西国街道自転車散策?

2006/05/21 - 2006/05/21

江戸時代には、西国諸国の大名が参勤交代時によく利用したという西国街道。京都･東寺口から摂津･西宮を結んだ街道ですが、今もこの街道をほぼ当時の道筋のまま辿ることができます。
2004.10.24に、京都･東寺口から摂津･芥川（高槻市）まで走りましたが、今回は摂津･芥川から同じく摂津･西宮までを走りきります。
旅行行程:芥川〜郡山〜瀬川〜昆陽〜西宮
所要時間:11:00〜17:00（往復）

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

「大師堂」
…芥川宿の西の入り口にあたります。今日はここからスタートします。（11:00）

「大田」
…芥川宿と郡山宿の中間あたりの集落です。

「郡山」
…郡山宿の本陣だった建物です。椿の木が有名で、椿の本陣と呼ばれました。（11:30）

「左京ふしみ」
…郡山宿を出ると、街道はなだらかな上りとなります。少しきつめの坂を上りきると写真の常夜灯と道標が現れます。ここで少し休憩することとします。
（11:40）

「小野原」
…このあたり古い町並みが続きます。

「勝尾寺大鳥居」
…西国23番札所である勝尾寺への参道をしめしています。

「萱野」
…立派な長屋門のある萱野三平邸跡前から。萱野三平は、かの赤穂浪士の一人で、討ち入りには参加しなかったものの、自宅にて自害したそうです。（12:10）

「涓泉亭」
…萱野三平邸跡はい大阪府指定史跡として指定され、萱野三平の俳号にちなんだ「涓泉亭」という名の記念館となっています。

「牧落高札場跡」
…瀬川宿のはずれにあります。また、ここは大坂や箕面へ向かう道との分岐点にあたります。

「瀬川」
…かつては宿場町でした。（12:30）

「亀の尾住吉神社」
…街道沿いに涼しげな場所を探して、二度目の休憩をとります。（12:45）

「浄源寺」
…西国街道を行きかう参勤交代の行列が、道中の目印にしたといわれる大銀杏があります。

「猪名川」
…大きな川ですが、昔は渡しも橋もなく、徒歩にて渡ったそうです。

「伊丹坂」
…摂津名所図会にも描かれた急坂と看板にありました。が、なんなく自転車で上りきりました。

「昆陽」
…西宮へ向けて最後の宿場町になります。（13:15）

「渡し跡」
…武庫川の渡し跡です。かつては、ここから船がでていました。

「武庫川」
…今は渡しがないので、下流にある甲武橋を渡って西宮へと向かいます。

「住宅街の西国街道」
…今は住宅街の生活道路なってしまった西国街道。たくましさを感じました。

「表大門」
…市街地の中で、ひときわ緑豊かな一角が、西宮神社でした。写真は、豊臣秀頼寄進とされる表大門です。
（14:30）

「西宮神社」
…福の神「えびすさん」の総本社。緑豊かな木々の陰に入ると、ひんやりとして涼しい。しばし休息の後、今来た道を戻ります。