局Sバーンで。車掌から切符を買ったため4.5ユーロ。ウィーンミッテからU4でpilgramgasse駅 Hotel ANANASへ。このホテルは駅の目の前で大変便利でした。
｢レオポルト美術館が木曜日のみ21:00まで｣と言う情報を得ていたので大急ぎで出掛ける・・が！なぜかこの日は18:00までの営業。
初めてのウィーンの為、リングで街並みを流し、CAFE Landtmanで子牛のスープ煮を食す。添え野菜も一杯ついて、間違いなくヘルシー。ほうれん草他2種のソースが付いてきたのだが・・どうだろう？正直美味しいと思いませんでした。CAFEの雰囲気は良いです。道端のテラス席で食べていた為、｢オーストリア料理の味はどうよ？｣とか路行く人に声を掛けられ落ち着きませんでした。

翌日はまず王宮から。
途中スペイン乗馬学校のお馬さん達が厩舎から学校に移動するところに立ち会いました。

シシィチケットという、王宮の皇帝の部屋とシシィ博物館・銀器コレクションとシェーンブルン宮殿グランドツアー、王宮家具博物館がセットになっているチケットを購入。王宮家具・・に行かなくてもちょっとお徳なので、このチケットに。
王宮、シェーンブルン共、日本語のオーディオガイドがあってじっくり見られます。
へぇ〜シシィってこんな人だったのと、以外でした。
ハンガリー行った時シシィの名前を良く耳にした理由が、やっとわかった(笑)
私はダンナのフランツヨーゼフのファンになりました。いい人だよ〜涙しちゃったよ。

旧王宮をじっくり楽しみ、新王宮前に。
ウィーンでは馬車の観光がメジャーなのですね。浅草の人力車みたいに呼込みしなくても余裕って感じでした。
あと、観光地で写真を撮ろうとすると狙ってないのに、入ってしまう。

偉大な母マリアテレジア＆美術史博物館

初めてのウィーンのくせ、美術史博物館は次回って事で・・レオポルト美術館に急ぐ！

レオポルト美術館でシーレを心行くまで堪能。
`Reclining Woman`素敵でした。
本物はやっぱりいいなぁ〜ますますファンになりました。画集を買おうと迷ったけど、本物見た後に買う気しないんだよな〜、後で後悔するのもわかっているのに・・
地下に素描が一杯！と思ったら全部コピーでした。素描はアルベルティーナに沢山あるようなので、次回。

レオポルトのカフェで一休み。
蒸しケーキがパイに包まれて、暖かいバニラソースがかかっているデザートを食べました。お腹一杯にはなるけれど、珍しく食べるものを残した。

美術館を出ると脇でサッカー選手のカードの交換会をやっていました。シートが国別に作られていたので、W杯と関係があるのでしょうか？大人と子供が対等に真剣なのがおかしかった。

フンデルトヴァッサーハウス

18:00までの応用美術博物館にギリギリ17:30前に滑り込んだものの、明日(土曜)はタダだと言う。荷物を預けた人に｢明日来ます｣と言ったら｢それがいいよ｣と言われる。
しかし、初日のレオポルトと言い、ココと言いかなり予定が狂ったので、明日の予定だった建物を観ておくことにする。

クンスト・ハウス・ウィーン

こっちは入れます。
フンデルトバッサーは前日、路面電車に間違えて乗ってボーッとしていたら、ごみ焼却炉も観られた。

どこだっけ〜？ウィーンぽいので撮りました。

この前に郵便貯金局も観たのに・・写真がない。

シュテファン寺院(裏)

アンカー時計

足に水脹れが出来て｢もう限界〜｣と思っていたのに、
シュテファン寺院前の広場で｢アンカー時計こっち｣という標識がビルに描かれていて、いつもの貧乏性で、頑張っちゃいました。でも、頑張ってよかった。

BMのスクーターか

この後、エンゲル薬局を探し彷徨ったものの見つからず、足を引き摺りながら宿に帰る。（トホホ）
ウィーンはろくなガイドブックを持ってこ来ず、iの無料地図だけで動いたので、無駄足が多くなり反省。

翌日はホテルから一駅乗ってkettengruckengasseで降り、ナッシュマルクトを見物。土曜なので蚤の市もやっていました。あ、終わり？と思ったら・・

セセッシオン！！

君に出会えてうれしいよ。

予想以上の輝き。
葉っぱの裏は緑なんだ〜

カールスプラッツ駅舎

セセッシオンとカールスプラッツ駅舎の途中でイヤでも工科大学のふくろんさんが見られます。

アムシュタインホーフ教会

オットーワーグナーの中で一番観たかった建物です。
イチかバチかで行ってみて、予想通り迷いました。
U2orU3 MuseumQuartierから48Aのバスに乗ってPychiatrishesZentrum/Otto-wagner-spital下車。
まさか病院の敷地に入って良いものと思わず、探してしまいました。戻って病院の守衛のおじさんに｢教会どこですか｣と言ったら｢教会ってオットーワグナーの教会のこと言ってんだな？左行って右だよ！｣と教えてくれます。
アムシュタインホーフ病院は病院内に循環バスが在る程広いです。敷地内では赤い矢印がアムシュタインホーフ教会の行き方を示しています。

