2002/12/02 - 2002/12/06
6825位(同エリア7898件中)
cafeさん
2002年12月、相方の祭乃(サイノ)君と2人でベトナムに行ってきました。この年の秋、祭乃くんは働いていた会社での体の酷使のため、足の付け根近くにヘルニアを患ってしまい、その会社を退職した状態でした。私は私で勤め始めて2年目だったのですが心身供にかなり厳しい部への配属で、まだまだ環境に予断を許さない状態が続き廃人っぽくなってた時期でした(今じゃすっかりワイヤーロープ並の神経になっちゃって/苦笑)不景気な中、当然のように低い給料を生活のために稼いでいく厳しさを身をもって体験した、社会人2年目の2002年も終わろうとしていた12月でした。
そんなわけで、2人とも「・・・癒されたい(泣)」という状態になってたので海外逃亡を企てたのが、このベトナム旅行です。ちょうどこの年あたりはベトナムが若い女の子に人気が出てきていてパックなんかも多い時期でした。私が働いているので、長い期間は休めないため3日4日(機中泊含む)の行程で、金曜と月曜、無理やり有給を取っての旅行でした。テーマは「マッタリしてくる。適当にブラつく。ベトナム雑貨とアオザイの購入(←これ本命/笑)」です。行動範囲は、ホーチミンのみ(アンコールワット行きたかったけど、両親が了解してくれなかったんですねー --;)成田空港発着で、宿泊はレジェンドホテル サイゴンでした。
-----行程----- ●1日目 仙台駅→成田空港→ホーチミン国際空港(タン・ソン・ニャット空港)→ホテル泊 ●2日目 ホテル→市内観光→夕食(オプショナルツアー)→ホテル泊 ●3日目 ホテル→エステ(オプショナルツアー)→市内観光→ホテル→ホーチミン国際空港(機中泊)→成田空港→上野駅→仙台駅
余談ですが、この旅行記UPしようとして写真を見てみたら(デジカメ持ってなかったので、インスタントカメラです)、ほんとうにロクな写真撮ってませんでした(汗)ですので、この旅行記は目新しい写真はほとんどありません(--;)
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待ち合わせはいつもの仙台駅政宗像前。二回目の成田空港に向かってスーツケースをガラガラと引っ張りながら移動します。東京駅からは成田エクスプレスに乗り換え、空港へ。乗り換えるのホームに行く途中、「ノド乾いたねー」と生ジュースを売っているワゴンでジュースを買ってみました。祭乃くんが買ってから私のを作ってもらっていると、隣のゴミ箱へ空になった紙コップを祭乃くんが、ポイッ。・・・・「をい。早ぇよっっ(__#)」「は?」「まだジュース受け取って30秒もたってないだろうがっっ!!」本当、相変わらず祭乃くんは冷たい物を飲み食いするのが尋常じゃない早さです。
この旅行は前回のヨーロッパとは違い、現地係員送迎のフリープランでしたので、成田空港で代理店のカウンターに行き、チェックインを済ませます。久しぶりの成田空港にウロウロ。飛行機は定時には飛ばずに待ちぼうけを食らうハメに。2時間弱遅れてやっとゲートが開きました。無事離陸すると早速機内食。味はまぁまぁだった記憶があります。しばらくすると隣の席で祭乃くんが前についているモニターで「上海」を始めました。画面にマージャンパイが積み重なったのが出てくる、あのパズルゲームです。しばらくプレイするも私が先にダウン。「寝るよ〜」と言って意識が飛び、気がついた頃にはそろそろ到着になっていました。しかし・・・隣でまだ祭乃くんが一心不乱に画面を見つめているではありませんか・・・「をい・・・もしかして、あれからずっとやってたの?」「うん・・・止まんなくなって・・・(目が)苦しい・・・」と祭乃くん。おーい。大丈夫か?!眼精疲労通り越して、もはや具合の悪さすら訴えはじめている祭乃くんと私を乗せた飛行機は夜のホーチミン国際空港へ着陸しました。
到着ゲートには出迎えの現地の方が所狭しと待ち構えています。現地係員さんを探してみると。をー。いたいた!若い女の子です。しっかりプラカードにローマ字で我々の名前を書き込んで待っててくれました。係員さんと合流の後、他のツアー客の2組の方と一緒にそれぞれのホテルに送迎してもらいました。
