Viva Italia! フィレンツェ編

2002/09 - 2002/09

　芸術の香りが漂う素敵な街です。

エリア フィレンツェ(イタリア)

Ｂ＆Ｂに滞在しました。家具のセンスがいいですね。
駅からもドォーモからも近くて便利でした。でも、４階なのにエレベーターがなくて、重い荷物を持って登るのは本当に・・・死ぬ。

国立バルジェッロ美術館
彫刻の傑作がずらりです。
ダ・ヴィンチの少年時代をモデルにしたといわれるダビデ像もあります。

シニョーリア広場
政庁舎のベッキオ宮殿とロッジャに囲まれた広場は政治の中心となってきました。

後ろの建物は政庁舎ベッキオ宮殿
パッツィ家の陰謀など、共和国に謀反を起こした
死刑囚はここの窓から吊るされたそうです。
こわ〜。

言わずと知れたミケランジェロのダビデ像
でも、これはコピーでオリジナルはアカデミア美術館にあります。オリジナルはもっとでかくでビックリしますよ〜。

オルサンミケーレ教会は元は小麦市場も兼ねていた教会。建物外側の壁のへこみには
有名な彫刻家による聖人像が見られます。
ドゥオーモからシニョーリア広場に行く道に
ありますので、是非ぐるりと一周して
みてください。
写真はベロッキオ作「聖トマスの不信」
復活したキリストが本物かどうか信じられない
弟子のトマスに傷を触らせるキリスト。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂/ドゥオーモ

フォレンツェの象徴ともいれる「花の聖母マリア大聖堂」
フォレンツェの街の何処にいても見えるように巨大に作られたとか。

緑とピンクの大理石を使ったフォサードは本当にうっとりするほど美しいです。

大聖堂内の美術品はほとんど付属博物館に移っていて、
中は意外とがらんとしています。

クーポラの内部
ヴァザーリやその弟子たちによる
「最後の審判」が描かれています。

ドゥオーモに登ってフィレンツェの街を
一望することができます。
ただし、足で登るしかありません。
映画「冷静と〜」の影響でみんなから
強いリクエストがあり、
登ったのですが、つらいのなんのって・・・。
中は狭いし、暗いし、長い道のりです。
写真は途中の窓からの眺め。早く外にでたい！

苦労して登ったかいがありました。
すばらしい眺めです！でも、息が切れて
ぜーはー、ぜーはー。
映画では涼しい顔してましたけど、絶対
息が切れていたに違いない・・・。

なんなんでしょ、この乗り物。
また、運転手のおっさんが素敵・・・。

ベッキオ橋
かつては革製品を扱う店が立ち並び、ひどい悪臭を放っていたそうですが、今はすべてが宝飾品の店になっています。
ちなみにオペラ、アンニスキッキの「私のお父さん」の歌詞の中にも登場します。「結婚を認めてくれないなら、ベッキオ橋から飛び降りてやる〜！」みたいな内容だったと思います・・・確か。

動物学博物館
実はウフィツィを差し置いて、私が一番楽しみにしてたのはここだったりします・・・。わざわざフィレンツェに来てここを見たがる人はあまりいないでしょうね。詳しくは「グロイ〜動物学博物館」の方をご覧くださいませ。

こちらのメインはこのフラ・アンジェリコの
「受胎告知」です。色合いもソフトで本当にやさしい絵です。アンジェリコの人柄が伺えますね〜。ちなみにアンジェリコとは「天使」という意味だそうです。

宿泊したＢ＆Ｂの屋上からフィレンツェの街並みが見渡せます。朝、古い町並みとドォーモを眺めながらの昼食なんて、なかなか素敵です。

サン・スピリトの市
日曜日になると、サン・スピリト教会の前にアンティーク市がたちます。こんなもんも売るのかー！っていうガラクタがいっぱいですけど、探せばいいものがあるかも。傍らで香油やオリーブの石鹸を売っているお店もあったので、おみやげ探しにもいいですね。

ピッティ宮のボーボリ庭園
ひとつ言えている事は、「夏に来てはならない」
だだっ広くて、日陰もろくにないです。あつー！
亀の上に乗ったへんなおじさんの像（？）を探していたのですが、修復中だったらしく見れず。

公園の上まで登ると、裏手にはこんな景色が広がっています。一面のオリーブ畑。あ〜、これこそトスカーナって感じがしません？

ここから見ると、フィレンツェって緑に囲まれてて、本当に格調高い美しい街ですね。

ミケランジェロ広場を目指して急な坂道を登ります。随分急だけど、なかなか素敵な坂じゃない？なんてのんきな事を言ってたら、あれー向こうの丘にミケランジェロ広場が見える・・・。ひと山（丘）間違って登ってしまった。すまん。みんな・・・。

ミケランジェロ広場へ続く階段の途中で沢山の猫に遭遇しました。よく見ると、にゃんこの家まであって、どうやら野良猫保護団体みたいなのがあるようです。

で、道を間違えたおかげで（？）ちょうどいい具合に、夕焼けのフィレンツェを見ることができました。