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「島でゴミ拾いが夢」、なんて一見バカなことを、堂々と恥ずかしげもなく大声でどこに出ても語っていたせいか、友人の多くは、この”いっぷう変わった友人”の夢に感心、賛成してくれる人が圧倒的だった。 <br /><br />通産省に勤める知り合いさえも、「一緒に島に行く!」なんて言い出したくらいだ。<br /><br />変わりもんも、ココまで来ると人を感心させるオーラを出すらしい。<br /><br />それに加え、手紙、ファックスのやりとり、電話での深夜のラフとの会話の回数も増え、そこには目に見えない”恋のマジック?!”という力が加担し、再び逢いたい、という気持ちがうっすらと芽生えていったのである。<br /><br />それでも、海神さまとの気まずい自然消滅があったから、このへんでやや気分を一掃したい、という思いもあり、以前から興味があったバハ・カリフォルニアを次の目的地と決め、情報収集をスタート。<br /><br />バハはアシカとダイビングできることで有名なだけでなく、ダイビング雑誌で当時よく紹介されていた、ポイントが遠いため、砂漠のような場所で寝泊りしながらダイビング三昧する、ダイビングサファリというツアーがとても面白そうだったし、なにしろ辛いもの好きな私としては、本場のメキシカン料理にもかなり惹かれるものがあった(笑)。<br /><br /><br />ところが不思議なことは起こるものである。<br /><br />幼少の頃から近所に住んでいた子で、学校も中学まで一緒、いわば幼馴染み同然、でも性格のかなりキツイ変わり者なので、昔からクラスでは常に嫌われ者ナンバーワンという、いわくつき同級生W子と、当時、街でばったり出あったことがあった。<br /><br />相変わらずのマイナス思考で、彼女の近況や周囲の人のことをネガティブに延々と話す彼女の目先を少しでも変えることができるならと、こちらが熱中していたダイビングの話をしたところ、もともと水泳は得意だった彼女、いきなり私と同じダイビングショップに通い、あっという間にライセンスを取得。気がついたら既にアドバンスまで取っていた。<br /><br />ちょうど彼女も変化を求め、何か始めたくて仕方がなかった転機だったとみえる。<br /><br />同じダイビングショップで知り合い、アドバンスを一緒に取得した、Mちゃんにも、W子を紹介し、3人の間にはなんとなくダイビング仲間という雰囲気ができあがっていたから、一緒にどこか潜りに行きたい、という話になるのも時間の問題だった。<br /><br />どうせ一緒に行くなら、全く初めて行く場所よりも、当然なじみのある場所へ行くほうが簡単だし、移住したい、とまで惚れこんだ海をダイビング仲間にも見せたいという気持ちもあって、海神さまとの気まずさもあっという間に忘れて、さっそく私がこのツアーの音頭をとることに。<br /><br />ラフにも声をかけてみたら、意外にあっさり「YES, 参加する」と言うではないか。<br /><br />ついに再会できる! まさに気分はルンルン!旅行気分も盛り上がってきている最中に、電話でラフから「I like you.」といわれ、もう頭も真っ白。 電話では「私も....。」と答えるのが精一杯だったけれど、受話器を置いた後は、嬉しさに天井につくほどとび跳ねた記憶がある(笑)。<br /><br />(ラフは、まだ私のほうの気持ちに確信がなかったから、loveとは言えなかったらしい)<br /><br />ダイビング仲間と行く旅行が、一気に「恋する二人のため世界はあるの〜♪」というラブラブツアーになりそうな予感があったので、気分は絶好調、恋に酔いしれながらも、友人たちへの配慮(ま、自分を守る意味でもあるけど)も忘れなかった。<br /><br />彼女たちにも、実はもう一人ロンドンから参加する外人の彼とラブラブになりそうだと率直に打ち明け、旅行先では友人二人を置いてでも、この彼と二人きりでいちゃつく可能性も十分あることを警告、予めお許しを得て、後で混乱するのを防ごうと先手を打ったのである。<br /><br />女同士の旅では、暗黙のルールのようなものが常に存在するし、女同士の甘えから気を使わなくてすむかというと、実際そうでもないんである。<br />女同士ゆえの批判の目が常に厳しく降り注がれるからだ。<br /><br />特にメンバーのうちの一人の(所有する?)彼氏などが入った場合、よっぽど立ち振舞いが上手なオトコでない限り、旅行中、他のオンナたちから、この彼が優しく受け入れてもらえる可能性はほとんどない、といって良いだろう。<br /><br />とはいえ、他のオンナたちから見れば、ラフは謎の外人、ちょっと「未知」な部類に入る人種だったし、NDCに行けば、それこそいつも若者スタッフが楽しく迎えてくれるので、ダイビング仲間の彼女達の神経を逆なでする事などありえないだろう、とたかをくくっていた。<br /><br />第十話へと続く.......