送迎の車の中で話を聞いてみると、どうも我々意外のお客さんは、みんな現地に親戚やら友人やらが居て、その人たちが滞在中は観光案内してくれるらしかったです。それぞれのホテルで係員さんがチェックインをしてくれます。私たちのホテルは位置的に一番最後のチェックインになりました。フロントで係員さんがパスポートを使ってチェックインしてくれて、大まかな帰国までの説明をしてくれた後、「お二人とも、ワタシと同じ年齢なんですね〜」と。え?そうなの?!しっかりしているから、お姉さんだと思ったよ(汗)チェックイン時に何気なくパスポート見たら、生年が一緒だったそうです(笑)しばらくロビーで話して意気投合。「あまり英語も通じない所が多いですが、明日からお二人でダイジョウブですか?もしよろしかったら明日の午後だけでしたら仕事入っていないので、プライベートで少しお付き合いしますよ?」と係員さん。えーっ?!ホントですか?!チップ目当てだったとしても、これはかなり心強いです。是非とも、とお願いをして、翌日の午後は買い物に連れて行ってもらうことにしました。(この係員さん、カクさんと仰る女性で、滞在中には損得無しで、本当に本当にとっても良くして戴きました。今までの旅行で一番の係員さんでした。)
とりあえず、明日午前3時間程度はパック内の市内観光が付いています。カクさんにお礼を言い、部屋に行きました。部屋も広くてなかなか満足しました。目の前にはサイゴン川が広がります。ボーダーの男の子が2人でバックを運んできてくれたのですが・・・。ん?どう見ても小学校高学年、良く見て中学生くらいの子達です。熱心に拙い英語と日本語で部屋の説明をしてくれて、まんまと(?)チップをせしめていきましたが、我々にとってはやはり、年端の行かない子が働いている姿を見るのは初めてです。(ヨーロッパでは、そういう姿を見る機会が無かったんですね) ある意味、とってもショックな光景です。
この日は遅くに着いたので、部屋で明日からの予定を軽く打ち合わせし、ゆっくり寝ることにしました。 -
2日目。この日は午前中はお昼前までツアー内に組み込まれている市内観光です。朝にロビーで係員のカクさんと落ち合い、他の方とも合流します。
メインストリートを中心に周ります。それにしても昨日の夜から思っていたのですが、噂に違わず本っっ当にスクーター、バイクが多いです!騒音も去ることながら、排気ガスには辟易します。また、道のあちら側に渡る時にも、そのバイク群を縫うようにして精々轢かれないように気をつけて渡るしか他ありません。
ぐるっと中心部を一回りしてからお土産屋さんに連れて行かれます。ドンコイ通りの近くにあるこのお土産屋さんは、ベトナムの方と結婚された日本人の方が営業しているお店だとか。店内にはベトナム雑貨を始めとして、食料品、アオザイ等々を多様に扱ってました。値段は高め設定ですが、まぁ、ツアー公認のお店なんかはどこでも大体こんなもんでしょう。ざっと見て、友人へのお土産にビーズのブレスレットを購入しました。その他にもお菓子みたいなものも購入。次の店にも連れて行かれましたが、ここは先程のお店より規模が小さく、扱い商品もイマイチだったので何も買わないでお店を出ます。この午前中の観光自体は特に目新しいものは無く、「街並みを楽しむ」と言ったところでした。
一旦ホテルへ戻り、午後には昨晩の約束通りカクさんが個人的に街中を案内してくれました。この日のお昼は待ち合わせの時間までほとんど無かったので、ホテルの中のレストランで、フォーを食べました。祭乃くんと私で違う種類のを頼んだのですが、私は個人的にはやっぱり牛肉のフォーが好きです♪本当、あっさりしているのに淡白すぎない味!麺自体もコシがあるわけではないのですが、その分いくらでもお腹に入っていきそうです!こういう料理が日本人の味覚に合うんでしょうねぇ〜。添えつけの香草は私はかなり苦手なのですが、これは手振りで「食べれない」みたいなことを言ったらボーイさんが別の木の器のようなものに盛って、一緒に出してくれました♪
