2006/04/26 - 2006/05/05
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悠遊人(ゆうゆうじん)さん
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●ネパール/ヒマラヤトレッキングに向かう (マチャプチャレを背に) 2006.5/13遊悠人
今回はヒマラヤのトレッキングに向かいます。ネパールは永いこと政情不安定なため、覚悟を決めて入国することにしました。5年前ビネンドラ国王が銃乱射事件で暗殺され、その弟ギャネンドラが国王の座にありますが、その独裁主義的なやり方はきわめて評判が悪いようです。またマオイスト(毛沢東主義者)がはびこり、七政党が入り乱れており、今回単独で向かうことにしました。
(4/26) 成田からTG午前便でバンコクへ
TGは料金が高いせいか空いています(搭乗率3割ほど)。空港から
タクシーにてワットポースクールに直接向かいます。目的は昨年末からOPENした新校舎見学と担当Iさんといくつかの打ち合わせです。
用件を手短に済ませ、スカイトレインで隣アソーク駅の近く、マンハッタンホテルにチェックイン。このホテルは3★でマアマアでしょう。朝食はとてもいいが部屋に歯ブラシはありません。夕食に近くの中華系レストランに入ると、隣の日本人がさっそく話しかけてくる。10日ほどの予定で昨日来たばかりという。一緒に飯を食うことにした。
嫁さんが来れなくなって寂しいとかノタマワッテおる。バカヤロー。日和見のプチブルめ。2人でビール込みで850バーツ(1バーツ=3.2円/約2500円)はそれほど安くはない。その後マッサージ店へ。全身1時間で300バーツ。
(バンコク/スクンビット泊)
(4/27) TAXIで空港へ、高速経由で250バーツ。TG便は電気系統の故障とかで1.5時間遅れ。ルフトハンザ航空との共同運行とは、これいかに?ドイツなどヨーロッパ人が多いとは思っているが。時差も1時間15分とはなんとも中途半端なこと。
イラワジ川とくねったトカゲのようなガンジスの河口上を突っ切り、3時間程でカトマンズ空港に到着。
空港では忘れていたVISA取得。US30$と写真が1枚必要だ。表の客引きを振り切り、到着したばかりのTAXIを捕まえ、値段交渉。300RP(1ルピー=1.6円)というが、そういえば相場がわからない。何のガイドブックも読んでいなかった。暑いし、まあいいか、払いすぎたらバクシーシとしよう。とにかく早めにホテルに入りたいので乗り込む。
覚悟していた過剰な取調べもなく、ワットポーのI氏から脅かされた「今入国は難しいし、出国も禁止らしいよ」の様子もなく、すんなり入国できた。どうやら国王と民衆とが話し合いに入り、落ち着いたそうな。ラッキー!
さてホテルに向かうが、街は汚く、乾燥した汚物が吹きさらしているかのようで、かつ騒々しいこと夥しい。30分ほどスズキの軽四輪をとばし、細い路地を縫うように走って着いた街-タメル地区。おそらくアジアでも有数のツーリストの溜まり場といえるだろう。
ホテルはマルシャンデイ、3★ホテルだ。このあたりはゲストハウスやツーリストイン(小さな宿)がやたら多く、泊まるには困らない。それにしてもこの騒々しさは何なんだ。人間と力車とTAXIと、人間の数ほどの店が隙間なく繋がっていて店子が声をかけてくる。安いよ!あんたkorean?それともchina?
しかしこれほど多くの店がどうして必要なのか?これで果たして商売が成り立つのか考えた。どうもヤツラは旅行者に4倍程の値を吹っかけてるようだ。1Lの水が30RP。22RPの利益があれば1日10本売れば220RP。これにビール大瓶が90RPで2,3本売れれば、なんとか個人商店はやっていける。
おっと、俺はこんなことを考えに来たのではない。いけない、いけない。そんなのどうでもいいことだ。自分自身を日常に引きずり込むのはよせ!