黄金の屋根がチラッと見えた時の感動！

ワハハー
やっぱりまだ工事中でした。当分かかりそうでしたねぇ。

でも、外観だけでも見る価値あります。

熱心にデッサンされている方がいたので、そぉーっと帰ってきました。

シェーンブルン宮殿

アムシュタインホーフ・・から48Aのバスに乗って、途中10Aの路面電車に乗換えると門のすぐ前に到着。
帰り、地下鉄の駅まで結構歩いたので、行きのコース取りを一人ほくそ笑む。

`シシィチケットなら宮殿見学の待ち時間なし`とあったので、優越感に浸ろうと思ったら、そんな混雑はありませんでした。嬉しいような、悲しいような・・
こちらもオーディオガイドでじっくり見学。王宮とちょっとネタかぶってますね。フランツヨーゼフの話でまた泣く。

グロリエッテ

水脹れの足に鞭打って、がんばったよー
マリアテレジアは馬車で来たんだろうよ。

土曜だったせいか、宮殿見学より、日光浴を楽しんだり、動物園に来ている人が多かったです。
子どもミュージアムもコスプレさせてもらえて楽しそうでした。

ウィーンはバラが盛りでした。

私って城好きじゃないんだった。正直、王宮だけで満足できたので、シェーンブルン宮殿は庭園を観れば良かったと少し後悔。

この後、応用美術博物館か王宮家具美術館に行くつもりでしたが、足が限界・・
なのに、昨日ものすごく混んでて気になった、シュテファン寺院近くのイタリアンまで行って食事を済ませ、フラフラとSchwedenpl.まで歩いてアイスを食べ、コールマルクトまで戻って王宮前のベンチで休憩。
ふと振り返ると、ミヒャエル教会で`20:00から無料のバロックオルガンコンサート`の貼り紙が！30分程の演奏会の後、オルガンを奏でるのを見せてくれながら、パイプオルガンのしくみについて説明して下さいます。
タダ(もちろん寸志は置いてきました)で良い経験が出来ました。バロック音楽って難しいんですね。

ウィーン最終日
これはカールスプラッツ駅舎ですが、この建物とカールス教会(立派！)の間にある地味〜な建物、ウィーンミュージアムカールスプラッツへ行きました。

日曜はFree admissionながら朝一の為か、ここではシーレを独り占め！触ってやろうかと言う位、誰もいませんでした。寄ったり離れたり、じっくり堪能。
数は少ないながら、シーレの部屋やセルフポートレイト、レスラーの絵、クリムトの`エミリー`ほか、絵以外もワーグナーの椅子等の工芸品等々、そこらへんの時代のモノが充実しています。
クリムトの半身魚みたいな絵を見て、5年前府中市美術館に巡回していたのが、この美術館の所蔵品だったと気付く。市立歴史博物館からウィーンミュージアムに衣替えする時にでも巡回していたんでしょうか。

べルヴェデーレ宮殿

シーレの特別展開催中でした。ラッキー
十代の学生の頃の作品もあり、`四本の木``死と乙女``家族`、セセッションのポスター、`枢軸卿と尼僧`等々・・レオポルトより有名どころが多くあったかな？
クリムトの影響を受けた作品として、似た構図のものが並べて展示されていたのですが、クリムトの方が人気あったなぁ。`抱擁`があるしね。
ベルべデーレ(上宮)はエライ混み様でした。
もっとゆっくり観たかったし、下宮もセットの券だったのですが、12:38のCATの時間が迫っていたので大急ぎで後にする。

ベルヴェデーレ宮殿(上宮)

庭にあるこのスフィンクスみたいなのが結構笑える・・
お尻上げているのもあって、微笑だしちょっとなまめかしい。

｢次回｣に回したものが多いので、ウィーンまた来るぞ！と心に誓ったベルベデーレの庭でした。

OS052便14:05発
ウィーンフィルハーモニー金貨特別機で無事帰国

ウィーンを発つ時はCATを利用。
朝一にウィーンミッテでチェックイン、荷物を預け観光していました。
でも、どーなんでしょ？ウィーンミッテと空港間がCAT：16分、Sﾊﾞｰﾝ：25分。共に30分に1本。シティーチェックインのカウンターは空いていますが、乗り場と空港ロビーはSﾊﾞｰﾝの方が近かった気が・・？お値段3倍の価値があるかはちょっと疑問でした。