2006/01/21 - 2006/01/23
1545位(同エリア1843件中)
たまさん
台湾2日目。今回はノスタルジックな街並みが有名な九分へ行くことにしました。九分は眼下に海を望んだ見晴らしも素晴らしい場所だけにちょっと期待!なのですが、九分はまた雨の多い場所。そして予報は雨…。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
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宿泊した「台北商旅・慶城館」では宿泊者専用の1階ラウンジで朝食が提供されている。内容は意外にもかなり豪華で、洋食と中華を中心としたバイキングメニューは質量ともに豊富。コックさんによるオムレツサービスもあったし、スタッフのスマートなサービスもポイント高し。朝から満足満足であった♪
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今日は午後から九分へ行く予定なので、午前中の時間を利用して忠烈祠に行ってみることにし、タクシーに乗り込む。
外はあいにくの雨。予想はしていたけど、悲しいなあ。
昨年泊まった圓山大飯店が見えてきた頃、忠烈祠に到着。白き山門が大きな存在感を示していた。 -
山門をくぐると、緑豊かな森を背後に控えた大殿を前にめちゃめちゃ広い中央広場に出る。このスケールの大きさに施設の偉大さ(を誇示したい気持ち)を存分に感じた。
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赤く、豪華絢爛な彫刻が印象的な大殿であるが、建物自体は1969年築なので新しい。
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さてここの見所は、毎正時に行われる衛兵交代。
まだ朝10時、しかも雨なので今回の観客は少なくちょっと寂しい中、広場から若き衛兵がやってきたが、雨なのでコートを着てやってきた。その姿はちょっとかわいい…。 -
銃をカチカチと交わす音が響く、厳かな交代風景が…と思ったら、なんと帯同したスタッフが衛兵のコートを脱がしたりかぶせたりしていた。銃があるし、一人じゃできないようだけど、なんだか面白い風景を見させてもらいました…。
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交代も終わったので中を見学する。忠烈祠は主に戦争で亡くなった英霊を祀る祠であり、極めて単純に言うと靖国神社みたいなところである。
大殿、左右の文烈士祠、武烈士祠には、抗日戦争や中共内戦で命を落とした人々の霊が祭られているが、いずれも1949年より前の大陸国民党時代の話であって今の台湾にはほとんど関係ない話ばかりである(一部は現代の人も祭られているらしいが)。靖国神社もいろいろ言われているが台湾人にとって忠烈祠はどういうものなのかがちょっと気にかかった。 -
帰りは圓山駅までタクシーに乗り、MRTで台北駅へ向かう。
いつ乗っても活気溢れ、4言語アナウンスに異国に来たことを感じさせるMRTは私の好きな存在であるが、一番感心したのは、きちんと降車客を待ち、エスカレータの左側が空いていることと、人々の楽しげな会話。台湾という国のレベルの高さに感心し、旅行に行きながら安心を感じる瞬間である。 -
11時少し過ぎに台北駅に到着。
昨年はMRT乗り換え口からMRTに乗ってしまったので台鉄の巨大な台北駅構内を歩くのは今回が初めて。ここで12:00発自強号の指定券を購入する。たかだか40分ほどの距離で自強号はちょっともったいない気もするが、座席は確保されているし、何よりたった80元なのである。安いなあ。 -
台北駅では11:00から特製弁当を限定販売(たしか6個だけ)している。実は九分を午後にしたのはこの駅弁を買いたかったからなのである。駅弁売り場に行くとちょうど入荷したところであり無事に購入できた。
中身は普通の駅弁とあまり変わらないのだが、箱が昔懐かしい陶器製で、峠の釜飯のように持ち帰ることができ、人気があるそうだ。日本でも数年前に京王百貨店の駅弁大会で大人気を博したらしい。その代わり値段も300元と結構するが…。
ただ、昨年まではステンレス製だったのに今年はなぜか陶器製。オリジナルはどっちなんだろう…。 -
12:00発の自強号は昨年も乗ったE1000系であった。故障続きで評判の悪いこの列車であるが長距離列車風な顔つきが私には結構好きな存在である。
東部幹線は道路事情が悪いために鉄道利用も多く、列車は満席。同じように九分に行くのか、日本語もちらほら聞こえてきた。
40分ほどで瑞芳駅へ到着する。 -
瑞芳はまさに小さな地方都市といった感じで、駅前には商店が軒を連ねており、日曜なので結構活気があった。
さてここからはバスかタクシーで九分へ向かうのであるが、バスは頻繁に来るけど、方向幕のどちら側が目的地なのかわからず、勝手がまるでわからない。雨もしとしと降っているので、駅前に沢山泊まっているタクシーに乗ることにした。
ここは協定価格になっているようでメーターを使わないで150元均一とのこと。 -
九分への道はかなり急カーブな上り坂であるが、タクシーは猛スピードで飛ばしどんどん追い抜いていく。対向にバスとかが出てきたら死にそうな勢いで、かなーり怖かった…。そして、朝からしとしと降っていた雨は、坂を上るにつれ激しさを増してきた。嗚呼…。
で、九分のメインストリートで、店が集まる基山路の入口に到着する頃には土砂降りの大雨。大慌てで屋根の連なる基山路へ駆け込む。
雨が多い街とはいえ、何も土砂降りにならなくたって…。 -
めげずに基山路を歩く。
こんな雨なのに人は狭い路地はそれなりに多かった。
晴れた土日ならおしくらまんじゅう状態なんだろうなあ。 -
基山路には土産物屋さんや食堂が軒を連ね、どこも感じが良くムード満点。じっくりと買い物を楽しみたいところではあったが、完全なアーケードではないので激しい雨が差し込むし、何よりすごく寒かった…こんな雨の中散策するなんて、とちょっとブルーになる。