とりあえずホテルにチェックインし、シャワーを浴び、さっき店で買ったビールを一気に飲む。これだけで少し幸せになる。気分が良くなったところで、明日のポカラ行きのチケットをフロントに頼む。帰りOPENにし、US152$。RPは使えない。これも30$はフロントが抜いているんだろう、などとまたよけいなことを考える。
気分もやっと落ち着いた夕方、近くのレストランにネパール料理を食べに行く。ダルバート。それはご飯の周りに数種類のカレーを並べた食べ物だ。ビールは「エベレスト」がいい。払いは440RP。ビールが結構高いようだ。(カトマンズ/タメル地区泊)
(4/28) 昨日フロントに頼んでおいたホテル専属のTAXIは300RPするだけあって、車がデカいだけでなく、ドライバーの体も声も、そして態度までデカい。そして陽気だ。
「どこ行くの?ポカラ?それなら俺がこの車で送ってやるよ。US500$でどうだい?5時間で到着だぜ。」
予約しておくといいことがあった。AIRもホテルもTAXIも予約してないとわかると、俺に任せろとやたらしつこい。I've already rezerved!これで少し静かになる。
20分で着いた国内線airportはまるで倉庫。check-in カウンターはまるで屋台。男女別の標識があるからトイレと思いきやなんとそこが出発ゲートだった。
乗客は15人乗りの双発機(ビーチクラフト?)にたった4人。パイロット2人とスチュワーデス1人、計7人でポカラに向かう。右遠方にヒマラヤを眺め、下を見ればそれこそ等高線に沿い、山のてっぺんまで畑・田んぼで埋め尽くされている。もちろん千枚田なんてものじゃない。何万、何十万とある。またしても思うが、なんでこんなに田畑を作る必要があるの?
機は30分ほどで下降を始めるがすぐガクンと機体を傾ける。スワ!俺もこれまでかと一瞬身構えたが、なんのことはない。パイロットが前を飛ぶ鳥を避けたのだった。
ポカラ空港。タラップを降りて歩いて建物に向かう。サブパイロットが自分で持ってけと荷物を渡す。表にはさっそくTAXIが集まってくる。なんせ客はたった4人だ。150RPだと。無視してさらに歩く。
停まっていた比較的新しい車に声をかけ100RPではと。OK。
昨日の様子で半額になるとわかっている。交渉は無駄な時間をかけずにやるもんだ。約15分ほどでレイクサイドのホテルBALAHEEへ。今日からの3★ホテルだ。部屋はmachapuchure の見える部屋を頼む。
なにせ、この騒動で客はまばらなのだ。これでkathmanduのホテル同様1泊1000円(通常6000円以上はする)とはありがたい。この国は今、こんな政情なのだ。旅行客はほとんど来ない。
部屋からは青い芝生の広い庭が見える。その中にはポカラでは珍しいプール付き。ドイツからのピチピチギャルがビキニ姿で数人寝そべっている。見上げれば7000mほどのmachapuchure(別名fish tail)が部屋のベッドから望めるのだ。俺は天国に極めて近い所に来た、と嬉しさがこみ上げるてくる。
フェワ湖畔まで歩いて5分程。monsoonでcontinental breakfastが125RP。部屋に戻っては、昼寝とプールでひと泳ぎ。そういえばプールで泳ぐeuropa の娘たちの裸を見ていると、こちらに来る前日寄ってきた藤田嗣治の絵を思い出す。この画家は、ほんとうに女を愛し、女に愛されたんだな、ということがつくづく感じられてくる。
夕刻、街でTAXIを捕まえ、明日半日1000RPで借り切ることにした。ドライバーの名はGIRIという。24歳の若者だ。夕食はmanma mia。イタリアンレストランだ。ここネパールはやたらイタリアンの店が多い。トマトスープ、300gのガーリックステーキ、ビールはもちろんエベレスト、それとネパールチャーでしめて400RP。
思えば30年前、ギリシャからシルクロードを東に向かいアフガニスタン、パキスタン、インドの北namariまでたどりついたが、ついに今ネパールまで到達したのだ。ここは宗教はヒンドウだし、文化・習慣もほとんどインドそのものである。クセはあるが英語が通じるのは助かる。
夕食後、インターネットの店で友人にメール。1時間99RP。明日は早く起きて山に登り、朝日を拝むのだ。(ポカラ/レイクサイド泊)
