猫探し【米国（フロリダ＆ウイリアムズバーグ）編】

2003/02 - 2003/02

　真冬の米国を訪れてしまったため，暖かい南に避難しました．ウイリアムズバーグは，私の大好きなパトリシア・コーンウェルの小説の舞台となっているリッチモンドとノーフォークの中間当たりにある歴史の街です．幸いに雪は全くなく，ちょっと寒いけど冬晴れに恵まれて，快適な毎日を送ることができました．フロリダは流石に南国だけあって，この時期でさえ半袖でもOKでした．
　

エリア アメリカ

　ウイリアムズバーグの歴史地区は，今でも大切に保存され，多くの観光客で賑わっています．お店の人も19世紀の衣装を着て，情緒感はたっぷり．まるで映画のセットに紛れ込んだようです．日本ならさしずめ日光江戸村と言ったところ．歴史の浅い米国だけに，歴史を大切にする気持ちは私達よりずっと大きいようです．

　カフェで一休み．こんなコマドリ君？みたいのが，パンをねだりに来ていました．

　これって名物だそうです．名前忘れましたが，チキンです．

　米国の名門ウイリアムズ＆マリー大学の先生でもあるお友達のエミーさんとその友人達です．この時はエミーさんの家でパーティーをしたのですが，話題は専らイラク侵攻の是非でした．米国の若きインテリを代表するような人達で，ブッシュの政策には相当不満があるようでした．こういう話題，私には超苦手．英語がというよりは，政治的話題が．意見を求められるとつい・・・・共和党大好き米国人のお友達も多いので．

　ところで，スカーペッタ検死官を主人公とするコーンウェルの一連の小説には，リッチモンドを始めとして，バージニアの都市郊外の記述が頻繁に出てきます．今回の旅行でも，「こんな感じなのかな」と，改めて小説を思い出させるような風景に出会うことができました．

　フロリダにやってきました．流石に南国だけあって，真冬でも露地イチゴが成っていました．日本だったら温室の中で暖房までして栽培しているところも多いのに・・・

　コーンウェルは自身がフロリダで生まれ育ったため，小説の中でも姪のルーシーはフロリダで育ったことになっています．検屍官シリーズの主人公スカーペッタはバージニア州の検死局長だし，同じ著者によるサザンクロスではリッチモンドが舞台になってました．で，私はと言えば，ごらんのようにメキシコ料理（タコス）を食べてご満悦です．コーンウェルの本持ってくれば良かった・・・

　お友達のチャンドラーさんの家の猫ちゃんです．この猫ちゃんを見たときには，本当に目が点になりました．流石にアメリカだけあって超ビッグサイズ．近所では「タイガー」と呼ばれているそうです．最近では，日本のペットショップでも売られていますよね．ただでさえ身体が大きいのに，狭いケージの中に入れられて，本当にかわいそうです．やっぱりこういう猫ちゃんはアメリカみたいな所で飼われないと・・・

この旅行記へのコメント （2）

• seitani5766さん 2006/03/22 08:35:14

  パトリシア・コーンウェルの小説

  　何でも､アメリカではどちらの政党を推しているのかは､おおむね､云わないようにしているらしいのですが､大学ではそうでもないようですね。こと､ビジネス社会ではそのようでした。
  　私自身は､心なしか共和党の応援をしてりるつもりですが､小さな政府を作るというところが小泉さんとブッシュ大統領は息があうのかも知れません。が､今回､ニューオリンズを襲ったハリーケーンの被害では､またまた､民主党の大きな政府にもなりかねません。
  　ところで､パトリシア・コーンウェルの小説が大好きだそうで､私も愛読をしています。でも､アメリカやイギリスでもこうした､探偵や警察官､検察官､裁判など扱った小説が大流行で､いずれも愛好しています。日本でも､裁判官制度が導入させるとかで､日本にも陪審員のようなものが出来るかどうかが私の興味を引いています。
  でも､弁護士と検察官が裁判の冒頭で丁々発止と遣りあう場面は日本でも再現できるのでしょうか。期待しています。
  　私は､定年退職後､アメリカ50州を旅行しようと思っています。バージニア州には行きましたが､パトリシア・コーンウェルとは結びつきませんでした。貴女は､パトリシア・コーンウェルと結びつけてよいバージニア州での生活ができるものと思っています。
  
  では､また

  猫探しさん からの返信 2006/03/23 06:01:32

  RE: パトリシア・コーンウェルの小説

  　実を言うと，コーンウェルの検屍官シリーズを好きになったのは，シリーズ物故に私には超苦手な登場人物の名前を何とか覚えられたことが大きいです．単発物だと何度もしおりに書いてある「主な登場人物」欄を確認しなければいけないし・・・．ところで，このシリーズはデミ・ムーア主演で映画化されるとか，まことしやかな噂が流されてましたけど，結局どうなったんでしょう？？？作者と版権のことでもめているのか？？？真相はコーンウェルの小説以上に闇の中です．