◆韓国のきらきら星◆～冬のバックパック旅行～

2005/12/25 - 2005/12/28

　日本に帰国する数週間前。夏休みに一緒にバックパック旅行をした友達と再び韓国国内を旅行しました。
　今回は留学していたソウルから、友達の故郷、巨斎(コジェ)島までバスに揺られて８時間、友達の実家に何日か滞在し、そこから晋州(ジンジュ)、安東（アンドン）と北上していきました。

エリア 安東(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス

コジェ島に到着してすぐ、コジェ捕虜収容所に行きました。ここは前から行ってみたかった所だったのですが、思ったより残酷でちょっと気分が沈みました。朝鮮戦争の時、コジェ島には北の捕虜たちを収容する収容所がたくさんあったようで、ここは現在博物館になっています。

ここは捕虜たちが自炊をしていたところ。

ここは捕虜たちのテントの再現です。中をのぞくと布団がびっしり！

　コジェ島に２日間滞在したあと、晋州に向かいました。
ついてすぐにお昼ご飯♪…お昼なのにトーストだけとはちょっと寂しいです。この日の昼食代、1500ウォンなり。
　韓国は街中にトースト屋さんがあって、注文するとその場でパンを焼いてそこに具をはさんでくれます。街中を歩いていて、小腹がすいたときはオススメです！

　晋州はとても小さな町で1日もあれば観光できそうな感じです。しかも、見所がバスターミナルのすぐ近くなのでとても便利です。

晋州城に到着です。

こういうのが韓国っぽいです。

晋州の町並み。

　晋州を観光した後は安東へ。今日もジンジルバンに泊まります。
　韓国を安く旅したい方にはジンジルバンはオススメです。一日8000ウォンくらいですので、安いモーテルや旅館よりも安いです。찜질방(ジンジルバン)あるいは사우나(サウナ)と書いてあるところはたいていそうなのですが、24時間営業で泊まることができます。本当は日本の銭湯のようにお風呂に入ることが目的のようですが、睡眠室があってそこで雑魚寝できます。荷物はロッカーがあるので安心です。ただ、個室ではないので、周りがうるさい、枕が硬い、知らない人と寝るので落ち着かない、長期旅行の場合に洗濯できない、など問題があります。

　さあ、今日も6時に起きて出発です！(本当は朝はものすごく苦手なのですが…)
　今日はハフェマウルに行きます。マウルというのは「村落」という意味ですが、ここは実際に人が生活している民族村です。

　その後、バスで병산 사원(ビョンサン書院)に行きました。アンドンで有名なのは陶山書院ですが、ここビョンサン書院も有名だそうです。

　なかなか雰囲気があって素敵です。

　しかし、ここまで来るのは一人だったらなかなか大変だったと思います。バスは一日に一往復だけ。バスはビョンサン書院で20分ほど停車します。その間に観光します。
　入場料も無料だし、人もすくなく、(私たちが行ったときは私たちとカップルが一組でした。寒かったからかな？)なかなか良かったです。

　私たちが観光している間待機しているバス。

　その後、何を血迷ったか駅から民俗博物館まで歩くことに！
　結局川沿いをず〜っとあるいて、1500ウォンをケチッたばかりに1時間くらいかかりました。

　やっと到着！
　この博物館のみなさん、なぜかとってもフレンドリーでした。博物館でバイトをする、お姉さんとお食事することになりました。

　日本語のめちゃくちゃ上手い博物館のオンニ(お姉さん)とお食事です。ここアンドンの名物料理、찜닭(チムタク；蒸し鶏)です。3人で食べたのですが、とっても量が多くて残してしまいました。
　これから韓国に行かれる方！このチムタクはオススメです。甘辛いたれに絡まった鶏肉や春雨、ジャガイモが最高です。辛いのが苦手な方は、「アンメプケヘジュセヨ」と言えば辛さ控えめで作ってくれます。それでも辛いものが好きな人向けかも知れませんが。。。

　韓国ではクリスマスが過ぎてもクリスマスツリーを片付けません…ちなみに年が明けても片付けられませんでした。他の国ではどうなんでしょうかね？アメリカでもなかなか片付けないらしいので、逆にその日が過ぎたら片付けてしまう日本がおかしいんですかね？！

　ソウルにもたくさんありますが、「CAN MORE」というアイス屋さんです。そこのヨーグルトカキ氷をこの日のデザートにしました。後ろのほうに見えるトーストはサービスで、しかもお代わり自由です。

　「CAN MORE」は店内がとってもかわいい！