昼過ぎにカクさんと待ち合わせし、「どこに行きたいですか〜?」と聞かれ、さっそく「アオザイ作りたいんだけど・・・」と話をすると自分がよく使います、というお店を紹介してくれました。ホテルからタクシーでそのお店へ。小さいお店の中に所狭しと生地がかけられています。既製品なんかも沢山置いてあり地元の方がよく利用するお店だそうです。店員さんは日本語も英語も通じないので、身振り手振りとカクさんの通訳でどの生地にするかを選んでいきます。面白いのは、やはりあちらでは淡いパステル系の色が主流なんでしょうか?薄いクリーム色やピンクのような色をよく勧められました。祭乃くんは最初は真っ白なのを作りたかったようですが、どうも色を合わせたら自分で「ダメだ・・・似合わない」と言い(笑)、結局キレイな深い赤のアオザイを注文。私はお店の人が勧める色がイマイチで、上の方にかかっていた深い紺色の生地が目に付いたとたん「あれだっ!」と言い、おろして合わせてみたら、店員さんもカクさんも、「これ!この色が一番似合う!」と口をそろえて言われました(^^;)やっぱりいつも着ている色が自分には似合うらしいです。このアオザイの他に祭乃くんはバッグを、私はもう一着、チャイナ風のブラウスを淡いピンクで作ってもらうことにしました。もう、採寸箇所の多いこと、多いこと。とんでもないスピードで3人がかりで上から下まで採寸されました。
どちら翌日夕方まで仕上がるとのことでした。ホテルまで届けてくれるとのことでしたので、お店の人にお礼を言い、出来上がりを楽しみに店を後にしました。ん〜。仕上がりが楽しみですっ!(*^^*)
次は祭乃くんの今回の目的の一つであった琵琶を購入しに楽器屋さんに連れて行ってもらいました。 -
アオザイを作ったお店から、またまたタクシーで10分ほど走ります。途中には学校なんかもあり、学生がよく通りかかります。カクさんが、「白いアオザイは学生がよく着ます」と話してくれました。うーん。準制服みたいたもんなんでしょうか。
程なくして楽器屋に到着しました。お店のあるとおりは、本当に地元の方達が生活しているー、という雰囲気の場所です。お店の様子を見ると、どうも「売る」というより「作る」に重点を置いているお店らしいです。通りに向かって作業場のようなコンクリートの小さい部屋があり、その奥はお店の人の居住スペースになっているらしいです。カクさんが店主さんに話しかけ、何度かやりとりすると、私たちが琵琶を購入したいのが分かったらしく、愛想よい顔でアレコレと奥の棚から出してきてくれました。祭乃くんに椅子を進めて、どの琵琶がシックリくるか間にカクさんの通訳を挟んで色々試させています。私は私で暫くそれを見ていたり、他の楽器を勝手に触ったりして遊んでいたのですが、何となく手持ち無沙汰になり作業場から表の通りにひょいと身を出してみると・・・こんなところに観光客が来るのが珍しいのか、隣の店の茶飲み場のようなところから地元の人が皆こっちを興味津々で覗いているじゃないですか(笑)バッチシ目が合ってしまい、何人かの辛うじて英語が話せる人と身振り手振りで会話してました。
しばらくして祭乃くんが購入する琵琶を決めたようです。教則本なんかも付けてもらって値段を聞いてみると、「えっ?琵琶ってこんなに安いもんなの?!」という額面でした。いくらだったかは忘れてしまったのですが、私が思っていたより遥かに安価でビックリした記憶があります。ちなみに教則本は当然ながらベトナム語でしたので、ぜ〜んぜん分かりませんでした。私が地元の人と訳の分からない会話をしていた間、祭乃くんは少し弾き方をお店の方に教えてもらったらしいです。
お目当ての購入にホクホクしながらカクさんにお礼を言い、この日の夕方にオプショナルツアーで申し込んでいたレストランでの夕食の迎え時間を約束して一旦別れました。この後、昨日は行かなかった雑貨屋さん等を周り、この旅の目的である雑貨を買いあさりました(笑)ちなみに会社の部の人へのお土産には、木の皮で編んだ箸入れが付いている箸、餞別をくれた叔父叔母にもお土産の一つとして箸置きが付いているペアの箸。その他にもポーチに入っているベトナムコーヒーセット(←これは、いつもお土産をくれている他の部の部長さんにも買っていったが大絶賛でした。お口にあったようで。。。)、茶器セットetc...
