2006/04/30 - 2006/05/02
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lonparisさん
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4/30
ライアン・エアで、0.01ポンド(2円ぐらい)で購入した、ロンドン・ルトン空港発スウェーデン・ベステロス(Vasteras)行きの便は、無事発着した。
本当に安いよ!安全だよ!パイロットがイケメンだし!ちゃんと飛びます。ただし機内食とかドリンク有料!!
しかも離発着は税金の安い郊外の空港を利用するので、空港バス代がかかります。ストックホルムまで、130SEK(日本円で、2200円位)それ以外、全く問題なし!
ルトン空港に着いたのは23時過ぎで、ベンチで座って寝たけど、たくさんの人が寝てたり24時間動いてる空港だからか?人の出入りも激しい。出国時は、空港の案内アニメが流れてて、それがお洒落〜!
アジア人はかなり少ないフライトでした。
でもベステロス空港から日本人家族がいたぜ!あれには驚き・・
そして、はい。物価がナにこれです。1SEK=日本円17円なのですが、
ベステロスから、ストックホルム市内までの空港バスが130SEK。
2000円越えてる・・・わけわからんよ。
バスに揺られ、ストックホルムに着いたのは、お昼12時頃。
すぐに、荷物を持ったままセントラルステーション(中央駅)のマックへ向かう。
ここで、なみこ(仮名)さんと待ち合わせなのだ。
地球の歩き方の掲示板で、偶然同じ時期にストックホルムにいく人を発見。
彼女が向こうで食事しましょう!と書いてたので、賛同して行きましょう〜!となり、数回メール交換して、この日合流することになっていた。
そして、時間になり、知らない日本人のお金持ちそうなおばさまが声をかけてきた。
「え、な、なみこさんですか?」
メールの文体からは、想像も出来ないほどお母さん世代の方で、衝撃を隠せなかった。
私の北欧の旅は、ここからお洒落ではなくなったとおもう。
テレクラで意気投合して、いざ会ってみたら年齢詐称の衝撃のような、、なぜここ、北の果て、スウェーデンで、テレクラ常連おやじの気持ちを体感しなきゃいけないのか、全くわけわからない。(すみません、なみこさん。同じ貧乏パッカーだとおもってました・・)衝撃が隠せないまま、彼女にいわれるまま、私はストックホルム交通1日パスと、自分の宿泊地へとまずは荷物を置きにいくことになった。
私が宿泊したのはユース・ホステル
STF Stockholm-Fridhemsplan(http://www.fridhemsplan.se/)
初体験のドミトリー(ベッドが何個が一つの部屋にある共同部屋)!
いや〜スウェーデンのユース、めちゃかわいいです。インテリアが!!!
やばい!とりあえず荷物を預けて(600円位とられた)、街へGO!
当日どこへ行ったのか、街をうろついたとおもう。なみこさんと。
ガムラスタンとか、色々!オステルマルム・ノールマルム地区 国立美術館 (Nationalmuseum)にも行ったし、あとデパートにも。
そして私が「今日はワルギルプスの祭りが、ウプサラなど大学であるんですよ!」
と、言って、一度ウプサラへ行こうとするが、すみません、、私の経済的理由(ケチ)と
終電が恐くなり、二人で結局断念。中央駅で、若い大学生のような男性をつかまえて
ストックホルム大学の場所を聞く。行く。広い、綺麗、すごい、みどりが!大自然が!
そしてなんだろう。これが北欧なのか・・!と実感させられる。
あの雰囲気。駅で「ワルギルプスの祭りはどこ?」と聞くと、「ああ、あれね」と
親切に案内してくれて、ただただ広い構内を歩いた。音がしてくるほうへ。
たどりついたのは、ネットでみた焚き火でもなく、普通のログハウスだった。
ログハウスから、沢山の酔った学生などが騒ぎ、明らかにパーティ・大学祭のよう。
あまりの風情のなさに落胆。学生が気軽に誘ってくれたけど、ここでなみこさんを
一人置いていけるワケもなく、すんなり退去。
北欧人の目の綺麗さと、あの開放感、軽い感じ。やはり将来に不安がない福祉の国だからでしょうか?
