市原慶子ファッショントーク

2006/04/28 - 2006/07/03

　現在美濃和紙の里会館で開催されている市原慶子美濃和紙ドレス展で、デザイナーの市原慶子さん自らが作品の解説を行いました。
　会場に展示されているドレスは、和紙ながらもどれもミシンで縫製されていて、ジッパーもついていて、実際着ることもできるものばかり。
　市原さんは、どうして和紙のドレスを作ろうと思ったのか、和紙のドレスにはどういう利点があるかなど、自らの作品の説明をしました。美濃和紙の耐水性なども高め、紙自体は洗濯機で回しても解けたりやぶれたりしないように加工することでドレスの開発をしたことなどを語った後、一つ一つの作品を説明しました。
　会場には、午前午後併せて１００名の人が訪れ、解説に聞き入っていました。会場を訪れた人からは「どこまで丈夫になっているの？」「価格はどれぐらい？」と質問が上がり、市原さんが答えていました。
　トークのあとには、昨年市原さんのドレスで結婚式を挙げた片岡孝介（たかゆき）さん、満加（みつか）さん夫妻と、美濃和紙の里会館に勤務する足立麻美さんが美濃和紙ドレスをまとって会場を歩き、優雅な姿に会場からはため息が出ていました。会場ではモデルに「着てみてどうですか？」などと訪れた人が質問していました。
片岡さんは、「もう一度ウェディングドレスを着ることができて、しかもたくさんの人に見てもらえてうれしかった」と話していた。
　ファッショントークは、６/１８（日）１1：00〜　14：00〜にも行われるほか、6/4（日）１1：00〜　15：00〜には、ファッションショーが行われます。
＊美濃和紙の里会館（３４−８１１１）まで　

エリア 美濃市(岐阜)

「本当に和紙なのかしら」やっぱり触りたくなっちゃいますよね。

デザイナーの市原慶子さんとモデルのみなさん

初めて大勢の前を歩いてちょっと緊張している足立さん

片岡さんの奥さんは、またウェディングドレスが着ることができてハッピーでしたと話していました。