それにしても、暑い上に湿気が多くて本当にムシムシします。その上、排気ガスと埃が舞っていて体にまとわり着いてくるよう。一度夕食前に汗を流そうとホテルに戻りシャワーを浴びることにしました。 -
レジェンドホテル サイゴン内。2F廊下からロビーを見下ろしているあたりです。このホテルは宿泊当時はまだ新しく、部屋の中も清潔感が感じられるなかなかゆったりした部屋だったので、満足なホテルでした。日本語も○です。
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部屋に帰りシャワーを浴びてみると・・・をお?!舞い上がる排気ガスと土ぼこりと汗で想像以上に薄汚れていたらしいです(笑)排水溝に飲み込まれていくシャワーのお湯の色を見て愕然(--;髪に至ってはすすいでも、シャンプーの泡が何となく茶色い・・・。
シャワーを浴びてすっきり着替えロビーに行くとカクさんが待っていてくれました。今日はオプショナルツアーで予約しておいたレストランに行きます。
車で走ること暫し。相変わらずのスクーターの多さに辟易しつつ、着いたのは「フォースア」というお店です。このお店、クリントン前大統領がベトナムを訪れた際に食事をしたのでも有名な場所です。2004年に突然閉店してしまったそうですが、2006年現在では名前を「フォーコー」に改めて再開店しているそうです。ここで今回は、そのクリントン前大統領が食したというメニューの再現料理を食べました。
店構えは喧騒としている通りから細い渡り廊下をくぐっていくと、奥には表の喧騒がウソのような静かなスペースが広がっています。奥行きがあるレストランですが、あまり広いとは感じませんでした。最初のフロアを通過すると、数段階段があって、一段高いフロアになっています。そこに席が用意されていたのですが、よくよく足元を見てみると・・・コイだーーーっ!コイが泳いでいるぞっ(汗)?!ガラス張りの床の下に水が流れていて鯉が泳いでいるんです(--;さすが(?)高級レストラン。妙なところで妙に感心していたらボーイさんが飲み物のメニューを持ってきました。日本語はおろか、英語もまったく通じませーん(汗)何とか飲み物を頼んで暫く待つと次々に料理が運ばれてきます。前菜、サラダは結構ふつうのものです。チャーハンみたいなものや香草の茹でたもの、メインは肉・魚一品づつ。デザートはフルーツの盛り合わせでした。確かに美味しいのですが・・・んー。当たり前といえば当たり前ですが、どれもこれもとにかく香草(シャンツァイ)の匂いがハンパじゃなくキツい(T.T)しかも一品当たりが大量なんです・・・。香草が苦手な私は食べれない料理もあり、かなり苦戦しました。祭乃くんは大丈夫なので、茹でた香草なんかをパクパクと食べていました・・・いやー、好き嫌い無いってスゴイわ。デザートが出てくる頃にはもう、どう考えても二人で食べるのは無理だろう、という量になっていたので結構な量を残してしまいました。
この後は、シェラトンサイゴンホテルアンドタワーズ ホテルの屋上にあるバー「レベル23」へ。ここはホーチミンの夜景が楽しめ、テラス外に設置されている席で屋外気分が味わえるバーです。ただ、ほとんどが西洋人。(泊まっている方が東洋系の人が少なく、西洋系の人が多いのもありますが)少々蒸し暑い感じは否めませんが、美味しいお酒を飲むことができました(*_ _*)
ホテルに帰ると結構遅い時間になってました。いよいよ明日は帰国です。午前中にはエステを入れてるので、この日のうちに無理やりトランクに入りきらない荷物の整理をして早々に床に就きました。 -
