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「読者の皆さんにお願いしたい。とうかこの山を東岳と呼ばず悪沢岳と読んでほしい。」<br />「じゃあ、北岳はどうなんだよ!」<br /><br />すみません。深田さんに一度突っ込んでみたかっただけです。<br /><br /> 3日間の日程で行ってまいりました。北岳(3192m)はいわずと知れた(結構知られていない?)富士山に次ぐ日本第2位の山です。<br /> 家を前夜初で出て芦安へ、南アルプス林道は一般者通行止めの上、夜間通行止めなので芦安でバスを待つ。混雑しても簡単にバスを増車してもらえないので、乗るときは早めに行ったほうがいいです。バスに乗り広河原へ、途中林道ゲートが時間にならないと開かないため時間調整。10ほど待つとゲートが開きようやくスターと地点の広河原に着く。<br /> 一日目の日程は左俣コース経由で北岳山頂を登り、北岳山荘まで、体操してから歩き出す。最初は何てことない山道、森林浴気分を味わいながら一歩一歩と歩を進める。森林限界近くなると、天気もいいので山歩きが心地よい。今度は夏山気分を存分に味わう。のもつかの間、御池からの道をあわせると木製の階段地帯に突入、今度は、地獄の気分を味わう。<br /> 山頂に近づき、雪渓がちらほら見えてくる。雪渓を水で溶かしているので、何をやっているのですかと聞くと、「行方の分からない人を探しています。」とのこと。背筋が寒くなる。<br /> また少し歩くと、今度はバットレスで遭難したひとがいると下山者が叫んでいる。バットレスから大学生が滑落したらしい。携帯を貸してくれと言われたが電波が通じず。仕方ないので、電波の入る地点を探していると、ヘリコプターがやってきて救助活動に入る。崖近くのためヘリコプターが簡単に近づけず、救助活動が難しいようだ。しかし、さすがレスキュー隊30分ほどで、救助し病院へ搬送したようだ。後日、この方は亡くなられたときいた。大変残念な思いです。自分たちも気を引き締めて登らないといけない。<br /> この後さらに、階段を登り(もうたくさん)、北岳山頂手前で、季節はずれのキタダケソウを同行者が見つける。本当に大変な思いをしてきた会がありました。実際に見るキタダケソウは、ほかの白い花に比べ、本当に純白といえる色の美しい花でした。感動。<br /> 程なく、北岳山頂に到着。間ノ岳のほうを見ると、ガイドブックとまったく同じ景色が目の前に広がっている。南アルプスの山の容量は圧倒的ですごい存在感を出している、この高度感もたまらない。絶景をまぶたに30分ほど焼付け、北岳山頂を後にし北岳山荘に向かう。<br /> 宿に着くともちろん、一日の労をねぎらい、生ビールで乾杯。こんなところで生中をジョッキでのめるなんて本当に幸せ。北岳山荘は食堂が広く、夏は学生がアルバイトをしている。部屋は大部屋で、ほかのグループの人たちとコミュニケーションをとる。あっという間に消灯時刻に。<br />2日目<br /> 4時出発を予定していたが、小雨のため6時出発に変更、中の岳を目指し出発。あっという間に中の岳到着。このころには雨も上がり始める。そこから二時間ほど歩いて間ノ岳(3189m)頂上に到着。富士山、北岳、奥穂高岳に続く日本4位の高峰。昨日登った北岳がかすかに見えた。次は農鳥岳を目指し出発。<br /> 12時頃に農鳥岳山頂に到着。ガスがかかっている。景色は見えなかったが、農鳥岳の頂上で昼食。30分ほど休憩して、山を下り始める。下るのがもったいない。あと一日で良いから稜線に居たい。大門沢下降点には大きな標識があり鐘がついている。鐘を鳴らしてから、本日の宿大門沢小屋まで、急斜面を降下する。ここから宿のチェックインを済ますために、ほかのひとより先に駆け下りることになる。途中までは良かったが、長い下り道で去年至仏山の蛇紋岩で滑って痛めた左足の肉離れが再発。大門沢小屋の屋根が見えてから小屋まで30分以上もかかる。チェックインは後から来たメンバーに途中で追い抜かれたのでその方がやって頂いた。明日の心配をしつつもストレッチを軽く済まし、静岡、徳島から来たパーティーの方とまた宴会。この宴会中、ちょうど桑野先生がご機嫌に「女学生の歌」を歌っていた頃、千葉で大きな地震が起こる。次の日に奈良田に降りてから新聞で知ることになる。ここではまったく揺れを感じなかった。とりあえず痛みも飛ぶ、この小屋にはシャワー施設もあるが、女性の方に譲り自分たちは我慢する。この後食事を取り就寝。続く…

日本100名山26・27・北岳・間ノ岳・農鳥岳

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2005/07/23 - 2005/07/25

12156位(同エリア13575件中)