日本人からすれば魅力的にうつりました。
そしてここには“日本には無い何か”を感じました。
夜になって、中央駅前にあるレストランに入ったら
人生初の人間として認識してもらえない、人種差別を受ける。
他の店にいきましょうといわれたので、色々歩いて探した挙句、レバノン料理屋へ。
人生初のレバノン料理を食べる。その名はケバブ。
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5/1
翌日。ストックホルム滞在二日目。
本日メーデーなのに、すっかり忘れていた。
というか本当は前日にストックホルムカードを購入して、色々まわる予定だったのに、
空港から中央駅着後、いまだかつて見たことのない、読めない字がそこには存在し、
絵文字のようなものだけで、地下鉄?バス?と判断して進むという精神的に疲れたためか?あと、なみこさんと一緒にいてストックホルムカードでま周り倒す計画も、すっかり忘却の彼方・・で、あぁ。。本日は友人の助言通り、市庁舎の黄金の間を見るため、朝からツアーに参加した(市庁舎に当日行って周ります。日本語はありません)
黄金の間は凄かった。ただこの後のパリ・ルーブル美術館のナポレオンの間によって、
すべては一瞬にして消しさられることを知らずに、そのときは楽しんでいました。
周なきゃ損な、ストックホルムカードを購入後、
今日空いている美術館・博物館を知りたい!とおもった私は中央駅のツーリストインフォメーションへ。絶対そういうときはココへいくべき!だ思いました。
親切なお姉さんが今日周れる場所をプランたててくれて、というか、開いているのは
ユールゴーデン地区だけだった!!あと、5/1メーデーで開いているのは、
市庁舎とガムラスタンにある衣装とか展示してる博物館、そしてスカンセン、ストックホルムタワー、ユールゴーデン地区の博物館・水族館・美術館のみ。
いくら日が暮れるのが夜中、地下鉄24時間走ってる安全なスウェーデンとはいえ、
そこに暮らす市民は驚く程、早寝早起きと思われます。撤収が早い。
なので夜遅くまで遊べるかなーとおもうけど、人がいなくて恐くなり、撤収したくなります。
(例えば18時閉店のデパートは、17:45に行くと従業員が帰りの準備をしていますので
お店は閉店に近い状況です)
最初にここへいきました
■王宮 Kungliga Slottet
写真のように、偶然時間もしらべずにいったのに、衛兵の交代を見れましたが、王宮は閉まっていて、ストックホルムカードが使えず凹みました(T_T)
15時をまわっていたころから、ユールゴーデン地区へバスで向かった。(中央駅からいくと、途中乗り換えあります)
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以下周った順番
※STBより引用
≪ユールゴーデン地区≫
■北方民族博物館 (Nordiska Museet)
スウェーデンの日常生活の歴史を垣間見ることができるらしい。
私が行ったスウェーデン観光で一番博物館らしいというか、立派なところでした。周るのに時間がかかりますが、ここは絶対行く価値あり!個人的に北欧人家庭の夕食を再現した部屋のテーブルに、「白鳥の頭付きグリル」がドデーンとあったのには、マジひくよ・・・あれ・・。
他の外国人も「スワンスワン」と注目してました。
白鳥の頭から羽は生きているままなのですが、胴体はグリルチキンで茶色に照り焼き色の香ばしい焼色をしております。
■ヴァーサ号博物館 (Vasamuseet)www.vasamuseet.se
北方民族博物館の案内嬢に聞いたら「真裏よ」といわれ、行ったら本当に真裏にありました。ここもスゴイ!!!なんじゃこりゃーってか、日本では無名なのでは。簡単にいいますと、デカイ船(現存する最古の完全船として世界的に有名な戦艦ヴァーサ号)が昔造られていて、1回沈んだのを引き上げて(処女航海であった1628年に沈没し、1961年に引き上げられました)、そのまま展示されています。パンフとかにも載ってるので有名。迫力に驚きます。でも時間がなくて10分しかいなかった。船の詳しい説明を映画館のように上映していたり、時間のある方は是非!
■その近くにある水族館(たぶんベルゲン水族館)
ガイドブックには“北欧最大の”と書かれていた気がする、この水族館。改めて日本の水族館の偉大さに気づかされた水族館でした。
凄いです。水溜りが沢山あって、あれを水族館と呼べるのが凄い。
日本って本当に凄いんだなー北欧人が日本の水族館みたら、ビックリなんだろうな。
再びバスに乗って終点まで。ここが最高にホクオーホクオーしてて、
素晴らしい眺望と、雰囲気にスウェーデンいいやん!と唯一思った場所。調べると郊外らしいが、ユールゴーデン地区のバス停終点なので
気軽にこれますよ。あの眺望は絶対見るべきです。結構感動しました。
■ミレスゴーデン (Milesgården)www.millesgarden.se
普通の一軒家なのですが、二軒続きになっていて最初はどちらに入ればいいのか必ず迷いますが、入り口は向かって左側の邸宅です、なんと地下で繋がっていて、素敵なスウェーデン北欧?らしい調度品の邸宅と、その美術品が展示されています。
本当に素敵な場所でした。日本人出没率は低いと思われます。
※スウェーデンの著名な彫刻家カール・ミレス(Carl Melles)の邸宅を、没後美術館にしたもの。
■スカンセン野外博物館www.skansen.se
インフォメーションセンターやガイドブックを読む限り、子供の遊園地といったところだったので、たしか20時か21時時まであいてたので、18時過ぎに行きました。廃墟のようでした。ただ広く、人もまばらで、もう、閑散としていました。
ここを15時にバスで通ったときは子供がわんさかいたので、すべて
自宅へ帰ったものだとおもわれます(ほんとに速いぜ!)