(4/29)4:30起床、4:50GIRIが迎えに来た。山は初日なのでサランコットの丘で足慣らしのつもりだったのだが、GIRIが、突如こんなにいい天気なんだから、今日山に登ろうという。明日の天気がどうなるかわからないと言われるとこれはもう登るしかない。いちおうトレッキング・シューズにリュック、水も簡単な食料も持っている。フェデイまで車を飛ばし、そこから登り始め、ダンプスを目指す。
ガレ場や急な石段をひたすら登っていくと1時間ほどでダンプスの下村に入る。そこから畑や農家の庭先を抜け、尾根に向かう。
疲れた私を見ると、GIRI曰く
「日本人強いね!」
「こんなとこネパール人、子供でも走って登る」
「早く登らないと雨が降ってくる」などと、おだてられ、からかわれ、文句を言われ、なんとか尾根の村に入る。と、目の前に突如マチャプチャレが真正面に姿を現した。
ウヅグジーイ!なんという神々しさ。その周りにはアンナプルナⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳが、そして左手にはダウラギリ、右手にはマナスルなど8000m級の山々が連なり、なんとも贅沢な眺めだ。僕にはマチャプチャレとアンナプルナⅢがとても印象的。
ダンプスには小学校もあるそうな。尾根伝いの小さな集落。標高は約1800mほどだが、とても空気のきれいな緑豊かな村。宿も何軒かあり泊まることもできる。
しばし景色を眺め、茶屋で飲むビールのうまいこと。パンを焼いてもらい、チャーと持ってきたチョコレートで朝食。しばらくは動けないし、動きたくもない。見上げれば青い空、そして8000mの白い山々。
帰りの村では子ヤギが草を食んでいる。
ンメエー!そりゃうまいだろう。白いのや黒いの。朝日を浴びてうぶ毛がキラキラ輝いている。あまりにカワユクていじめたくなる。こちとら身体の慣れと十分な休養とで気分・体調ともすこぶるいい。なんせこの景色だ。よーし、スキップしちゃうゾ。
再びフェデイから車でポカラに向かう。途中、GIRIは一軒の農家に寄り、大量のジャガイモを買込む。ボスに頼まれたんだと。ここのはとてもうまいらしい。形はメリークイーンのようななめらか。そして、帰りがけ、当初の予定だったサランコットの丘に登る。
ここからの眺めもまたなかなかのもの。近くはないが、その分よりワイドに山々が広がって見える。ヒンドウパシニ寺院に立ち寄り、フェワ湖畔のガーデンレストランでピザにビールで昼食。
「おいおい、Mr.ドライバーよ。君はビールを飲んでいいのか?」
「ああ、気分いい。今日は仕事は終わり。」よって午後の予定はキャンセル。GIRIにサランコットまでの約束の倍2000RPを払い、ホテルに戻り昼寝、そしてプール。そこで出合った男はヨガの教師だという。確かに体はやわらかそう。クネクネしてる。長いマツ毛の澄んだ目でこっちをジっと見つめながら話かけてくる。変な気分になりそうなので早めに退散。
夕方、「ラダ・クシュ」でオニオンスープと焼きマカロニ・・・これは我に全く合わず、すべて残す。申し訳ない。
さて、私の足は一気にダンプスまで登ったせいか、パンパンでゴレパニ/タトパニまでたどり着けそうにない。明日は近郊を散策することにしよう。GIRIに9時に迎えに来るよう連絡。おやすみなさい。(ポカラ/レイクサイド泊)
(4/30)7:00起床、フェワ湖畔を散歩。いつものモンスーンで朝食。今日は湿気が多く暑くなりそうだ。
9:00GIRIが迎えに来る。彼は時間に正確だ。ダムサイトを過ぎ、パタレ・チャンゴへ。ここは湖から来る川が地中に滝になって落ち込んでいく不思議な場所だ。反対側に廻るとその地底への洞窟がある。
グプテイシュワール洞窟だ。階段を下りていくと小さな寺院があり、コブラを祭っている。さらに洞窟を奥へ入っていくと、先ほどの地底滝へ続いている。結構奥が深く、人一人がやっと通れるほど。周りは石灰分が付着し、まるで鍾乳洞のよう。
さらに車を進め、タシリン・チベット村を過ぎ、日本山妙法寺に登る。ここはフェワ湖南の丘陵に建つパゴダだ。
ここからのヒマラヤの眺めもまた素晴らしい。とにかく昨日のダンプストレッキングで足の筋肉が痛い。
その後、国際山岳博物館へ。敷地は相当広く、建物も体育館を3ツ合わせたようなデカさ。中には8000m級の山々の写真。ヒラリーとテムジンの写真。そして田部井淳子のエベレスト登頂時の装備も
展示されていた。それはすごくシンプルで、こんな軽装で、とも思えるほど。
