ぽーちゃん、三度ヨーロッパへ・・・ ? （カールスルーエへ）

2006/04/30 - 2006/05/08

ＧＷに、なんとか９連休を取ることができたので、今年も、ヨーロッパに行くことにしました。　勉強を始めて１年経った、私のドイツ語は、いったい、どのくらい通じるようになっているのでしょうか？　そして、今回の旅行では、どのような出会い・ハプニングが待っているのでしょうか？　ちなみに、この旅行記は、移動の記事ばかりです。

エリア カールスルーエ(ドイツ)

まずは今回初挑戦のオーストリア・ウィーンの予習ということで、ＤＥＭＥＬのケーキを味見しました。（原宿駅の近くに日本の本店があります。）ザッハトルテ、アップルシュトゥルーデルなど購入。

日本で購入したＤＥＭＥＬのザッハトルテのお味は・・・洋酒が効いていて、甘いけれど上品なチョコレート菓子という感じです。コーティングのチョコも厚くて美味しい！はてさて、本場のザッハトルテはどんなお味でしょう？

今度は、ザルツブルクの予習と言うことで、映画、サウンドオブミュージックを借りてきました。　当初、ザルツブルクは、さくっと見て、すぐに通り過ぎちゃおうかなと思っていたのですが、このＤＶＤを見て「ザルツブルクって、景色のきれいな、落ち着いた感じのいい街ではないのかな？」と思い、１泊することになりました。

いよいよ出発です。　この日は、ＧＷの出国ラッシュとあってか、空港は大混雑で、いつもより、搭乗手続き・出国審査等に時間が掛かりました。　それでも、搭乗口で若干の余裕があったので、これから乗る飛行機の前で１枚。 隣になんだか派手な塗色の飛行機が停まっているなぁ、と思ったら・・・

機体には、ウイーン・フィルハーモニカーと書いてあるではありませんか。　自分、楽器のイラストの方に目を奪われていたのですが、よく見てみると、尻尾のところの国旗も、オーストリアになってますね。　ウイーンに行くのなら、あっちの飛行機でもよかったかな？

日本を抜け、飛行機が安定飛行に入ると、定番の、飲物とおつまみが配られました。　ドイツに行くと言うことで、飲物にはビールを注文。　日本のビールとは違って、爽やかな感じの飲み口で、気持ちも盛り上がってまいりました。

いよいよ、大陸へと差し掛かってきました。　ちなみに、行きの飛行機は、関東平野を抜けた辺りから、日本海へ出てしばらくの間が、すごく揺れましたが、それ以外は、安定飛行の快適な旅でした。　

そうこうしているうちに夕飯です。ドイツっぽいメニューを期待しましたが、お寿司や中華風サラダが。しかし、メインはドイツ風の煮込みで美味しかったです。それと、珍しくメニューや雑誌をドイツで積み忘れたとのアナウンスがありました。ちょっと苦笑いです。

フランクフルトの空港に到着です。　フランクフルトって、ヨーロッパを代表する大都会と言うイメージがあったのですが、後で本を読むと、人口は６５万くらいだそうで、かなり意外でした。　５００万くらいあるのかと思ってたので。　去年、フランクフルトの空港に初めて降り立った時には「あれ？　これがフランクフルト？？　一面、森と野原なんだけど・・」とビックリしたのを思い出しました。　でも、よくよく考えると、外国人から見た成田も同じようなものなのかな・・・

ガラガラになった機内で１枚。　隣に座っていた方は、旅行会社のツアコンの方だったらしく、機内での要領もよく、飛行機が着くとサッと行ってしまいましたが、おのぼりさんの私達は、のんびり写真とか撮ってました。

フランクフルトの空港は、入国手続き・荷物受取りとすごくスムーズで、のんびりしてた自分たちでさえ、飛行機到着１時間後には、もう解放されていました。　自分たちの出口の真上に、ルフトハンザのロゴが書いてあったので、記念写真を。

空港出口から見た外の景色です。　海外に来て、最初に空港を出る、その瞬間と言うのが、自分はすごく好きです。　初めて海外の空気を吸った、みたいな気がして、妙に興奮してしまいます。　ちなみに、向こう側に見えるのが、ＤＢ（ドイツ鉄道）の特急電車用の駅です。

駅に繋がっている連絡通路です。　真ん中に動く歩道があり、途中、所々に、ブレーツェル屋や絵ハガキ屋などがあり、ちょっと立ち寄っては、色々買ってしまいました。　まだ、旅行は始まったばかりだと言うのに・・　きっと、帰る時にここを通ったりしたら、お土産を買いまくるんだろうなぁ・・・

空港駅の２階ロビーです。　ガラスの吹き抜けで、すごく明るく、いい雰囲気でした。　お店も色々あったので、待ち時間が長くても退屈しなさそう。

空港駅にあった、電車の発着時間を示す「パタパタ」です。　電車が発車すると、表示が上へと繰り上がって行くのですが、その時に「ガラガラガラ〜」と、ものすごい音がします。　ド迫力で、この力強さが、いかにもドイツっぽい（？）感じがしていいですね。