最終日の朝、それは起こりました(--; 午前中のオプショナルツアーのエステに行くために、少しゆっくりホテルにてバイキングの朝食を摂っていました。普段だとホテルの朝食では結構食べたいものを持ってくる祭乃くんの皿にほとんど食べ物が乗ってません。口数も少なく、どうも様子が変です。「どうしたのさ?」と聞いてみると、「・・・ちょっと具合悪いかも」と。しかし様子を見てると、「ちょっと」という感じはしません。確かに普段白い顔色が青白くなってます。部屋に戻り少し様子を見てみるも、エステの予約の時間になってしまい、「どうする?」と聞くと、とりあえず起きれない訳でもないので、行ってみるということになりました。
しかし、送迎の車の中で急激に体調は悪化していたようです。やはりこの体調では無理だろう、という話になりました。ただ当日キャンセルになってしまうので、私だけは予定通りにエステへ。祭乃くんは部屋で寝ていることに。カクさんは私の分だけのニューワールドホテルの中にあるエステの手続きを済ませ、また祭乃くんをホテルに再送迎してくれました。
そんなわけで、一人で片言の英語に苦戦しつつもエステシャンの女の子に連れられて着替えをすませ、個室に通されます。寝台に寝かされ、手、足、顔、それにヘッドマッサージ。丁寧に丁寧に時間をかけてオイルマッサージしていってくれます。あ〜、極楽だぁ(*__*)静かで薄暗い部屋の中、かすかなハーブオイルの良い香りを楽しみつつ、いつの間にかウトウトと・・・。2時間近くかかったと思います。本当にすっごく気持ち良かったです〜、大満足し、担当してくれた女の子と一緒に1つ下の階に降ります。営業用の日本語だけ使えるらしく、片言の英語で「日本語いつ勉強したの?」と聞くと、「独学と、お客さんがみんな教えてくれます」というような事を言ってました。すごいねー。日本語の発音、上手なんです。少し話しをした後、違う部屋に通されて今度は全身マッサージです。体格と愛想の良いオバちゃんが入ってきました。をぉーー・・・これもまた、なかなか気持ち良いですー(*__*)確実にツボを押さえて、いたるところの間接を鳴らしてくれます(笑)もともとはあんまり間接が鳴らない方なので、足の指一歩一本まで鳴ったのにはビックリ最後に首を持たれて一気に関節をバキバキーッて鳴らされたのですが、終わってみるとすっきりしました。これも1時間以上だったかな?おばちゃんにお礼を言い、受付まで戻るとフルーツとお茶を出してくれました。着替えが済んだ頃にまたカクさんが迎えにきてくれました。
ホテルの部屋に帰り祭乃くんの様子を見ます。寝ていたようですが、朝に比べたら随分顔色が良くなっていました。ホテルに帰ってきた後に、カクさんが自宅から塗り薬を持ってきてくれて長い間介抱してくれていたらしいです。塗り薬が良く効いたらしく、随分すっきりした顔になっていました。ただ、外の蒸し暑さは今の体には少々酷なようです。この日の夜の便で日本に帰ることになってたので、あまり無理はせず、ホテル内で過ごすことにして、中にある土産屋(小さいお店が結構連ねてる)を見て周りました。夕方前にはほぼ回復していたので、ホテル内のレストランで遅い昼食を軽く食べました。
(写真:ホテル内レストランにて。ココナッツジュースを飲む祭乃くん) -
夕方。昨日注文したアオザイをお店の人が持ってきてくれることになっていたので、待ち合わせの時間にロビーで待ちます。暫くすると小さい人影が・・・。これまた小学生か中学生くらいの女の子がきょろきょろと辺りを見渡し、私たちを見つけるとこちらに寄ってきて拙い英語で名前確認。本人だと分かると、早速アオザイを見せてくれました。昨日見たあの生地が立派に仕立てられてるじゃないですか!「試着は?」と女の子にジェスチャーされたので、化粧室に行って着替えてみることにしました。
