2023/11/02 - 2023/11/02
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ヤブレイヌさん
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すみません、僕の勘違いで、ボルチモアへ行くのは明日の様です。
きょうの朝食は、昨日と同じくホテル近くのスターバックスでパンを買い、ホテルのロビーで無料の珈琲と白湯を注いで、部屋に戻って朝食としました。
その後、ホテルをチェックアウトし、迎えに来た長男の車で、ワシントンダレス空港傍のスミソニアン宇宙航空博物館別館(ウドバー・ハジー・センター)へ移動、初めて大日本帝國海軍の夜間戦闘機「月光」、伊号400~402潜水艦用水上攻撃機「晴嵐」、ジェット戦闘機「橘花」を見学しました。
僕にしては珍しく興奮していたのでしょうか、家内と長男は驚いていたかもしれません。
昼時になりましたので、館内のハンバーガーショップ「シェイクシャック」(僕は知りませんでしたが、アンガスビーフ100%を使用する有名なハンバーガーショップだそうです。)で昼食休憩、その後は館内のスタジオで記念撮影、そしてまた館内見学を続けました。
「神雷部隊」のロケット特攻兵器「桜花」を探したのですが見当たらず、案内所の退役軍人らしい男性に尋ねましたら、「桜花?確か、ここに・・・、あれ?無いね?ああ、修復の為にレストレーション・ハンガーへ移動しているのかもしれない。レストレーション・ハンガーはね、あの階段を上っていけばガラス越しに観ることが出来ますよ。」と教えて下さいました。
御言葉に従って進むと、確かにレストア工場をガラス越しに観ることが出来ましたが、その光景は今まで観た展示場よりも遙かに僕の興味を引く素晴らしい雰囲気でした。
暫くは我を忘れて僕はレストア工場を観ていましたが、時計を見て時間の経過を悟り、待っていた家内と長男を促して、とても印象深かった博物館を後にして、長男宅へ向かしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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きょうの朝食です。
スターバックスで家内と二人分、2400円位でしょうか。
「飲み物は?」と訊かれましたので、「No Thank you!」と応えましたら、両手を挙げて「Oh,No!」と大げさに反応されました。
ホテルのロビーで無料の珈琲と白湯をセルフサービスで受け取り、部屋に戻りました。 -
迎えに来た長男の車で、ウドバー・ハジー・センターに着きました。
駐車料金は15ドルですが、入館料は無料です。
敷地面積は東京ドームの1,5倍、その1/3を占る建物の中に航空機が収納されています。 -
大日本帝國海軍の夜間戦闘機「月光」の案内板です。
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その「月光」実機です。
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大日本帝國海軍の局地戦闘機「震電」の案内板です。
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従前のプロペラ機とは違い、機体後端にプロペラを備えた高速機でしたが、開発中に敗戦となり、機体は破壊されて、現存しているのはこの機体前部だけの様です。
開発を担当したのは、福岡の板付飛行場(現在の福岡空港)近くに在った九州飛行機で、それゆえに僕には親近感が有ります。 -
伊号第400~402潜水艦に搭載された水上攻撃機「晴嵐」の案内板です。
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僕は、この「晴嵐」に会うため、ここに来ました。
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「晴嵐」の勇姿です。
この機体は折り畳み式で、潜水艦の格納塔に収納されていました。
熟練の整備担当者は折り畳み、組み立て、それぞれ5分が可能だった、と伝えられています。
この機体の修復費用は、田宮模型が全てを負担されたそうです。 -
大日本帝國海軍の局地戦闘機「紫電改」です。
戦争末期、源田実大佐(毀誉褒貶を伴う方です)が率いた第343海軍航空隊の主力戦闘機です。
同型機が松山空港にも保管されているのではないでしょうか。
僕が餓鬼の時分、ちばてつや氏の戦記漫画「紫電改のタカ」には胸を熱くしていました。 -
「紫電改」の案内板です。
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米国戦略爆撃機B-29です。
エノラ・ゲイと呼ばれる、この機体は、広島に原爆を投下した機体そのものです。
エノラ・ゲイという名前は、その際の機長であったティベッツ大佐の母親の名前です。 -
B-29と、エノラ・ゲイに関する案内板です。
アメリカに於ける原爆に対する複雑な国民感情を考慮して、原爆被害に関する記述は有りません。 -
ロッキードP38の案内板です。
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山本五十六聯合艦隊司令長官が乗った一式陸上攻撃機を撃墜したことから「双胴の悪魔」と呼ばれる事も有った機体ですが、熟達の零戦搭乗員に掛って撃墜された数は少なくなかった様で、そんな搭乗員は、「あんなヤツ、ペロリと墜とせる、ペロハチや!」と言っておられたそうです。
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こちらは米軍の1960年代超高速偵察機(マッハ3!)SR71通称ブラックバードです。
軍事衛星が実用化された事で退役となりました。 -
SR71の案内板です。
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太平洋戦争中盤、零戦を脅かし始めたアメリカ海軍のF4Uコルセア戦闘機です。
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太平洋戦争に出現した、大日本帝國海軍艦船の大敵である急降下爆撃機、「ヘルダイバー」の案内板です。
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「ヘルダイバー」の実機です。
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「ヘルダイバー」の主翼折り畳み部詳細です。
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昼食は、館内のハンバーガーショップ、「シェイク・シャック」を利用しました。
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ハンバーガー三種類と飲み物で約8000円位ですね。
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アンガスビーフ100%で、肉の味を生かした味付けで美味でした。
日本でも恵比寿に店舗が有るそうです。 -
展示場内でも、エノラゲイや月光の陰に隠れて中々見えなかった本土決戦用ジェット戦闘攻撃機「橘花」の案内板です。
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やっと二階の通路から「橘花」の後ろ姿を拝む事が出来ました。
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こちらが展示場の奥に在る、「レストレーション・ハンガー」と呼ばれる修復工場です。
鈑金、エンジン、塗装など各ブースは更に奥まった位置に設けられている様でした。
僕にとっては展示場以上に興味深い所です。
やはり工具はSnap-Onが使われて居るのでしょうか? -
エンジン単体の展示場も有りました。
これは「橘花」のエンジン実物です。 -
「晴嵐」の案内板は、エンジン単体の展示場にも有りました。
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「晴嵐」のエンジン単体です。
おそらくドイツから供与されたダイムラー製エンジンを参考に製作されたのでしょう。
零戦などに使用された星形空冷エンジンよりも、更に工作精度が必要な液冷直列エンジンです。
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