今度は、エスカレーターで、ちょっとホームに降りてみることにしました。　・・・が

駅のホームは、あまり陽が当たらず、とにかく寒かったです。　慌ててトレーナーを取り出し、マフラーを巻き・・・　写真だけ撮って、慌てて２階の喫茶店に逃げ込みました。　たしか、そこの喫茶店の名前が「ＯＡＳＩＳ」だったと思いますが、ここで飲んだ温かいコーヒーは、まさにそんな感じがしました。　ひょっとして、この喫茶店のネーミングって、そういう意味なのですかね？

当初の予定では、１８時５４分空港駅発の電車でカールスルーエに向かう予定だったのですが、フランクフルトの空港で早く解放されたので、ちょっと中央駅まで足を伸ばしてみることにしました。　駅につくと「Ｗｉｌｌｋｏｍｍｅｎ」像が立っていたので、一緒に１枚。　初めてドイツで見た時は「何じゃこれは？」と思ったものですが・・・

フランクフルト中央駅の外観です。　本当は、レーマー広場やゲーテハウス、できれば、りんご酒電車も・・・　と思っていたのですが、そこまで行く時間がなかったので、駅周辺をブラブラしてました。

フランクフルトの路面電車です。　緑っぽい電車が多く、時々、紺色の電車も走ってました・・・　と、思いきや、

いきなり、すごいカラフルな電車がやって来ました。　中に乗っている人達を見ると、みんな楽しそうに、何やら飲み食いしているので、ひょっとしたら、これが、「りんご酒電車」なのでしょうか？　本当は、この電車に乗って、りんご酒を飲んでみたかったのですが、こうやって見ることができただけでもよしとしましょう。

駅のメイン出入り口の上方部分です。　すごく荘厳な感じの造りで、まさに威風堂々と言った感じでした。　空港駅が、近代的な明るい感じの造りだったので、余計にそう感じたのかもしれませんね。

フランクフルト空港駅まで戻り、予定通りの電車で、カールスルーエに向けて出発です。　せっかくなので、１番後ろのコクピット席に座ろうと行ってみると、後ろの２車両くらいは、客が誰も乗っていませんでした。　電車自体がすごく長かったので、ここまで来るのは、物好きな人くらいなのでしょうかね？　でも、おかげで、自分達だけで、のんびり楽しむことができました。

ちなみに、これがコクピット席からの眺めです。　ＩＣＥは、何処に座っても特別な料金がかからない、と言うのがいいですね。　日本でこんな席があったら、すごく高そう・・・

座席に置いてあった「Ｉｈｒ　Ｒｅｉｓｅｐｌａｎ」を手に１枚。　この冊子には、電車内の設備の案内、それと到着駅と乗り換え電車の案内などがビッシリ載っていて、景色を見るのも忘れて、ついつい読み入ってしまいます。　ちなみに、この電車、かなり長距離を走る電車なのでしょうね、中はアコーディオン式の横長なモノになっています。　コックピット席に、ゆったりした座席、そしてこのような冊子・・・　と、サービス抜群ですね。

コクピット席の出口の所に、案内表示板がありました。　今は停車駅の案内になっていますが、少しすると・・・

スピードの表示も出ます。　せっかくＩＣＥに乗ったのだから、３００キロ出して欲しかったな・・・

マンハイム中央駅で乗り換えの時に、乗ってきたＩＣＥを記念に１枚。　それにしても、ＩＣＥは、いつ見てもかっこいいですね。　ちょっと「いもむし」っぽいなぁ、とか思いながらも・・・　　

マンハイムで乗り換えた電車もＩＣＥだったので、今度はコンパートメント席に座ってみました。　外側にはガラスの扉があり、防音効果はバッチリで、こちらもすごく寛げます。　ちなみに、座席は、かなり広いです。　ドイツ人仕様なのかな？　両方の肘掛に手を乗せようとすると体がずり落ちるくらいです。　

カールスルーエに無事着いたので、路面電車で２駅の宿に向かおうと、案内図を見たのですが・・　路面電車が多すぎて、どれに乗っていいのかを探すのに一苦労！　しかも、日本とは逆の、右側通行にまだ頭が慣れきっていないので、どっち向きの電車に乗るのかさえ、よく分かってない状況でした。　で、なんとか向かう路面電車は分かったのですが、今度は・・・

切符を買うのに一苦労。　料金表と切符の自販機を見ると、どうやら一番安いのは「２Ｚｏｎｅｎ」らしいので、それを購入。　宿まで２駅なので、まぁ、最低運賃でよかろう、と。　買った切符は、電車に乗る時、刻印するのを忘れないようにしないと・・・

駅でまごまごしているうちに、２０時半近くになり、段々と暗くなってきたので、少し慌て始めました。　やって来た路面電車に「Ｅｉｌ　Ｚｕｇ」と書いてあったので「へぇ、路面電車に準急（？）なんてあるんだぁ」と感心しきり・・　なのはよかったのですが、その電車が、宿の前の駅に停まるのかどうか、肝心なことを確認し忘れていたので、見事に駅を通過してしまい、１駅戻るハメになってしまいました。