帰路、久しぶりに日本料理「食べものや」で天ぷら、ざるソバ、冷ややっこ、そしてビール。GIRIにはカツ丼と味噌汁を薦めたがどうも口に合わないようだ。もしかして宗教上の理由かもしれない。 その後、明日午前のフライトを予約し、ホテルに戻る。 今日の日当500RPを払い、明日の空港送迎を頼み、いつものように午後はプールと昼寝で過ごす。
夕食はこの日、さすがに食えず、それでもケーキ2個をチャーで平らげた。こんなに食っちゃ寝でいいんだろうか?また太ったような気がする。(ポカラ/レイクサイド泊)
(5/1)ポカラを後に、今日からカトマンズに戻ります。旅も半ばを過ぎると、後半はアッという間に終わるもの。ちょうどそれは人生のようなものです。でもこの町はきっと一生忘れない。真っ白な山マチャプチャレやアンナプルナ、美しい水を湛えたフェワ湖、たくさんの緑の山々、純朴で心やさしい人々。
8:45、送りに来たGIRIは少し寂しそう。もう帰るのか、と怒ったような言葉づかい。もっといたいのはヤマヤマなのだが・・・
10:15、SATI805便で出発、たまたまカトマンズから一緒のフライトだった夫婦とバッタリ。帰りは超満員である。そして再びマルシャンデイホルへ。やっぱりポカラに比べ、ここタメル地区のなんと騒々しいこと。
昼寝後15:00市内観光に出かける。まず力車でスワヤンブナート寺院へ。50RPで坂の途中まで。このネパール最古の仏教寺院は猿が多く生息し、モンキーテンプルとも呼ばれる。ところが麓に着いてみると、寺ははるか石段の上。足はあいかわらず痛むが、男kimura、登らないわけにはいかない。その数、なんと350段。上からは市内が一望できる。雨雲が迫ってくるのが見え、早々に裏側に降り、ちょうど来たTAXIに飛び乗り次の目的地、ダルバール広場へと急ぐ。ここは旧王宮や数々の寺院に囲まれたカトマンズの中心部。広場への入場料200RPを払う。
夕刻ですごい人。すごい喧騒。
建物だけ見上げればパリのカルチェラタンのよう。ただ道路には牛が寝そべっているのとこの騒々しさを除けばだが。ゆっくり見て歩きたいところが、天気が危うい。
大通りに出て、TAXIでホテルに戻る途中、大雨が降ってきた。ぎりぎりセーフ、今日はこれまでだ。
雨が止むのを待って、ホテル近くのタメルハウスで夕食。野菜スープとモモ(ネパール風ギョウザ)、ツアタモリ、ビール、ネパールチャーで475RP。一般の人々の食事代は100RP程度で済ましているようだ。ここは食いたいものを食いたいだけ、食いたい店で食える国。余裕があれば目いっぱい使うがいい。
その後、フットマッサージへ、腕はマアマア、1時間500RP。最初に行った店はチト怪しげな店であった。(カトマンズ/タメル地区泊)
(5/2)7:00起床、ホテル屋上に上がれば昨日のスワヤンブナート寺院が、まるで霧の中に浮かんだ島のように見える。そもそもカトマンズは3万年前は湖だったのだ。かつての景色はちょうどこのように見えたはず。
伝説ではこの島に大日如来が降り立ったとされる。それを知った文殊菩薩はチベットからインドに戻る途中、この地に寄り、ここにストーパを建立したという。
7:30、近くの旅行代理店に出かけ、ナガルコットの様子を聞き、ホテルを予約する。60$というが40$朝食付で話をつける。しきりに今日のハイヤーやマウンテンフライトを勧めるが、天気次第のこともあり、これは断る。
ホテルに戻り専属のハイヤーに明日午後からナガルコット2日間2000RPで話をつけ、残りのカトマンズ市内を廻ることにする。
10:00TAXIを半日500RPで交渉。こちらは何でもいちいち交渉しなければならない。値段表のあるレストラン以外はすべて交渉。水一本買うにも交渉だ。相場がわかるまでは結構疲れる。
ボダナート寺院(ネパール最大の仏塔、チベット文化の中心)、パシュパテイナート寺院(ネパール最大のヒンドウ寺院、インド/ベナレスのような火葬場がある)を廻り、タメルに戻り「ふる里」でナスみそ焼き炒め昼食。
さて約束の午後3時になったが約束したハイヤー現れず。30分待っても来ない。どうやら安く値切りすぎたようだ。部屋はそのままキープし、必要な荷物をまとめ、表でTAXIを拾う。1000RPでナガルコットへ。
飛ばしに飛ばし、約2時間弱でホテル/ビューポイントへ到着。思ったより距離があったので100RPを追加する。泊まりは45部屋のうち、私を含め3組のみ。だが肝心の夕陽に輝いてるはずのヒマラヤ見えず。
