2006/04 - 2006/05
109位(同エリア206件中)
カズヤさん
イスラム王朝ウマイヤ朝の首都としても繁栄を謳歌した世界最古の都市、ダマスカスに行ってきました。ウマイヤド・モスク(世界最古のモスク)があり、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ、イスラム教の第4の聖地ですが、同時にキリスト教とも縁の深い土地でもあります。
そして何よりも、街を歩く人たちの表情が活き活きとしていて、ゆったりとした時間の流れる、素敵な場所でした。ダマスカス最高!!
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宿泊したホテルは「シャーム・パレス」最上階のレストランからは、カシオン山のキレイな夜景が一望できます。
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ダマスカスは城壁に囲まれています。旧市街へは東門から入りました。
城壁には現在7つの門が残っていますが、この門が最もローマ時代の面影を残しているそうです。 -
東門の近くにある聖アナニア教会。立派なファサードはありませんが、聖パウロとのゆかりの深い、由緒ある教会です。
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地下には洞窟のような礼拝堂があります。中央の3つのパネルは聖パウロ改心のエピソードが描かれています。
右から簡単に解説すると、
?ダマスカスへの途上で天から光が射し、目が見えなくなるパウロ
?「真っすぐな道」でアナニアに会って、視力を取り戻すパウロ
?改宗後、命を狙われるようになり、ダマスカスから逃げるパウロ
という感じです。 -
で、これが「真っすぐな道」です。旧市街を東西1500mに渡って貫いています。ちなみに、パウロは目が見えるようになったとき、目から鱗のようなものが落ちたと言われています。「目から鱗が落ちる」というフレーズはここから来ているそうです。
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イチオシ
街で会った子供たち。カメラを見せたら、「撮って、撮って」と大はしゃぎ。
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1749年建立のアゼム宮殿。当時のダマスカスはオスマントルコ帝国の支配下にあり、この宮殿はダマスカス総督、アッサード・パシャ・アル・アゼムの邸宅でした。現在は民族博物館になっていて、中庭がとてもキレイです。
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猫ものんびりお昼寝o(^-^)o
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イチオシ
おじいちゃんも木陰でのんびり。平和な時間が流れています。何か良い所だなぁ、ダマスカスって。
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アゼム宮殿を出て、715年建立のウマイヤド・モスクに行ってきました。中庭に面したファサード。
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壁画を拡大!「コーラン」に記述された「楽園」をテーマにしたものです。
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かつてのキリスト教の聖堂をモスクに改造したので、内部にはその名残があります。
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ステンドグラスもイスラム教らしく、幾何学模様のみ。でも、とてもキレイでした。
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ミフラーブ。メッカの方向を示すために、礼拝堂の壁に設けられた窪みです。中央部にはコーランのカリグラフィが黄金で施されていて、上部は鍾乳洞のようです。
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モスクの中には子供がいっぱい。イスラム教の人は写真を嫌うとガイドブックには書いていたのに・・・「撮って、撮って」とおおはしゃぎ。
あー、そんなに動かないでくれー!写真がブレちゃうよぉ -
上の4人の写真を撮っていたら、自分も撮って欲しそうに近くでモジモジしていたシャイな女の子。
デジカメの画面を見せてあげたら、すごく嬉しそうにしていました。 -
宝物殿。コリント式の支柱はローマ建築のリサイクル。
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モスクの西側、ハミディエ・スークの入り口には、ローマ時代の列柱と凱旋門の跡が残っています。
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スークには金銀細工、日用品、食料を売る店が所狭しと並んでいます。すごい人込みです。
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香辛料を売っているスークもあります。
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