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寒かったのでちょっと温まることにして、「頼阿婆芋圓」という店に入る。人気のある店のようで、立ち寄る人も多く賑わっていた。
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「頼阿婆芋圓」で九分名物のデザート芋圓を食べる。
芋圓はタロイモと小麦粉を練って作った台湾風ぜんざい。モチモチした食感がなかなか美味しかった。何よりあったかくてほっとする。 -
基山路を進んでいくと、展望台にたどり着いた。ここから海の方を臨む。晴れていれば見晴らしのいい絶景が広がるところであるが…今日は向こうに見える海もかろうじて波しぶきが見えていた程度。
まあこのいった感じも印象深くていいかも…いや、晴れた九分がよかった(泣) -
眼下にはタクシーで豪快に駆け上った曲がりくねった山道と、山にへばりつくように建っている家を望む。今や賑やかな九分であるけれど、このあたりは昔の佇まいを残しているようでこれも良い景色であった。
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相変わらず寒かったので「九分茶房」という茶芸館で阿里山金宣茶をいただいた。
この店は眺望はあまり良くなく、さらに価格も高い(ケーキ付で2人で800元位もする)のだが、アンティーク家具に囲まれた茶房がとても落ち着いた雰囲気。炭火にかけたお湯がしんしんと沸くのを待ち、ゆっくりとお茶を楽しむのは最高の贅沢。
のんびりとしたひとときを過ごした。 -
九分の一番の見どころである豎崎路の階段道を下る。
雰囲気の良い茶房や喫茶店が並び、ちょっと観光地ちっくな気はしたけれど、懐かしさ満点の通りはとても良い感じ。来て良かったと思う瞬間であった。 -
これまで土砂降りだったのが悲しかったけど、幸い雨は小降りになってきた。
この通りも人は多くなく、じっくりと楽しむことが出来た。
雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと階段を下っていく。 -
かつての映画館などが残る小さな広場。
単に懐かさを感じるだけではなく、ゴールドラッシュの頃ここに詰め掛けてきた人々の生活を想うとまた味わい深くなる。 -
賑やかな豎崎路であったが、先ほどの広場を過ぎると店も少なくなり、地元の人が行きかうような道になった。人々の生活を垣間見るようなのんびりとした田舎な雰囲気で、それがまたよかった。
観光客はこのあたりはほとんど見かけなかったたけど、みんな途中で戻るのかな? -
雨にも関わらずじっと海の方を見つめる犬を発見。
ご主人様の帰りを待っているのかな?
それとも海を見つめて何を想っているのかな? -
豎崎路を降りきると、先ほどの山道に合流する。さすがに今下ってきた急な坂を眺めるともう一度戻る気になれず、相変わらず雨もやまないので台北に帰ることにしてタクシーを拾う。
本当は晴れていたら茶房をはしごして美しき夜景を見るまでいようかなとか思っていたのだが、それは次の機会にしよう。
とりあえずちょっと(いろんな意味で)疲れたかな。。。 -
瑞芳15:55発の自強号で台北に戻る。結局九分には3時間足らずしかいなかったことになる。もうちょっと楽しみたかったのだが、何しろ雨がねぇ…。
この列車も相変わらず混んでいて立ち客も多数。幸い指定券が入手できたので座れたのが助かった。
45分で旧正月前商戦で活気溢れる台北駅に到着。
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この旅行記へのコメント (2)
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- rayさん 2006/04/15 09:43:09
- 九分
- はじめまして。たまさん♪
九分の旅行記を懐かしく楽しく読ませて頂きました。
私も5年ほど前に、勤める会社の慰安旅行で行ったのですが、とても九分は趣のある素敵な街ですよね。
娘にも九分は「良かったよ〜」と薦めていたら、数年後に娘も現地ツアーで訪問して彼女もとても気に入ったようです。
でも、足の便が悪いのでHISの現地ツアーで行ったのですが、時間が無く買い物も出来なかったとこぼしていました。
又、台湾に行く機会が有ったら今度はゆっくりしたいと行ってみたいと二人で話有っていたのですが、たまさんの旅行記に行き方も詳しく書かれていたので感激です!
今度機会が有れば、たまさんと同じ方法で行ってみようと思います。
いつになるかは分りませんへどね。その時は報告させて頂きます。
それでは、これからも素敵な旅行記を書き続けて下さいね。
期待しています。
- たまさん からの返信 2006/04/16 19:21:11
- RE: 九分
- はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。
九分はいかにも観光地然とした感じもありますが、それでも引き付ける魅力があるのはあの自然が作り出した地形と長い歴史、そして人々の暮らしによるものが大きいのかなと思います。今回天気は残念でしたが行ってよかったと思いました。
九分に限らず台湾は比較的旅慣れない人でも簡単に旅行ができるので、ツアーではなくても楽しめるところだと思います。なかなかツアーだと茶芸館でのんびり…というのもできないと思いますので、次回の際に本旅行記が参考になれば嬉しいです…でも個人的には多くの旅行記で駅からバスで九分に行く人がいる中、いまいちわからず断念してタクシーに乗ってしまったのはいくら同行者がいるとはいえまだまだだなあ…と。あと帰途のタクシーが基隆の人で瑞芳駅の発音がうまく聞き取ってもらえず、下り坂なのに行き先がなかなか決まらなかったり(運ちゃんゴメン!)実は結構反省しているのでした。
なおこの日は朝から天気が悪いことが明らかだったため、列車も九分自体もスムーズに全て流れましたが、天候が晴れた場合などはきっと違う結果になったと思いますので、その点はご留意いただければ幸いです。
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