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第十話<br /><br />ダイビング仲間オンナ3人+ラフ(謎の外人?)とでメナド(マナド)再訪ツアーを決定。<br /><br />ダイビングのブランク(ダイビングしていなかった期間)をうめるべく、練習もかねて、3人で伊豆の大瀬崎へダイビングに出かけた。<br /><br />大瀬崎はいわばダイバーの練習所みたいなもんで、週末ともなると、それこそ真夏の江ノ島ビーチ状態になる場所で有名。<br /><br />でも東京からはとても遠い気がした。<br />なにしろ静岡あたりまで新幹線で行って(高い!)、その後ローカル線に乗り換えて目的の駅へ。 駅にはダイビングショップの車が迎えに来てはくれているものの、道も休日でド渋滞、大瀬崎に着くまで延々とのろのろ運転が続いたからだ。<br /><br />まだ夏でもないのに、大瀬崎には既にたくさんのダイバーの姿があった。<br /><br />大瀬崎という所は外部から来たものが勝手にダイビングできないよう、しっかり管理されていて、そこに店を構えるダイブショップを必ず利用する決まりとなっている。<br /><br />すぐそばまで車で入れないようになっており、海からやや遠い駐車場に車を駐車させ、利用するダイブショップから台車を借りて、車に積まれたダイビング器材を海まで移動させる、というなかなか賢いシステムとなっている。<br />(ブナケン島もこのくらい徹底できたらいいのに....(笑))<br /><br />つまり、駐車場から目的のダイビングショップ前まで行くにもかなり遠い.......なのに、<br /><br />なのに、なのに.........なのにィ〜ッ!<br /><br />例の昔からいわくつき同級生であるW子、ダイブショップの車の中に「財布落としたかも。」って........。 <br /><br />「取りに言ってくる。」とショップの人にもつきそってもらい、さっそく現地集合した他の皆さんにもご迷惑をかけることに。<br /><br />既にド渋滞で大幅に遅れ気味でうんざりしていた所にきて、財布探しに時間をとられ、一本目のダイブが更に遅れ......。 <br />そう、彼女は昔から生真面目な割りに、かなりのおっちょこちょいな人なのである。<br />財布は車のシートの下から出てきたからまだ救われたけれど。<br /><br />ようやくダイビングの時間。<br />水温がまだ思ったよりずいぶん冷たく、地元大瀬崎のショップで3人とも慣れないフードを借りることにしたのがマズかった。<br /><br />じゃあ潜行、という時になって、いざBCD(浮力をコントロールするジャケット)のエアを抜いても、沈めない。全員が全員とも沈めないまま、水面で、インフレーターホースを持った左手を空高くかかげ、フーフーと息を吐き出しながら沈もうと懸命になっていた。 <br /><br />フード分のウェイト装着を計算し忘れていたのだ。<br /><br />ウェイトが足りない時は、なにがあっても沈まないのがダイビング。必死になるうちに、お腹の底からおかしくなってきて、もう後は大笑いするしかなかった。<br /><br />そんな笑いを打ち消すかのごとく、渋い顔で浮上してきた現地ショップの呆れかえったガイドの声は今でも忘れることができない。<br /><br />「(いい加減にしてくれよという面持ちで)<br />おきゃくさぁ〜ん、講習に来たんじゃないんだからさあ.....。」<br /><br /> .......ったく勘弁してよね、って声が聞こえてくるくらいのガイドのボヤキであった。<br /><br /><br />当時は「とんでもねーダイブガイドだ。」と後で憤慨したものだが、あの頃を振り返って冷静に考えてみれば、まあなるほど呆れられる理由は十分にあったわけだ。<br /><br />確かに申し込んだのは講習でなく、ただのファンダイブ。<br />ブランクが長ければ、リフレッシュ講習を申し込むなど、それなりの手をうつべきなのに、いきなりショップのファンダイブに申し込んで人様に迷惑かけまくり、っていうのは本当にいただけなかったと今でも反省している。<br /><br />もちろんこのガイド君、もう少し違った言い方ができたことも確かだけれど。<br /><br />とにかく砂地と大勢のダイバー交差点以外は何を見たのかもほとんど覚えていないが、一応2ダイブ目はなんとかこなし、ダイビングをご一緒した、東京から来た他の女性達とも知り合い、帰りの電車の中でダイビング話に花を咲かせているうちにあっという間に東京駅に到着。各自重い器材を引きずるようにしてそれぞれの家路へ。<br /><br />こうしてメナド(マナド)再訪ツアーの幕開けへとつながっていったのである。<br /><br /><br />第十一話へと続く........<br />

