スロベニア(リュブリャーナ・ポストイナ鍾乳洞・ブレッド湖)

2006/06/07 - 2006/06/19

ひさびさの東欧！
スロヴェニア、クロアチアのツアーは数々あれど、せっかくなのでウィーンも寄りたくて・・・またまたボストンバックひとつの一人旅と相成りました。
しかも、こんなに良い季節に行けるなんて!
厳冬のヨーロッパ経験しかない私はどこを見ても感動。

エリア スロベニア

OS0052便オーストリア航空にて成田からウィーンへ
隣席は83歳でルーマニア・ブルガリアのツアーに参加されているご婦人でした。ヨーロッパは行きつくし、最後のヨーロッパ旅行のつもりだそうです。
色々見習わなきゃね。

OS0735アドリア航空の共同運航便にてウィーンからスロベニアSCHECHAT空港へ。
ウィーンでどしゃぶりだった雨も上がって、空がきれいでした。
めちゃくちゃローカルな空港でビックリ。南紀白浜空港並じゃぁないですかぁ・・
入国審査では｢スロベニア初めて？｣｢どこいくの？｣と珍しく質問を受ける。
両替所も閉まっていて、キャッシュカードでスロベニアトラールを下ろす。
ローカル故、市内への交通手段も乏しく、一時間1本の路線バスかミニバスのみ。あとタクシーね。大抵の人は迎えの車が来て去ってゆきます。
ミニバス(５ユーロ)が｢18時10分のブタペスト便が着いたら出る｣と言うのでバスに乗って待つことに。自分が泊まるホステルを地図で示しても｢駅から歩いても10分だから駅でいい？｣と言われ歩くハメに・・私以外の乗客3人も駅で降りました。

空港から市内の景色はユリアンアルプスを望め、家並みも美しかったです。
スロベニアに何のイメージも持っていなかった私はその美しい景観に大変感動しました。スロベニアって余り何もないけど、田舎暮らしを愛し、誇りを持っている国だな〜と感じました。
田舎が美しい国は豊かです。

リュブリャーナで泊まったFluxus Hostel
私のベットからの眺め。そんなに睨まないで・・

ここのホステルはすごく清潔、アットホームで良いのですが、そばのクラブが明け方までうるさいのが難点。
ま、疲れているから寝ちゃうんですけどね〜

翌日は同じホステルに泊まっていたCちゃんとポストイナ鍾乳洞、ブレッド湖へ。
ポストイナへはリュブリャーナ駅前のバスターミナルから11時過ぎのバスに乗車。1時間くらい。スロベニアのバスは時間に正確で快適です。
途中高速にも入ってぐんぐん山を登っていきます。道々の草花も色とりどりきれいです。
世界遺産のシュコツィヤンへも行ってみたかったのですが、さらにバスを乗り継いで、そこから３キロ歩くと言われたので、諦めることに。iでは洞窟城に行きたいらしいカップルも｢タクシーでないと・・ヒッチハイクはNoインフォよ｣と言われあきらめていました。
大型バスや車で来る人が多く、iからポストイナの15分位の道のりも人影なし。

1時のツアーに参加。チケットを買うとき｢どこから来たの？｣と聞かれ、日本語のパンフをもらえました。
鍾乳洞はまず2kmのトロッコに乗ってそこから1km歩いて、トロッコを降りたところに戻って帰ります。
洞内は10℃と寒く入り口でポンチョも貸してもらえます。
ちょうど小学生の遠足と一緒になってしまい、トロッコでみな大はしゃぎ！確かに子供が喜ぶところです。まるでTDL。
発見されてから歴史があるので、かなり人手が入っており、それがユネスコ世界遺産に登録されない所以でしょう。

洞内は写真撮影禁止との事で・・出口です。
みんなバンバン撮ってましたけどね。

日本一の秋吉台未経験の私ですが、本当に広いね〜高さがあるのよ。
徒歩コース途中、照明が消され真っ暗にされたり、終わり近くで類人魚とやらを見物したりします。蛇に小さい足が付いた、かわいくないウーパールーパーってところか。暗闇でなければ生きていけないそうな・・出来れば生まれ変わりたくないです。

