冬のヘルシンキ

2005/12/28 - 2006/01/03

ヘルシンキはこれまでに２回、初夏と初秋に訪問しており３回目は冬に是非行ってみたいと思っていました。
今回はフィンエアーを使い直行便だったので時間的には大変楽でした。フィンエアーの機内は少々古い感じですが、客室乗務員は親切でＳＡＳよりもサービスがよく感じられました。
空港に到着するとマイナス８℃と厳寒とまではいえませんが、雪も積もっており、冬の北欧にやって来たのだと実感しました。
宿泊はヘルシンキ中央駅の隣にあるホリデーインを利用しました。ここは前回と泊ったシモンケンタに比べると、デザインホテルとまではいきませんが、室内はフローリングとシンプルなつくりで、とても過ごしやすいホテルでした。
２日目は中央駅からＶＲの特急に乗り、トゥルクに行きました。マーケット広場にはまだクリスマスツリーが残っていましたが、出店もほとんどなく閑散としていてフィンランド第３の都市とは思えないほどです。
トゥルク大聖堂まで川沿いを歩いて行きましたが、川は凍結しており、とても寒々しい景色が印象的でした。
３日目には世界遺産のスオメンリンナの要塞に行きました。サウスハーバーから船で１５分程度で到着。観光客の姿はほとんどなく、海は凍りつき、陽はほとんど射さず、要塞の色合も荒涼としており、少々の恐怖感を覚えるほどでした。
１２月３０日〜１月１日まではチェコのプラハに移動し、ヘルシンキに戻ってから１月２日はエストニアのタリンにヘルシンキからフェリーで行きました。
その他のヘルシンキでの時間は、特に観光をするでもなく、マリメッコやアーリッカのショップで買い物をしたり、ストックマンやソコスなどのデパートや北欧系デザインショップをぶらぶらと見て歩きました。
食事に関しては、特にフィンランドの郷土料理（ラップランド料理）などは食べませんでした。フィンランドの物価自体が高いこともありますが、東京のそこそこのレストランより高いように思います。私のお勧めは、地元の人が普通に食べている、イタリアンや、ケバブなどのファーストフードです。日本で食べるより何故か美味しく感じます。それから、町のちょっとしたカフェのパンやサンドウィッチも侮れません。
今回の冬のヘルシンキも満喫しましたが、次回は春のヘルシンキを訪問してみたいと思います。
ヘルシンキは、人が優しく・街かきれいで・モノが洗練されている・・・とても魅力的なところです。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

ＶＲの特急

トゥルク大聖堂

スオメンリンナの要塞

スオメンリンナの住人

ストックマン

サウスハーバーの夜景

冬のエスプラナーデ通り

デザインフォーラム　フィンランドの店内から