2006/04/15 - 2006/04/18
32位(同エリア39件中)
chacoさん
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アルビ〜カオール〜サン・シル・ラポピー〜トゥールーズ
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今日は移動日。
天気はどうかな?と外をみると、ホテルの前で市が開かれていた。
これは行っとかないとっ! -
単品だけを扱っているお店もいくつか。
くるみとアスパラだけを乗せたテープルの後ろにちょこんとマダムが座っていたり。
地元の人たちが、とれたものを持ち寄る、って感じなのかも。
これは、ハムかな?
おじさん、マッハで包丁を研いでます。 -
屋内の会場もあり。
雨が降ってきたから、買い物客も屋内のほうへ集まってきた。
見えにくいけど、奥にマグロさんが横たわっていらっしゃいます。
そういえば、日本のように「大トロ、中トロ」なんて区別はないから、お買い得だと友達が言っていた。
朝食用にパンを買ってホテルへもどる。 -
アルビの駅でカオールまでの切符を買う。
機械に行き先を入力して、一番安い切符を買った。
10:17発→11:04トゥールーズ着
トゥールーズで乗り換え。
切符には、CaussadeTetGという所でも乗り換えるよう書いてあったけど、ホームの電光掲示板にカオールに止まるようなことが書いてあったので、そのまま乗っていった。無事到着!
アルビ→トゥールーズ→カオール 22.2ユーロ
12:30ごろカオールについた。怪しい雲行き。まずは宿を探さねば!
駅前のホテルを横目にユースへ。
赤い髪のお姉さんがにこやかに対応してくれたけど、予約でいっぱいだった。安いホテルを教えてもらい、そちらへ向かった。
閉まってる;;;
今度は観光案内所へ。ホテルのリストをもらい、安いところをあたってみたけど、どこも満室。
さっき横目に見て通り過ぎていた駅前のホテルもいっぱい。
スーツケースを転がしながら歩き回ってたから、ほとほと疲れた;;;
とりあえず、何か食べて、それから考えよう!思い
レストランへ入ると「ランチは終了いたしました」
・・・・・
デセールを食べている人たちの憐憫のまなざしを感じながら、店をでた。 -
探してない時って、どこにでもあるようなレストランやカフェが、こういうときに限って、一つもない。
さらに雨まで降ってきた。
泣きそうになりながら歩いていたら、クレープ屋さんを発見!お客さんも1組だけど、まだいる。
「いいですか?」と聞くと、お客さんだと思っていたひとたちが、メニューを持ってきてくれた。。。
ハムときのこ、ロックフォールのガレット(かなりこってり)を食べながら、作戦をたてる。
ガイドブックと時刻表を眺め、
カオール泊はあきらめて、サン・シル・ラポピーに泊まる。バスの時間まで、カオールを観光することにした。 -
St-Etienne大聖堂へ。
-
ホテルがどこも満室、の割りに、観光客はあまりいなかった。
-
天気のせいかどの建物も魅力的に見えない;;
ロット川も、晴れていたらきれいなんだろうけど、
曇り空のしたでは、少し怖い感じすらうける。
Pont Valentreが見えた頃には、雨も大降りになってきて、橋まで行く気が失せてしまった。
バスは17:45発。土曜はこれが最終。
Tour-de-Faureで降りる。(5.1ユーロ)
バスの運ちゃんが、ホテルが決まってないなら、と、バス停近くのホテルの前で降ろしてくれた。
親切じゃーん!!
やっと、宿がみつかった!
入り口の前の料金表をみると50ユーロ〜と書いてある。
高いけど、しょうがない。
晩ごはんは何を食べようかな〜なんて考えながら、
受付の人が出てくるのを待っていたら、出てきたのは、電気整備をしている人だった。
「ホテルは月曜まで休み」だとか・・・
途方にくれる、ってこういうことだと思う。
外は雨、最終バスも行っちゃって、、、、 -
私があまりにも悲壮な顔をしていたんだと思う。
その整備士さんが、サン・シル・ラポピーのホテルに電話をかけまくってくれた。(番号案内にまで電話をかけてくれた)でも、どこも満室。
私はといえば、半日スーツケースを引きながら歩いていたせい疲れもあり、何も考える気力がなくなって、頭の中が真っ白。
整備士さんも、一緒に途方に暮れてくれていたけど、
「あ!」といって、また電話をかけ、
「知り合いがやってるシャンブル・ドットがあるんだ、空いてるといいけど・・・」(その知り合いの電話番号も登録してなくて、また番号案内にかけてきいてくれた)
で、その知り合いのシャンブル・ドットに一部屋空きがあり、そこに泊まる事に。
「ここから遠くはないけど、道がややこしいから、送っていくよ。あと、10分まてる?」と仰る。
待ちます、待ちます、待ちますとも!!