宿の部屋に入り、テレビをつけてみると・・　ドイツ恒例（？）の、お出迎え画面が現れました。　それにしても、地球儀の絵とは、ちょっとオーバーな感じで、面白いですね。

ホテルの部屋は８階でした。　窓から写した外の景色です。　カールスルーエの街自体は、結構栄えていて、市街部には一杯建物が建っているのですが、少し外へ出ると、そこには、原っぱや森が一面広がっていたので、窓の外を見ると、街と緑を一望することができ、すごくいい眺めでした。

飛行機の長旅で胃も体もお疲れのようなので、初日は恒例の、御当地マックにしました。　左側のハンバーガーは、日本では見かけないものの、まぁ、普通にありそうなハンバーガーでした。　で、右の品は・・　店のメニューを見た、その瞬間に「ん？」と思いました。　「Ｇｅｍｕｅｓｅ　Ｋａｅｓｅ　Ｓｎａｃｋｓ」　と書いてあったのですか、これは見たことありません。　形は餃子みたいな感じでしたが・・・　で、中身はと言うと・・・

テレビをつけてみると、前にドイツに来た時にもやっていた、視聴者参加型の現金獲得番組みたいなのがやってました。　「○○○ＺＵＧ」にあてはまる単語の思いついた人はスタジオに電話をかける・・　みたいな単純なものなのですが、司会のお姉さんが、以前と同じく、かなりのハイテンションで喋り捲っていたので、面白くて、ついつい見てしまいました。　　

この旅行記へのコメント （4）

• mottiさん 2006/05/20 13:09:04

  遊びに来ちゃいましたよ！

  わー、ほんと同時期ドイツでしたねえ。
  私も空港に降り立って、アー-海外！ってふつふつとうれしさが沸いてきますよ！
  匂いがやっぱり違いますよねェ！
  帰りは会っていたかしら？？って、でも、私はキャセイだったので・・・
  私達の飛行機は、帰りに、何らかのトラブルで、水がなくなっちゃって、
  トイレに、機内サービスの飲み水やら紅茶・コーヒーを使うってんで、
  飲み物のサービスはジュース意外できませんって言われました。
  トイレに行く人はコップに入れたそれらを渡されて入ってました。
  私はほとんど寝てて行かなかったので、体験できませんでしたが・・・
  ではまたお邪魔させていただきまー-ス。
  チュ〜ス！
  

  ぽーちゃんさん からの返信 2006/05/22 12:56:01

  RE: 遊びに来ちゃいましたよ！

  mottiさん、こんにちわ。
  
  この度は、自分の旅行記を見ていただき、そして
  書き込みまでしていただいて、本当にありがとうございます。
  
  >>帰りは会っていたかしら？？って、でも、私はキャセイだったので・・・
  自分たちは、ミュンヘンからルフトハンザだったので、お会いしていない
  と思います。　自分も、mottiさんの旅行の日程の　〜５/８と言うのを
  見て、ひょっとして、帰国便は同じ？？？　とか思ってしまいました。
  
  
  帰りの飛行のトラブルは大変でしたね。　トイレ行く時に紙コップを
  渡されると言うのは、なんだか健康診断みたいで、嫌（恥ずかしい？）
  ですね。
  
  
  自分、ヨーロッパのキレイな景色に見とれて、景色の写真ばっかり
  撮ってしまい、看板とか、そういう何気ない日常の風景をあまり
  撮らなかったことを、今、ちょっと後悔しています。　そういう、
  観光ガイドには載らない、日常の何気ない景色でも、よくよく見ると、
  日本にはない、変わったものだったりしますもんね。
  
  また、mottiさんの旅行記にもお邪魔させていただきます。
  では、チュ〜ス！

• とらいもんさん 2006/05/15 08:53:39

  お帰りなさい！

  ぼーちゃんさまへ
  拝見いたしました！
  チョコレート。５年生の孫は「スイスのお土産はチョコね！」と頼まれてます。
  次の投稿を待ってます。
  メールも下さい。
  スイスハイクの準備は終盤になってます。
  ホテルは全部変えました！
  ブッチャーガーデン並みの、間違えました、我が家のミニミニ「ブッタ（豚）ーガーデン？」の草花の撮影に夢中になってます。
  メールください。そしたら「お花」の写真を褒美？に送ります（ジョーク）
  こばやしより

  ぽーちゃんさん からの返信 2006/05/22 12:46:42

  RE: お帰りなさい！

  とらいもんさん、こんにちわ。
  いつもお世話になっています。
  
  とらいもんさんの旅行が、刻一刻と近づいてきていますね。
  今が一番楽しい時ですか？　羨ましいです。　自分は、
  ＧＷの旅行が終わり、今が一番寂しい（気が抜けた）時です。
  
  氷河特急、乗られるのですね。　食堂車がどのような形に
  なっているのか、興味があるので、もしよかったら、旅行の
  後、教えて下さい。
  
  ベルニナ線にも乗られるのですね。　ベルニナ線は、普通電車
  の方が、自由に座席も移れるし、窓も開けられから、いいかも
  しれませんね。
  
  スイスは、来年のＧＷに行けたらいいなぁ・・・