モンスーンの影響か、霧が消えないのだ。夕刻はカミナリショウと停電の中、明日の快晴を祈って早めに寝るしかない。(ナガルコット泊)
(5/3)5:00起床。屋上に上る。何度も何度も目を凝らしたが、ランタンヒマールの山肌らしき一部がみえるだけ。
山はあきらめ、ナガルコットを歩いてみるが何にもなし。まったくもって何もなし。
早々に車を手配し、昨日旅行社で勧められた古都バクタプルへ向かうことにする。
おんぼろ車、1時間少々でバクタプル。まったく想定外の町に来た。
しかし、とてもいい。古き町並みが残り、赤レンガで造られた家々や道路。15-18世紀はマッラ王朝の首都のひとつだけのことはある。
タチュパル広場からトウマデイ広場、ダルバール広場へ歩き、一番気に入ったトウマデイ広場に戻る。そこには五重の塔を持つニャタポラ寺院が。向かいの「カフェ・ニャタポラ」でヨーグルトを食べたが、確か中国新疆かそれともアフガンだったか同じ味がした。
ダルバール広場で帰りのTAXIを探す。すぐに見つかった。カトマンズから来た帰りの車なので安い。300RP ただ、この国はイスラム/ヒンドウの考え方で、金のある者はたくさん払え、ということで、旅行者にとって広場や入場料代などやたらと金が取られる。ナガルコットで山がみえなかったせいか、こんなことが妙に腹立ってくる。
タメル地区のアンナプルナで最後の夕食。野菜カレーとナンで軽く済ます。明日はバンコク経由で帰るのだ。 カトマンズ/タメル泊
(5/4)7:00ホテルの屋上に上がってみるが、やはり山は見えない。おそらくナガルコットにいても同じようなものだろう。マウンテンフライトもあきらめ、ホテル前の通りでザクロジュースを朝食代わり。これはアフガンのものより薄味。やはり真っ赤に熟したものが甘酸っぱくておいしい。さてあとはオーバーブッキングだけが少し心配なので、早めにチェックアウトし、空港に向かう。TAXIは来たときは相場がわからず300RPだったが、帰りは150RPとなる。
思ったよりスムーズにチェックイン。1、750RPの空港税や観光税?が取られる。少し余ったルピーを再両替したかったが銀行の係員はいつまでたっても来ない。向かいの売店の親父に聞いたら、彼が日本円の500円玉で代えてくれた。
TG便は予定通り出発したが、経由地バンコクで乗り継ぎの便が遅れたとかで5時間のところさらに1時間待たされやっと出発。結局カトマンズから計9時間フライトのところ9時間の待ち時間となり、合計18時間もかかってしまった。
帰りは機中泊、5/5朝予定より2時間遅れで成田着。直行便でないため、空港での待ちがチトしんどい。 (機中泊)
今回の総予算20万ほど。そのうち成田からポカラまでのAIR代で13万。
感想①ポカラは天国、カトマンズは20年前のインド/アフガンのよう。面白いが騒々しく、汚い。
②英語はクセがあるが、ほぼ通じる。
③仏教国のようだが、バリバリのヒンドウ文化圏、特にカトマンズはインドに近い。
④山を歩く(見る)なら10-11月、または3月までの冬の時期がいい。
⑤値段はすべて交渉、大体2倍に吹っかけてくる。
⑥日本からは乗換えが不便。時間の余裕が必要。
次回は、メキシコかペルーを目指したい。同行者求む。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
PR
-
カトマンズ:タメル地区
バックパッカーの聖地 -
ポカラ:ホテルバラヒー
1泊¥1,000だし、マチャプチャレが正面だし。
危険情報のせいで客は少ない。
-
ダンプス:アンナプルナ?を望む
-
ナガルコット
ホテルからの夕景、ヒマラヤ見えず
その夜のカミナリと土砂降りは半端じゃなかった。 -
ナガルコットの朝(1)
4時半に起き、何度目を凝らしてもヒマラヤが見えない
♪おヒマラヤ来てよね、わたし寂しいの♪
ダメかー -
ナガルコットの朝(2)
-
古都バクタプル
タクシーなので寄ってみよう
-
古都バクタプル
-
古都バクタプル、トウマデイ広場の水汲み
-
古都バクタプル
旧首都だけあって、想定外によかった -
カトマンズ(1):ダルバール広場
-
カトマンズ(2):ボダナート寺院
-
パシュパテイナート寺院のリンガ
小川の両側は火葬場になっている -
日本山妙法寺
フェワ湖を眼下に正面マチャプチャレ、左にアンナプルナ?が見える
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