祝　再開！オランジェリーに行ってきた

2006/06/04 - 2006/06/04

やっと再開されたオランジェリー美術館に行ってきました。モネの｢睡蓮｣で有名な美術館でしたが、彼の寄贈の条件であった｢楕円形で自然光の入る｣状態に復元するため、2000年1月から改修工事に入っていました。2004年再開予定が延びて、｢建て替えたほうが早いし安い｣とさえ言われる改修工事が終わり、リニューアル･オープンしたのは、2006年5月17日！フランス人はマジメに働かないヤツも多くて変わった国ですけど、芸術に対する時間やコストをかける情熱にはホントに感心します。

エリア パリ(フランス)

オランジェリー外観。ワタクシがパリに赴任したときには既に改修に入ってましたんで、以前の状態からどう変わったのかわかりませんが、とにかく光溢れる建物になってます。

残念ながら｢睡蓮｣のある楕円形の部屋は撮影禁止。
ココはルノワールとセザンヌの回廊。ここにもふんだんに光が入ってきています。他の美術館とは全く違う印象。

工事が大幅に遅れた最大の理由がコレ。掘削工事中にパリの外壁が発見されたわけです。ルーヴル美術館の地下にもありますが、12世紀のルーヴル要塞の遺構です。

展示内容をココに載せても美しくありませんけど、一応ルノワールを一枚だけ。
内容はオランジェリーのホームページ
http://www.musee-orangerie.fr/
でご確認下さい。
というか、是非行くべきだと思いますよココは。
ちなみに午前中はグループのみ。個人で行くときには12:30からになってます。入場無料の第一日曜だったせいかも知れませんが、ワタクシは一時間待ちでした。

オランジェリーの天井。｢睡蓮｣の部屋は直射日光が入らないように布があって柔らかい光を投げかけるようになってました。ココで絵を見てから、ジヴェルニーを訪問すると良さそうですね。

おまけ１
ウチの近くの駅でいつものように待っていたら、いきなり登場したレトロなメトロ！なんだったんだコレは？使われていない駅などを見せてくれるツアーがあると聞いたことがあるけど、これがそうだったのかな〜。