住めば都?ブナケン島 第十話 <沈めないダイビング?!>

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1996/05 - 1996/05

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ブナケン島島民

ブナケン島島民さん

第十話

ダイビング仲間オンナ3人+ラフ(謎の外人?)とでメナド(マナド)再訪ツアーを決定。

ダイビングのブランク(ダイビングしていなかった期間)をうめるべく、練習もかねて、3人で伊豆の大瀬崎へダイビングに出かけた。

大瀬崎はいわばダイバーの練習所みたいなもんで、週末ともなると、それこそ真夏の江ノ島ビーチ状態になる場所で有名。

でも東京からはとても遠い気がした。
なにしろ静岡あたりまで新幹線で行って(高い!)、その後ローカル線に乗り換えて目的の駅へ。 駅にはダイビングショップの車が迎えに来てはくれているものの、道も休日でド渋滞、大瀬崎に着くまで延々とのろのろ運転が続いたからだ。

まだ夏でもないのに、大瀬崎には既にたくさんのダイバーの姿があった。

大瀬崎という所は外部から来たものが勝手にダイビングできないよう、しっかり管理されていて、そこに店を構えるダイブショップを必ず利用する決まりとなっている。

すぐそばまで車で入れないようになっており、海からやや遠い駐車場に車を駐車させ、利用するダイブショップから台車を借りて、車に積まれたダイビング器材を海まで移動させる、というなかなか賢いシステムとなっている。
(ブナケン島もこのくらい徹底できたらいいのに....(笑))

つまり、駐車場から目的のダイビングショップ前まで行くにもかなり遠い.......なのに、

なのに、なのに.........なのにィ〜ッ!

例の昔からいわくつき同級生であるW子、ダイブショップの車の中に「財布落としたかも。」って........。 

「取りに言ってくる。」とショップの人にもつきそってもらい、さっそく現地集合した他の皆さんにもご迷惑をかけることに。

既にド渋滞で大幅に遅れ気味でうんざりしていた所にきて、財布探しに時間をとられ、一本目のダイブが更に遅れ......。 
そう、彼女は昔から生真面目な割りに、かなりのおっちょこちょいな人なのである。
財布は車のシートの下から出てきたからまだ救われたけれど。

ようやくダイビングの時間。
水温がまだ思ったよりずいぶん冷たく、地元大瀬崎のショップで3人とも慣れないフードを借りることにしたのがマズかった。

じゃあ潜行、という時になって、いざBCD(浮力をコントロールするジャケット)のエアを抜いても、沈めない。全員が全員とも沈めないまま、水面で、インフレーターホースを持った左手を空高くかかげ、フーフーと息を吐き出しながら沈もうと懸命になっていた。 

フード分のウェイト装着を計算し忘れていたのだ。

ウェイトが足りない時は、なにがあっても沈まないのがダイビング。必死になるうちに、お腹の底からおかしくなってきて、もう後は大笑いするしかなかった。

そんな笑いを打ち消すかのごとく、渋い顔で浮上してきた現地ショップの呆れかえったガイドの声は今でも忘れることができない。

「(いい加減にしてくれよという面持ちで)
おきゃくさぁ〜ん、講習に来たんじゃないんだからさあ.....。」

 .......ったく勘弁してよね、って声が聞こえてくるくらいのガイドのボヤキであった。


当時は「とんでもねーダイブガイドだ。」と後で憤慨したものだが、あの頃を振り返って冷静に考えてみれば、まあなるほど呆れられる理由は十分にあったわけだ。

確かに申し込んだのは講習でなく、ただのファンダイブ。
ブランクが長ければ、リフレッシュ講習を申し込むなど、それなりの手をうつべきなのに、いきなりショップのファンダイブに申し込んで人様に迷惑かけまくり、っていうのは本当にいただけなかったと今でも反省している。

