2000/10 - 2000/11
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KAUBEさん
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摩周・阿寒・屈斜路の旅では、中標津空港を利用した。
それで帰りに中標津からちょっと足を延ばして、
野付湾に面したペンションに泊まった。
ぼくが泊まったペンションは新しくて清潔。
牧場を経営していて、馬や牛がたくさんいる。
犬も玄関に二匹がんばっていたし、
「猫もいますよー」と言うので探し回ったら、
馬小屋の中の2mぐらいの高さに積み上げた干草の上で熟睡していた。
ぼくは旅に美食を求めないが、ここの夕食に出た野付湾産の北海シマエビは、刺身も天ぷらも美味。
品数も特に多くはないし、家庭料理というか、お惣菜に近い感じがぼくは好きだけれども、
あれがあったおかげで何か思いがけないぜいたくをさせてもらったような気がしている。
二食付き税込み6,800円。
翌朝は「7時に馬場に来てくだされば乗馬が出来ます。宿泊のお客さんは馬場一周サービスになっています」ということで、朝飯前に馬場に出た。
飼育係のお姉さんが、動かし方、止め方、曲がり方、スピードの調節、なんてことをとても簡単に説明したかと思ったら、じゃ行ってらっしゃい! なんて、ぽんと馬の尻をはたいた。
道産子は(馬じゃなくお姉さんのほう)万事大雑把で、多少手荒い。
馬はそれでもおとなしくポコポコ歩き出した。
あんまりゆっくりなので、お姉さんが言ったように横っ腹を足でちょっと蹴ったら、少しスピードを上げてトコトコ早足になった。
でも、ものの10mも走るともう元の速さにもどってポコポコ。
そう、馬というのはいつも尻を叩いてないと走り続けないものなのだと理解。
競馬でやたらムチを振り回すのを、かわいそうに、なんて思っていたけど、あれはきっとああしないと馬はポコポコ歩いてしまうのね。
宿の人が車で船着場まで送ってくれて、尾岱沼から向こう岸の野付半島に渡る観光船に乗った。
客はぼく一人で、朝の心地よい風を切って船は野付湾を走った。
もうすぐ向こう岸、というところでフガフガフガ…と突然エンジンが止まって、船首のほうにいたぼくを船員が呼びに来た。
お客さん、船尾のほうにアザラシが見えますよ。
波の上に顔だけ出して、数頭のアザラシがこっちをじっと見ている。
「なんやおかしなもんがみえるでえ」
「ほんまや、なんやあれ」
みたいな感じで、みんなでぼけっとぼくのほうを見ていた。
すごく間抜けでユーモラスで、人間の言葉にするとしたらやっぱり関西弁。
それが上の写真。これじゃちょっとわからないけど。
でも二頭だけ見えるでしょ、頭が。
そう、ぽつんと二つ見えてるの、あれ、アザラシの頭。
その日は、道の両側が海、という細ぉい野付半島を標津の町に戻り、翌日、中標津の小さな空港のキオスクで、
「網走脱獄キャラメル」というのを一個買って、羽田行きの小さなジェット機に乗った。
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