すごいーっ!さすがにしつこいくらい採寸しただけあります。どこをとってもサイズがぴったり!中に履いているズボンはウエストにゴムが入っているわけでもないのに下がってくるわけでもなく、キツイわけでもなく。脇ボタンがなかなか一人で留めるのが難しかったのですが、着てみれば本当にキレイに体のラインが出る服でした。女の子が「写真撮る?」と聞いてきたので撮ってもらったのが、この写真なんですが、なんか左よりで切れてますねぇ(笑)きっと左に鏡があったので、それが写らないようにしてくれたんでしょうけど。この他に作ったチャイナ風のブラウスもとっても素敵な出来でした♪ -
残念なことに帰国の時間になってしまいました。迎えに来てくれたタオさんに連れられ一路空港を目指します。最後にホテル前でタオさんと一緒に記念撮影〜♪12月なので、暑いにも関わらず後ろにはクリスマスツリーが(笑)
本当に本当にお世話になりました。この方は、本当に損得抜きにして観光案内してくれたり、しかもタクシー代まで全額立て替えてくれたり、祭乃くんが体調を悪くした時にもとても親身になって看護してくれました。この日、部屋を出てチェックアウトする前に祭乃くんとタオさん宛てに手紙を書きました。封筒に書き終えた手紙とタクシー代、それから大変お世話になったので寸志を入れたものを用意しておき、空港で別れる直前に手渡しました。空港でも最後の最後、姿が見えなくなるまでずっと見送っていてくれました。感謝してもしきれない方です。実はダンナ様をすぐに亡くされた、という話も観光中に聞きました。大学に行って日本語を勉強して、この仕事に付いたということも。日本にはまだ来たことがないらしく、是非いつか訪れてみたい、日本の四季を見てみたい、と言ってました。優しいのに、芯がまっすぐ入った強い女性だなぁ、と妙な感動を覚えました。こういう方には、是非、幸せになって欲しいな、と思います。 -
空港では荷物を制限従量(20kg)ギリギリの19.8kgでパス。道理で重たいと思いました(笑)出国審査前に並んでいると、一人の若い係員さんがなぜか道をふさぎます。祭乃くんは通過したのになぜ(汗)?!と思っていたら、「アナタはこの国に残らないとダメですヨ〜」と。えぇ?!何で?!と思って本気で困っていたら、もう一人の係員さんが来て流暢な日本語で、「コイツ、アナタのことナンパしてんですよー」と。はぁ?!そういう意味ですかい(--; こっちは本当になにか不手際があったと思ってビックリしちゃったじゃないかぁ。3人で笑ってましたが、なんか、こう、出国審査の場所がこんんなにマッタリしてていいのかよ、という雰囲気です。出国審査の審査員たちが皆で同じ方向見ながら上の空で仕事してるなーと思って見やってみると、上からつっているテレビでドラマ見ているし(汗)無事に出国審査も終え、暫くウロウロしてゲートが空くのを待ちますが、一向に空く気配がありません。変だな、もうすぐフライトの時間なのに、と思ってると放送でどうやら東京方面が悪天候のため、あちらからくる飛行機が大幅に遅れている、とのこと。えーっ。大丈夫なのかなぁ、ちゃんと飛ぶのかなぁ、とかなり不安になってました。喫茶店らしきところに入って延々3時間。注文したヌードルは発泡スチロールに入ったインスタントヌードルで、これがまた食べてみたら今までの人生で食べたことないくらい辛いシロモノでした(--; コショウと塩味だったんですが本当、一口食べた途端、唇が腫れるかと思うほど辛かったです。。。