整備士さんの娘さんと一緒に片づけを手伝い、シャンブル・ドットまで、送ってもらった。
なぁぁぁんていい人!!!
すごくお礼が言いたかったのに、「Merci beaucoup」を繰り返すことしかできず、、、、
整備士さんは、「全然たいしたことじゃないよ〜」という感じで「Bonsoir」とさわやかに去っていってしまった。
で、最後の一部屋という部屋はなんと、3人部屋だった。
それを私一人で。
しかもめちゃくちゃかわいい!
部屋に入ってからも、しばらくは、そこに泊まれることが信じられなかった。
♪・・・涙のあとには虹も出る・・・が頭の中に流れたのでした。 -
夕食もお願いした。
別の部屋に泊まっている、母息子の二人組みと一緒に。
アントレはアンディーブとアスパラのサラダ。 -
プラはソーセージ。下にインゲンとベーコンのソテーとショートパスタがある。プルーンのソースをつけて食べる。すごくおいしかった。
テーブルワインもでて、このあと、チーズとデザートもでた。
他の二人は小食で、ワインも飲まなかったけど、(私一人で飲んでいた)
料理のことや、特産物のことをいろいろ説明してくれた。
お母さんはサン・シル・ラポピー出身で、そこをでてからも、バカンスには毎年訪れているのだとか。 -
4月16日(日)
今日はサン・シル・ラポピーへ。
昨日一緒に夕食を食べた人が案内してくれるという。
昨日、めちゃくちゃ親切な整備士さんに出会ったホテルの横を通り、一歩通行の橋を渡り、坂道を上っていく。
途中、キャンプ場があり、キャンピングカーが何台もとまっていた。 -
「あれがサン・シル・ラポピーだよ」と案内してくれた人が教えてくれた。
思っていたよりも、こじんまりしている。
山と川に囲まれて、ひっそりした感じ。 -
村に近づくにつれて、今にも壊れそうな家々の煙突から煙(湯気?)がでていて、人が生活しているのがわかる。
中世のまま時間が止まっているような建物のなかに、車があるのが、不思議。
高い建物(右)が教会。左は城壁跡。 -
村の一番高いところにある城壁からの眺め。
関西からの団体ツアー御一行様と遭遇。
小さな村に関西弁がひびきわたり「ここは道頓堀か?」っていうほど。おそるべし。
写真を撮るだけとって、嵐のように去っていった。
次はどこへ行くんだろう??? -
城壁からの眺め。Part?
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次は教会へ。
教会の中は、改装されていて、壁も白く塗り替えられていて、興醒め。 -
教会の横に置かれていた石。
前は同じものが2つあったんだけど、ぬすまれちゃったんだとか。
どうやって???何のために??? -
石を積み上げただけのような家々が寄り添うようにたっている。
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アーティストのアトリエやギャラリーもあった。
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店の看板も時間の流れを感じさせる。
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観光客相手のお店も多いけど、住んでいる人もいる。
庭で食事をしている人もいたし、小さな畑もあった。
民家風の界隈を歩いていたら、犬を発見。 -
そこ、座りづらくないっすか?