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takanobu

takanobuさん

「読者の皆さんにお願いしたい。とうかこの山を東岳と呼ばず悪沢岳と読んでほしい。」
「じゃあ、北岳はどうなんだよ!」

すみません。深田さんに一度突っ込んでみたかっただけです。

 3日間の日程で行ってまいりました。北岳(3192m)はいわずと知れた(結構知られていない?)富士山に次ぐ日本第2位の山です。
 家を前夜初で出て芦安へ、南アルプス林道は一般者通行止めの上、夜間通行止めなので芦安でバスを待つ。混雑しても簡単にバスを増車してもらえないので、乗るときは早めに行ったほうがいいです。バスに乗り広河原へ、途中林道ゲートが時間にならないと開かないため時間調整。10ほど待つとゲートが開きようやくスターと地点の広河原に着く。
 一日目の日程は左俣コース経由で北岳山頂を登り、北岳山荘まで、体操してから歩き出す。最初は何てことない山道、森林浴気分を味わいながら一歩一歩と歩を進める。森林限界近くなると、天気もいいので山歩きが心地よい。今度は夏山気分を存分に味わう。のもつかの間、御池からの道をあわせると木製の階段地帯に突入、今度は、地獄の気分を味わう。
 山頂に近づき、雪渓がちらほら見えてくる。雪渓を水で溶かしているので、何をやっているのですかと聞くと、「行方の分からない人を探しています。」とのこと。背筋が寒くなる。
 また少し歩くと、今度はバットレスで遭難したひとがいると下山者が叫んでいる。バットレスから大学生が滑落したらしい。携帯を貸してくれと言われたが電波が通じず。仕方ないので、電波の入る地点を探していると、ヘリコプターがやってきて救助活動に入る。崖近くのためヘリコプターが簡単に近づけず、救助活動が難しいようだ。しかし、さすがレスキュー隊30分ほどで、救助し病院へ搬送したようだ。後日、この方は亡くなられたときいた。大変残念な思いです。自分たちも気を引き締めて登らないといけない。
 この後さらに、階段を登り(もうたくさん)、北岳山頂手前で、季節はずれのキタダケソウを同行者が見つける。本当に大変な思いをしてきた会がありました。実際に見るキタダケソウは、ほかの白い花に比べ、本当に純白といえる色の美しい花でした。感動。
 程なく、北岳山頂に到着。間ノ岳のほうを見ると、ガイドブックとまったく同じ景色が目の前に広がっている。南アルプスの山の容量は圧倒的ですごい存在感を出している、この高度感もたまらない。絶景をまぶたに30分ほど焼付け、北岳山頂を後にし北岳山荘に向かう。
 宿に着くともちろん、一日の労をねぎらい、生ビールで乾杯。こんなところで生中をジョッキでのめるなんて本当に幸せ。北岳山荘は食堂が広く、夏は学生がアルバイトをしている。部屋は大部屋で、ほかのグループの人たちとコミュニケーションをとる。あっという間に消灯時刻に。
2日目
 4時出発を予定していたが、小雨のため6時出発に変更、中の岳を目指し出発。あっという間に中の岳到着。このころには雨も上がり始める。そこから二時間ほど歩いて間ノ岳(3189m)頂上に到着。富士山、北岳、奥穂高岳に続く日本4位の高峰。昨日登った北岳がかすかに見えた。次は農鳥岳を目指し出発。
 12時頃に農鳥岳山頂に到着。ガスがかかっている。景色は見えなかったが、農鳥岳の頂上で昼食。30分ほど休憩して、山を下り始める。下るのがもったいない。あと一日で良いから稜線に居たい。大門沢下降点には大きな標識があり鐘がついている。鐘を鳴らしてから、本日の宿大門沢小屋まで、急斜面を降下する。ここから宿のチェックインを済ますために、ほかのひとより先に駆け下りることになる。途中までは良かったが、長い下り道で去年至仏山の蛇紋岩で滑って痛めた左足の肉離れが再発。大門沢小屋の屋根が見えてから小屋まで30分以上もかかる。チェックインは後から来たメンバーに途中で追い抜かれたのでその方がやって頂いた。明日の心配をしつつもストレッチを軽く済まし、静岡、徳島から来たパーティーの方とまた宴会。この宴会中、ちょうど桑野先生がご機嫌に「女学生の歌」を歌っていた頃、千葉で大きな地震が起こる。次の日に奈良田に降りてから新聞で知ることになる。ここではまったく揺れを感じなかった。とりあえず痛みも飛ぶ、この小屋にはシャワー施設もあるが、女性の方に譲り自分たちは我慢する。この後食事を取り就寝。続く…

  • 広河原から。北岳が遠くに見える。

    広河原から。北岳が遠くに見える。

  • キタダケソウ(北岳草)<br />6月頃に咲く北岳固有種。実際に肉眼で見るとその白さが純潔なまでのきわだつ白さがよく感じられる。

    キタダケソウ(北岳草)
    6月頃に咲く北岳固有種。実際に肉眼で見るとその白さが純潔なまでのきわだつ白さがよく感じられる。

  • 広河原(北岳)

    広河原(北岳)

  • 広河原(北岳)

    広河原(北岳)

  • 道中からの北岳

    道中からの北岳

  • 道しるべ(北岳)

    道しるべ(北岳)

  • 北岳山頂にて。

    北岳山頂にて。

  • 北岳山頂

    北岳山頂

  • 北岳山頂から、中の岳、間ノ岳方面。北岳山荘が見える。

    北岳山頂から、中の岳、間ノ岳方面。北岳山荘が見える。

  • 北岳山頂

    北岳山頂

  • 北岳山荘から北岳山頂

    北岳山荘から北岳山頂

  • 北岳山荘。ジョッキで生ビールが飲める。800円

    北岳山荘。ジョッキで生ビールが飲める。800円

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