2005/10/06 - 2005/10/10
167位(同エリア217件中)
きゃんちさん
台北から自強号で3時間ほど南下すると、阿里山の入口の嘉義に着きます。目的地の阿里山までは、そこから阿里山森林鉄道で3時間半。目指すは翌朝の御来光です!!
台北からだと1日がかりの移動になるわけですが、鉄道の旅はなぜか旅行者の心を惹きつけるところがあり、列車に乗っているだけでちょっと満足。それほど苦ではありませんよね。
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今回は鉄道の旅ということで、台湾人の妻を持つ後輩に頼んで、事前に切符を手配しておきました。台北でも嘉義でも、切符売り場にはすごい行列ができていたので、非常に助かりました。感謝感謝!!
左上:自強号(台北→嘉義)
右 :阿里山森林鉄道(嘉義→阿里山)
左下:自強号(台南→台北)
嘉義→台南の移動は自販機で切符を買いました。自販機には行列ができていませんでしたが、多分、指定席を買うことができないからだと思われます。 -
乗り換え駅の嘉義で2時間ほど時間があったので、駅周辺を散策してみました。台湾にいるなぁという感じがして良い雰囲気です。パチンコ屋さんも何軒かあり、ちょっと驚きました。
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昼食に蝦ワンタン麺を食べたのだけど、スープがかなり薄味でした。麺はうどんを細くした感じの食感。スープは濃い味、極細固麺好きの自分にはちょっと合いませんでした。
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インドのダージリン鉄道、南米のアンデス高原鉄道と並んで、世界三大山岳鉄道に数えられているのが、この阿里山森林鉄道です。列車はこんな感じ。風情があって好きです。
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終点までの標高差およそ2200m。阿里山に着くまでに、ぐるぐると獨立山を3周回って登ったり、スイッチバックしたりと結構大変な道のりです。僕は座っているだけですが(^^ゞ
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列車の中は通路を挟んで2列と1列の座席があります。写真を見ても分かると思うのですが、かなり小さな列車です。
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列車の調子が悪かったので、途中の駅で臨時停車してしまいました。乗客も車外に降りて記念撮影。こんなトラブルも良い思い出です。
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ホースで水をかけたりしていましたが、なかなか直りませんでした。
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阿里山駅は地震で壊れてしまったので、今の駅は阿里山新駅と言うそうです。駅に到着した頃には暗くなりかけていました。予定では3時間半の道のりでしたが、5時間くらいかかりました。
駅の外には宿泊施設の方々がお迎えに来ていました。阿里山には宿泊施設が多数あり、現地調達で大丈夫だと聞いていたので、とりあえず勧誘の声が掛かるのを待っていると、すぐに声が掛かりました。聞くと「青山別館」というところで、地球の歩き方にも乗っていたところだから大丈夫だろうと即決しました。 -
青山別館はこじんまりした宿で、部屋も大きくはないのですが、綺麗に管理されていて好印象でした。
10月の台湾はまだ少し暑いのですが、流石にここまで登って来ると、気温もぐっと低くなり、少し肌寒い感じでした。 -
青山別館の水周りです。朝のシャワーは暫くしないと温かいお湯が出てこないので、注意が必要です。
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阿里山の食堂で食べた夕食です。豚肉の炒め物と筍スープを頂きました。筍のスープには湯葉も入っていて、意外と美味しかったです。炒め物の方は写真で見た感じどおりの美味しさです。
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翌朝は御来光を拝むために、まだ暗いうちから宿のバスで山へ出かけました。暗いなりに雲を確認できて、御来光を見られないかもと予感させてくれました。
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明るくなりましたが、やはり雲が・・・
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徐々に明るさも増してきて、「やっぱり、お日様はでないのか・・・」という感じ。
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微妙に御来光を拝んだ気分になれるショット。今回の旅行ではこれが限界でした(T_T)
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周りには野生のサルが餌を求めて近づいてきていました。ムクムクしていて可愛いこと!!
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宿に戻って、チェックアウト後、阿里山森林遊楽区を散策。阿里山は自然一杯です。
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水が青緑色で綺麗でした。天気がよければもっと綺麗だったと思います。
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「受鎮宮」
1969年に再建されたそうで、生まれ変わってからの年齢は僕の一つ先輩です。 -
よく分からなかったけど、家族で祈祷をしているようでした。
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「老樹頭」
日本統治時代に伐採された紅檜の幹で阿里山林業史の生き証人とも言える。大切にして、落書きをしたり破壊したりしないように。 -
「三兄弟」
伐採された後残った木株から三株の檜が並んで成長し兄弟のように並立していることから、三兄弟の名がつけられた。 -
「姉妹潭」
2つの天然の高山湖。先住民の伝説からこの名がつけられた。ある姉妹が同時に一人の男を愛した。互いに姉妹の絆を傷つけたくはない。しかし愛も捨てられない。どうしようもなく二人それぞれが姉潭、妹潭に身を投げた、というもの。湖面は穏やかで波はな立たず、水中に映る影を見ることができる。 -
「龍鳳配」
一対の木の幹が絡まりあい龍鳳が舞う姿を描き出している。龍に似ているか、鳳に似ているか、どちらでしょう? -
「永結同心」
二株の老檜の幹から根までの形が大きなハート型を描いている。永遠の愛を記念して思い出に写真はいかがですか? -
散策中はアップダウンが結構激しくて、体力の無さを感じました。
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「三代木」
三代に渡って同じ木の株から成長し、枯れてはまた茂る、を繰り返していることから「三代木」と呼ばれている。枯れて地面に倒れているのが樹齢1500年の一代目。その後250年が経ち、偶然種がここに落ち、枯れ木から養分をもらい、二代目、三代目の木が育っていった。二代目の木の根が枯れて空洞になったのち、300年を経てまた三代目が芽を出し枝葉を茂らせている。 -
阿里山駅は1999年9月の台湾中部地震で壊れたため、新しい駅を建設中でした。
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阿里山森林鉄路の駅弁
阿里山から嘉義へ戻る途中の駅で、弁当売りのおばちゃんが乗り込んできて「ベントン、ベントン♪」てな感じで売っていたので、思わず買ってしまいました。80元=280円くらい。僕の好きなおかずばかりで、かなり気に入りました。 -
嘉義駅に到着。帰路は順調でした。この後、宿泊地の台南へ急行列車で移動!!
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