2006/03/08 - 2006/03/08
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ソフィさん
2006年3月8日(水)
昨晩21時30分に、アレキサンドリアを出た船は、北北西に舵を取り、一路キプロス島のリマソルに向かっている。
リマソル入港の予定は13時なので、船にはゆったりした朝の空気が流れている。
天気予報は雨、風雨高し、最低気温6℃、最高気温8℃。
厳しい天候を覚悟しているが、思ったほど海は荒れない。
改めて地図を開き、この島の位置を確かめる。
キプロス島は、地中海の東端部、オリエント、アフリカ、ヨーロッパ各文明のかなめに位置している。
対岸にある国は、トルコ、シリア、そしてイスラエル。
この文明のかなめにある立地条件からこの島は、古くから文明の争いの焦点に立つ運命に置かれた。
四国の半分、面積1万平方キロを切る小さな島は、現在も二つの国に別れ、首都ニコシアは市内に国境が通り、かつてのベルリンと同じ状況下にある。
北部はトルコ系住民の支配地で、北キプロス・トルコ共和国を名乗り、トルコだけが承認している国だ。
一方南部は、ギリシャ系住民が支配し、キプロス共和国を名乗り、EUへの加盟も果している。
この小さな国に、キプロス軍、国連軍、イギリス軍、トルコ軍と、四つの軍隊が併存している異常さだ。
しかし一見したところ戦の匂いはなく、平和そのものの感じであるらしい。
この国は土地や水に恵まれず、観光収入が国を大きく支えている。
海岸にはきれいな別荘が並び、ヨーロッパ人、とくに最近までの支配者だったイギリス人が多いようだ。
まだ見ぬ新しい土地への興味で、胸が騒ぐ。
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