辛さに撃沈しているとやっとゲートが開き、飛行機が飛んだことには既に明日の日付になってました。機内放送では名古屋や大阪の空港は悪天候で閉鎖になったとのこと。なんとか成田に着いてくれよ〜(泣)と祈りつつ、日本が近づいてきた頃には低気圧の中を飛んだらしく、今までに無いような激しい揺れが襲ってきました。酔うわ、子供は怖がって泣くわ、でなかなか大変な状態でした。真面目にこのまま墜落してもおかしくないんじゃ(大汗)というぐら揺れていましたー(@@)
何とか成田に無事着陸しました。あたりは猛吹雪。一面真っ白。東京まで戻る足を確保しようとすると、高速は通行止めになってるわ成田エクスプレスは運休だわ。唯一辛うじて動いていた京成スカイライナーに飛び乗りました。チケットを買うときも、京成スカイライナーも新幹線もいつ止まってもおかしくない状態だから、上野から早めにお帰りになった方がいいですよー、と言われました。その通り、上野から新幹線に飛び乗って、昼には無事に仙台に到着しました。私たちが上野を後にした直後、成田空港も閉鎖、京成スカイライナーも新幹線も運休になったので、急いで飛び乗りで仙台に帰ってきたのは正解だったようです。
このベトナム旅行では、目当てだった雑貨はもちろんですが、「働く」ことと「生きる」ことについて思いがけず深く考えさせられました。旅の間、観光客の我々を見つめるベトナムに住む人たちの瞳。キレイなものです。キレイなものですが、彼らにとって生きることの延長に「生活する」というアクションがあるわけでは無いのだ、と様々と教えられました。チップを目的になかなか部屋を離れようとしない幼いコンシェルジュや、鮮度の良くない果物を何とか売りつけようと、大きなザルに果物を乗せてそれを体に押し付けてくる幼い兄弟。当然のように、ぼった値段で品物を売りつけたり、おつりをちょろまかそうとした多くの店員も印象的でした。それらは、すべて彼らの生活の糧の一つであり、彼らにとっては決して悪いことではありません。「生活するために生きる」という言葉が彼らにはピッタリだと思いました。彼らにとっては「生きる」と「生活する」ということは、我々以上に同列の立場にあるもので、決してどちらかに重きを置いている、というわけではありません。出国前に旅行代理店の方に、店以外では物を買わない、ということと、まだまだ戦争の傷が癒えてない国だから無闇に戦争のことは話題に出さないに越したことはない、と注意事項として教えられました。生活するために働いて、体を壊して、精神的に参ってしまって鬱々としつつも日々の食事に困らない我々と、日々の生活のために生きて、物質的には豊かとは言いがたい生活をしている人も少なくは無い彼らと。一体、どっちが幸せなんだろうか、と考えてしまえば思索の堂々巡りに入ります。
私は今現在、当時の部署から転属し、ますます水の合わない仕事をしながら、相変わらず同じ会社で安月給で働いています。不況な今、正社員として働いているだけでも有難いものだと人は言い、私自身も身に沁みてそう思っています。ですが、ふとした拍子に、このベトナムの旅行の風景を思い出します。豊かではない生活ながらも、純粋に「生きる」という目的のために働く彼らの姿を思い出す度、合わない仕事にワイヤーロープ並みの神経を武器にして、砂を噛むように毎日を送っている私と、一体どちらがまっとうなんだろうか、と考えずにはいられない、ここ数年を送っています。
---2006.4.20 了--- PRESENTED BY cafe
□■長々とお読みくださりありがとうございました。別の旅行記で番外編として「ベトナム〜ホーチミン〜旅行記番外編 ■□■こんなもん買ってきました■□■」をUPする予定です。併せてご覧いただけると幸いです。
また、新しい旅行記春の山形小旅行記も更新しました。こちらもお付き合い戴けましたら幸いです□■
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