人も本当にいない廃墟のような動物のいない動物園で、ぐるり一周まわってみましたが、行くだけ損でした。はい。是非明るいうちに訪れてください。100%失敗します。ここは。本気でスカンセンスカンセンとぶつぶつ言いたくなるほど、閑散としています。
※ユールゴーデンの西部の丘を利用して1891年に造られた、世界初の野外博物館。
このあと、遅くまで開いているストックホルムタワーへ向かうはずであったが、夜になって外は明るいけど、猛烈な寒さで、ヨーロッパのあの寒さ!断念しました。バスに乗り込んだワイ。
んで、帰宅。その日何を買って何を食べたのか覚えてましぇん・・・
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5/2
旅立ちの日。
私が泊まったユースは、初日ロンドンからの女の子二人がいたが、
3人ドミの部屋に、たった一人という、いわばトリプル貸切状態で、
ベッドの位置も改造して、デカイワイドテレビも移動させて、
簡易スイートを完成させていた。
少し悲しいが、ここも今日のチェックアウト11時ごろでお別れ。。
結局ギリギリまでダラダラ滞在し、アイロンも無料で使えるので、
パンツをプレスしたりして、チェックアウトした。そのあとネットもやった。ロビーにあるネット無料なんですよ(PC3台設置されてる)
当日は友達から聞いていた「朝食がウマイ!」を信じ、
ホステル内1階にある朝食バイキングを食べました。
確か600SEK(1300円くらいすか・・高いな)
受付におばちゃんがいるので、現金渡して入ります。
(なかでこのおばちゃんは調理人だと知る)
パンが数種類・煎餅みたいなパリパリのパン、黒い胚芽入りのドイツパンのようなパンや、普通の食パンなど5,6種類、スライスされた状態でありました。
それにバター2種、タラコのペースト、ハムが3種類ぐらい。
シリアルが数種類あり、かけるヨーグルトが絶品でした!
オレンジジュース、コーヒー等、600SEKなら納得かなー
監獄ユースの朝食はきっともっと上手いんだろうなー。オシャレなインテリアの中でいただきました。
その後、ストックホルム中央駅から空港へ向かいます。
当日18時発の便でしたが、もう気持ちはパリ!!!でした。
近いのに、1区間300円ぐらい払うのが嫌なので、
スウェーデン人を騙しました。税金高いので許して。。
前日で期限切れのストックホルムカードを見せ、無事地下鉄へ乗り込む。中央駅から、スカブスタ空港(Skavsta)までバスチケットを購入。一時間ぐらいかかりました。もう爆睡・・・
空港に着き、いらんSEKをヨーグルトやお菓子で使い果たし、
日本円をフランに両替(レートタブン最悪)。
ここの空港の食べ物。飲み物すべて高い!!ありえんわい。
ロンドンで徴収されなかった、荷物代を徴収されました。でも1200円くらいなはず。
そして、ライアンエアーで
ストックホルム 18時発
パリ(ボーヴェ)行き飛行機へ乗り込んだのでした。
全員外人で、日本人はおろか、アジア人も私だけという、
黄色いDNA生命の危機を感じたフライトでしたが、
機内はうるさくて、うるさくて、なにがって、客のおしゃべりが。
もう機内は、スウェーデン人というより、フレンチになってました。
夜22時、悪評高いパリ・ボーヴェ(Paris Beauvais)空港へついたのでした。確か、2、3、SEKだったはず(運賃が)
安いフライトでした。。荷物受け取り時も、アジア人なので
目だちました。あの場所では、私の取った行動すべてが
アジア代表の行動と思うと緊張しました(馬鹿)でも
目だちますので、ガンミですよ。白人がガンミ。恐いっす。
空港からパリ市内へ出るバスに乗り込み(ここで両替を忘れたことにきづく)、一時間ほど(速かった)でパリ市内へ。
こんな安フライトで、お得なことがありました!
それは、飛行機が小さいので、日本・東京山手線内におさまるほどの
大きさといわれるパリ市内が、空から見れました!
こんなに小さいのかー!!パリは!!!!と、ちょっとガクシ&期待で
感動しました。フレンチもカメラ回してるひともいたよ。
あれはお得です!
そして、22時頃パリ・モンパルナスに到着。
いよいよ、私の念願・憧れのパリライフがはじまるのです。
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