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郵便受けもいい味だしてます。
雨が多い地域なんだろうか??? -
ミモザが花盛り。
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結構花粉きついらしいっす。
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ランチは案内してくれた人のオススメの店で。
なぜかクレープを。(昨日も食べた、とはいえない;;)
ランチなのに、チョコレート・バナナ・アイスのクレープという激甘のクレープを注文していた。
私は、塩味のものを。
午前中のうちに、大体のところはみてしまったけど、今日は他に行く当てもないので、1日サン・シル・ラポピーにいることにする。
ポストカードを買って、カフェへ。
街の絵がかけられていた。
日本人がよくくるのか、折鶴も飾られていた。 -
田舎の観光地にあるカフェには珍しく(←偏見?)コーヒーの種類がたくさんあった。ムッシュがバイト風の男の子に教えながら、サービスしていた。
これはくるみとりんご(だったか?)のケーキ。
さっくりしていておいしかった。
他のケーキもおいしそうだった。
コーヒーはおかわりしてしまった。 -
街を囲むように通っている幹線道路を登っていく。
城壁跡に上る人が、人形のように見える。 -
上のほうからみると、城壁跡がちょっと異様にみえる。
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さらに坂をのぼると、こんなのがありました。
なんだろう???見張り台?
さらに上に上る道(道路と山道)が、あったけど、ここでリタイヤ。
町へ戻って、おみやげ物を買う。 -
レストランが併設されている、ワインショップ(博物館?)へ。ワインだけでなく、果実酒やオリーブオイル、ジャム、フォアグラetcが売っていた。
くるみのハチミツもおいしそうだったけど、私は、カオールワインのジャム(ジュレかな?)とスミレのマスタード「Moustarde Violette」を買った。スミレのマスタードなんて、見たことなかったし、、、。薄紫色のくるみのマスタードもあったけど、見た目がイマイチだったから、やめた。
このスミレのマスタード(中身はブドウのマスタード)、友達に好評だった。普通のマスタードより甘みがあり、お肉料理にすごくよく合う!との事。
この店で売っていたチョコがけレーズンもおいしかった。なんと、去年のサロン・ド・ショコラで買ったものと同じものだった。こんなところで、出会えるとは! -
お土産もかったので、帰ることに。
ロット川の眺め。
なだらかな丘陵のなかに、ちょこちょこっと家が建っている。 -
最後にもう一枚
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ゆるやか、とはいえない坂道を下り、橋を渡って、シャンブルドットへ向かう。
Tour-de-Faureの観光案内所?
公民館のような建物だったけど。 -
幹線道路から外れると、車一台しか通れないような道がつづく。
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民家もかわいい。窓が全開で、中が丸見えだった。
すごーく広い庭に、色とりどりの洗濯物が干してあった。 -
こっちでいいんかな〜(ほぼ一本道だったけど)と思っていたら、看板があった。
分かれ道ごとにおいてあった。 -
馬だー!!と思って、カメラを向けたら、近づいてきた。ってゆーか、近づきすぎだよ!
ちょっと、こわかった。。。 -
今夜のディナーは、もう1組のカップルが加わって、5人で。
アペリティフに、プルーンのリキュールをいただく。
アントレは野菜のスープ。
やさしい味だった。フランスでは珍しいんじゃないかなーやさしい味って。 -
プラは(簡単に言ってしまえば)牛肉のクリーム煮。
ホントはちゃんとした名前があったんだけど、聞き取れなかった;;
とろとろに煮込まれていて、すごくおいしかった。 -
バターライスを添えていただく。
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プラの後、チーズの盛り合わせもでて、デセールは、フルーツのタルトだった。
焼きたての熱々、フルーツもたくさんのってて、これまた美味。
大満足で、外に出ると、降ってきそうなほどの星空☆
裏庭のほうにいって、星を眺めた。
せせらぎの音がわずかに聞こえるだけで、ほとんど音のない暗闇で、星だけを眺められるなんて、、、、
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この旅行記へのコメント (2)
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- おでぶねこさん 2006/08/23 12:22:32
- chacoさん。無事行って来ました。
- こんにちは。お元気ですか?
サンシルラポピー無事に行って来れました。
旅行前には色々教えていただいてありがとうございました。
土地柄なんでしょうか、村の人はみんな親切で
いい思い出の村になりました。
たくさんの一期一会に胸がいっぱいの旅でした。
ありがとうございました。
おでぶねこ
- chacoさん からの返信 2006/08/26 05:37:10
- RE: chacoさん。無事行って来ました。
- おでぶねこさん、おかえりなさい!
無事で何より。
素敵な出会いがたくさんあったようで、よかったですね。
おでぶねこさんの書き込みで、あの旅のことを思い出しました。
そして書きかけの旅行記のことも・・・
今、インターネットの環境がよくないところにいるので、帰国したら続きを書きます。たぶん・・・
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