ポストイナからリュブリャーナへ
バスを降りた早々ブレッド湖行きのバスが停まっているではありませんか！そのまま16:30のバスでブレッド湖へ。1時間20分くらい。

バス停から島に渡る近いボート乗り場は既に営業を終了しているようでした。対岸の、島に近い乗り場のみ営業の様子。ひとまずボートは諦め、湖の周りをのんびり散策。

ボートに乗れないなら、とブレッド城に登りました。
教会の裏の民家の庭の脇みたいなところを通って登山。かなり急勾配です。
でも頑張る価値あります。たまに教会の鐘の音が遠く聞こえてきて、静かで、心洗われます。
湖の眺めも然ることながら、ここでもユリアンアルプスが美しく見られます。

バス停近くのレストランで夕食を食べ、20:30のバスでリュブリャーナに帰る予定がバスがなかなか来ない・・
そばに停まっていた観光バスの運転手に聞くと｢このバスは土日のみ運行。今日はユースホステルに泊まって明日帰るといいよ｣と言われる。　　　　ガチョーン
ホテルのレセプションに聞いても｢タクシーだと70ユーロくらい。電車も終わってる｣との事。
Cちゃんと予定外に泊まったブレッド湖のユースPENZION BLEDECですが、清潔、静かで快適。朝食も付いていて結果的にのんびり出来て良かったです。

で、朝のブレッド湖　　白鳥もカモも子連れ。

Cちゃんとはブレッド湖の朝に互いの幸運を祈りお別れし、到着3日目にしてやっとリュブリャーナ市内観光。

遠くに見えるのが3本橋。竜の橋も行ったし、青空市場やリュブリャーナ城(ここも急勾配)も行ったんだけど・・リュブリャーナの写真2枚しかないや。ワハッ！・・そんな街。小さくでかわいいです。

ちなみにスロベニアはどこでもユーロでOKでした。レートもどこでも１ユーロ＝239.640SIT
ただし、バスターミナルの切符売り場ではユーロを受付けて貰えず、クレジットカードも手数料掛かりますって言われました。

リュブリャーナで腹ごしらえ。
宿と駅の間にあって、｢歩き方｣にも載っているレストラン、Gostilna Figovecにて。
ここはお奨めです。テラス席ではリュブリャーナ城を眺めながら食事が出来るし、地元の常連客も結構いるようでした。
お店のお兄さんに｢コースでなければお奨めはこれ｣と言われ、よくわからないまま注文。
ブレッド城内のレストランで見掛けて気になっていた豚の丸焼きだっ！その後、クロアチアでもぐるぐる豚が回されているのを良く見ました。おいしかったです。
ただ、食べるのが大変。皮が上手く切れないんだよねぇ〜一時間近く一人でもたもた食べてました。この後、エスプレッソを飲んで15ユーロ位だったかな？
スロベニアでサイドディッシュにマスタード、パプリカソース、じゃがいも、生たまねぎと言うセットを2回経験しましたが、スタンダードなのでしょうか？あと、必ず大量のパンが出てくるのが有難いね〜

この旅行記へのコメント （1）

• カブト虫さん 2006/07/01 10:32:19

  お帰りなさい(^o^)／

  旅行記4冊拝見させていただきました。
  懐かしい景色が何枚もあり、見ていて楽しくなりました。
  ありがとう。
  
  スロヴェニアの鍾乳洞、クロアチアのプリトヴィツェは私が次回に残しておいた場所です。
  それと、SOBE宿泊もぜひ次回はやってみたい（笑）
  
  クロアチア旅行のブログも作っています。
  http://blog.goo.ne.jp/kabuto1319/
  よろしければご覧になってください。
  
  これからもよろしくお願いいたします。