住めば都?ブナケン島 第九話 <メナド(マナド)再訪計画>

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1996/04 - 1996/04

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ブナケン島島民

ブナケン島島民さん

「島でゴミ拾いが夢」、なんて一見バカなことを、堂々と恥ずかしげもなく大声でどこに出ても語っていたせいか、友人の多くは、この”いっぷう変わった友人”の夢に感心、賛成してくれる人が圧倒的だった。 

通産省に勤める知り合いさえも、「一緒に島に行く!」なんて言い出したくらいだ。

変わりもんも、ココまで来ると人を感心させるオーラを出すらしい。

それに加え、手紙、ファックスのやりとり、電話での深夜のラフとの会話の回数も増え、そこには目に見えない”恋のマジック?!”という力が加担し、再び逢いたい、という気持ちがうっすらと芽生えていったのである。

それでも、海神さまとの気まずい自然消滅があったから、このへんでやや気分を一掃したい、という思いもあり、以前から興味があったバハ・カリフォルニアを次の目的地と決め、情報収集をスタート。

バハはアシカとダイビングできることで有名なだけでなく、ダイビング雑誌で当時よく紹介されていた、ポイントが遠いため、砂漠のような場所で寝泊りしながらダイビング三昧する、ダイビングサファリというツアーがとても面白そうだったし、なにしろ辛いもの好きな私としては、本場のメキシカン料理にもかなり惹かれるものがあった(笑)。


ところが不思議なことは起こるものである。

幼少の頃から近所に住んでいた子で、学校も中学まで一緒、いわば幼馴染み同然、でも性格のかなりキツイ変わり者なので、昔からクラスでは常に嫌われ者ナンバーワンという、いわくつき同級生W子と、当時、街でばったり出あったことがあった。

相変わらずのマイナス思考で、彼女の近況や周囲の人のことをネガティブに延々と話す彼女の目先を少しでも変えることができるならと、こちらが熱中していたダイビングの話をしたところ、もともと水泳は得意だった彼女、いきなり私と同じダイビングショップに通い、あっという間にライセンスを取得。気がついたら既にアドバンスまで取っていた。

ちょうど彼女も変化を求め、何か始めたくて仕方がなかった転機だったとみえる。

同じダイビングショップで知り合い、アドバンスを一緒に取得した、Mちゃんにも、W子を紹介し、3人の間にはなんとなくダイビング仲間という雰囲気ができあがっていたから、一緒にどこか潜りに行きたい、という話になるのも時間の問題だった。

どうせ一緒に行くなら、全く初めて行く場所よりも、当然なじみのある場所へ行くほうが簡単だし、移住したい、とまで惚れこんだ海をダイビング仲間にも見せたいという気持ちもあって、海神さまとの気まずさもあっという間に忘れて、さっそく私がこのツアーの音頭をとることに。

ラフにも声をかけてみたら、意外にあっさり「YES, 参加する」と言うではないか。

ついに再会できる! まさに気分はルンルン!旅行気分も盛り上がってきている最中に、電話でラフから「I like you.」といわれ、もう頭も真っ白。 電話では「私も....。」と答えるのが精一杯だったけれど、受話器を置いた後は、嬉しさに天井につくほどとび跳ねた記憶がある(笑)。

(ラフは、まだ私のほうの気持ちに確信がなかったから、loveとは言えなかったらしい)

ダイビング仲間と行く旅行が、一気に「恋する二人のため世界はあるの〜♪」というラブラブツアーになりそうな予感があったので、気分は絶好調、恋に酔いしれながらも、友人たちへの配慮(ま、自分を守る意味でもあるけど)も忘れなかった。

彼女たちにも、実はもう一人ロンドンから参加する外人の彼とラブラブになりそうだと率直に打ち明け、旅行先では友人二人を置いてでも、この彼と二人きりでいちゃつく可能性も十分あることを警告、予めお許しを得て、後で混乱するのを防ごうと先手を打ったのである。

女同士の旅では、暗黙のルールのようなものが常に存在するし、女同士の甘えから気を使わなくてすむかというと、実際そうでもないんである。
女同士ゆえの批判の目が常に厳しく降り注がれるからだ。

特にメンバーのうちの一人の(所有する?)彼氏などが入った場合、よっぽど立ち振舞いが上手なオトコでない限り、旅行中、他のオンナたちから、この彼が優しく受け入れてもらえる可能性はほとんどない、といって良いだろう。

とはいえ、他のオンナたちから見れば、ラフは謎の外人、ちょっと「未知」な部類に入る人種だったし、NDCに行けば、それこそいつも若者スタッフが楽しく迎えてくれるので、ダイビング仲間の彼女達の神経を逆なでする事などありえないだろう、とたかをくくっていた。

第十話へと続く.......

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