もちろんこのガイド君、もう少し違った言い方ができたことも確かだけれど。

とにかく砂地と大勢のダイバー交差点以外は何を見たのかもほとんど覚えていないが、一応2ダイブ目はなんとかこなし、ダイビングをご一緒した、東京から来た他の女性達とも知り合い、帰りの電車の中でダイビング話に花を咲かせているうちにあっという間に東京駅に到着。各自重い器材を引きずるようにしてそれぞれの家路へ。

こうしてメナド(マナド)再訪ツアーの幕開けへとつながっていったのである。


第十一話へと続く........

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この旅行記へのコメント (6)

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  • osdさん 2006/04/20 23:22:46
    こんばんは!
    Mrs.ブケナンさん

    Mrs.でいいんですね。そこら辺は11話以降の楽しみですね。
    お久しぶりのブケナン島島民の旅文面白かったです。
    描写・カキコミもおおらかに、ゆったりと、友達には細かい気遣い…Mrsブケナンの人柄の良さとの大物ぶりを感じさせます。南の海のような自然体の旅文に癒されました。続編を楽しみしています。
    <お気に入り登録>致しますので、よろしくお願いいたします。 osd     

    ブナケン島島民

    ブナケン島島民さん からの返信 2006/04/21 11:20:00
    osdさんへ
    いつもながらコメント有難うございます。

    たまにしか更新しないのに、なんだかこんな嬉しいコメントをいただいて恐縮してしまいます。でもとても励みにさせていただいておりますので、今後もじっくりと書き込んでいきたいと思っております。

    集中していると、ずいぶん前のことでも結構思い出せるものですね。
    「あ、そういえばあのときは...」とか(笑)。
    自分でも楽しみながら書いております。

    これからもどうぞよろしく御願いします!

    osd

    osdさん からの返信 2006/04/21 12:17:09
    お気に入り…
    ブナケンさん

    <お気に入り登録>申請したら、去年すでに申請済で、ブナケンさんの「承認待ち」の状態になっていました。再申請はできないシステムでした。
    <承認>してもらえれば、大変うれしいのであーる。\(^o^)/   osd

    ブナケン島島民

    ブナケン島島民さん からの返信 2006/04/25 13:20:46
    RE: お気に入り…
    ごめんなさい!
    もしかして承認って、メールとかで送られて来ていたのかも?

    ほとんど4travelからのメールは見ないで捨てる宣伝ものばかりと思っていたので.....。

    どうやったら承認できるか、ちょっと調べてみますね。
    少々お待ち下さいませー!!

    osd

    osdさん からの返信 2006/04/26 17:08:15
    サンキューです。
    ブナケン さん

    <お気に入り>登録、ご承認ありがとうございます。
    今度は、4トラが自動的にハーレクイン・南海のロマンスを配信してくれます。続編を楽しみにしています。            osd

    ブナケン島島民

    ブナケン島島民さん からの返信 2006/04/26 17:20:41
    RE: サンキューです。
    osdさんへ

    コメント有難うございました。
    良かったです!ハヤク解決できて。

    フォートラベルのサポートセンターの方の対応がとても速くて、正直驚いたし、大変助かりました。(この場を借りてお礼を申し上げます!)


    osdさんに教えてもらわなかったら、ずっと知らないままでした。なんとメールボックスなんてものも存在すると今日わかってビックリ。

    それにしばらく見ない間に(スミナセン、更新が本当にマイペースで..)、このフォートラベルの設定とかデザインがかなり変わって新しくなっていたのにも少々驚きました(苦笑)。

    いろいろご迷惑おかけしますが、これからもよろしく御願いいたします!

ブナケン島島民さんのトラベラーページ

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