2006/01 - 2006/01
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バイシクーさん
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いわゆる旅人と呼ばれる人たちには、ある種変わったこだわりを原動力に旅している人が多い。それは海外に出ず国内の旅に限っても同じこと。団体旅行やツアー旅行でない、僕だけの旅をしてる人ならば、そんな人たちと稀に出会うことがあるのではないか。
これまで旅の最中に出会ったそんな変り種をふたつ挙げてみる。
ひとつ『自転車による限りなく海岸沿いの道を通っての日本一周』
これは、海岸線の道であるならば、地図上にない道であろうが、行き止まりの道であろうが、とにかく突き進み、進行不可能になれば引き返して通常の道を進むまで、という海岸線にこだわった旅。何もそこまでしなくても、と思う一方で、これぞほんとの日本一周だな、と妙に納得もしたものだ。出会ったとき、旅に出てもう2年が経ったと話していたし、あれからもう8年が過ぎているので、疾うの昔にその旅を終えているはず。
ふたつ『郵便局全制覇』
これは、郵便局で窓口預金すると郵便局名のゴム印を押してくれるそうで、もうここで感づく方もいるだろうが、全国各地の郵便局のゴム印が押されている預金通帳をとにかく集める(確か記憶では預金額を100円にしていたので、仮に1万の郵便局をまわれば100万円のご褒美になるわけか・・・)。趣味を兼ねた備えた旅とはなんと合理的!??その彼曰く、皇居の中の郵便局が一番の難関、とのこと。マニア的な要素もあるかもしれないが、ここまでしてやり通すのなら、これもこだわりのある旅の一形態として、ありだろう。・・・ん、郵便局は全国に2万件以上あるので、年間の新設件数や廃止件数は相当数あるはずで、う〜ん、結局終わりはない旅になるんでしょうね。
前置きが長くなったが、いろいろと旅の目的がある中で、いわゆる「端っこ」と称されるところならば旅人といわれなくとも足を伸ばしたくなる人は多いはず。最東端、最西端、最南端、最北端、なんとなくいい響き。
ちなみに法的に日本の端っこは以下になる。
日本最東端:南鳥島(東京都)
日本最西端:与那国島西崎(沖縄県)
日本最南端:沖ノ鳥島(東京都)
日本最北端:択捉島(北海道)
北方領土の問題や民間人が踏み入れられない土地もあって、結局、日本最西端しか簡単には行けない。そこで、民間人が行ける場所に限れば
日本最東端:納沙布岬(北海道)
日本最西端:与那国島西崎(沖縄県)
日本最南端:波照間島高那崎(沖縄県)
日本最北端:宗谷岬(北海道)
となり、これをみてわかるだろうが、北海道そして沖縄県の離島をじっくり旅行してくれば全踏破できてしまう。北海道と沖縄といえば国内の旅行先としては誰でも思いつくところ。かくいう僕も、この四端を特に目指したわけでないが全踏破していたくらい。
で、今回、わたくしめは、それよりスケールの小さい端っこ、本州最北端へ行ってまいりました。スケールが小さいとはいえ、日本の四端より、北海道、本州、四国、九州それぞれの四端制覇した方が、余程、少ないだろう。
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青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」。
今日の目的地は龍飛崎だが、さすがに地図上での距離ほどに簡単に行って帰ってくるというわけにはいかない。大間崎にも同じく言えるのだが、「端っこ」というのは得てして交通の便が悪く時間のかかる場所。
龍飛崎への玄関口となる三厩駅方面へ向かう列車の発車時刻までしばらくあったので、時間潰しとばかりに青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」を見学しに行ったのだが、あいにく臨時休館日にあたったようで外から眺めるだけに終わった。 -
日本で唯一の階段国道。
龍飛崎へはJR津軽線で三厩駅まで行き、地域循環バスに乗り換えて40分ほどで到着する。観光客相手ではなく、地域住民のための小型バスで、乗り合わせた昼過ぎの便では補助席を使わなければならないほど込んでいた。もちろん、その九割ちかくは三厩村の住民。
終点の龍飛漁港(夏は龍飛崎灯台まで行っている)から、かの有名な階段国道を上って灯台に到る。雪の影響で上れるかどうか心配だったが、決して上れないほどの足場ではなく一安心。
バスに乗り込むとき、僕と同じように一人旅をしている方に出会い、今日の目的地も同じということだったので、今日の残り半日を共に行動することになった。
こんな出会いがあるのも一人旅での醍醐味で、旅は道連れ・・・・・・、とはよく言ったものだ。 -
雪道だったが、バス停から灯台まで20分ほどで灯台に到着。
陰鬱な空模様のもと烈風が吹きすさぶ。足元はアイスバーン状に固まっているので、風に耐えるときの踏ん張り方に気を付けないと転んでしまう。雨雪が吹き荒れる天候でなかっただけでも良しとせねば。 -
南方を振り返って、さすばに日本有数の強風地帯。多くの風車があちこちに散らばっている。
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草木の立ち様が風の強さを物語る。写真ではわかり難いが、みな同じ方向へ傾ぎながら伸びている。
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JR三厩駅へ戻ってくる頃にはすっかり日が暮れていた。周囲が真っ暗なだけに列車が放つ色の付いた光が幻想的。
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青森市内で夕食をとり青函連絡フェリーの埠頭へ。再び一人旅となる。
ちょっとばかり函館へ渡り、函館から大間へ戻る海のルートで本州最北端を目指すことにした。その理由は、大きく分けて三つ。
?深夜の船便を利用することで一泊分の宿泊代を(気分的に)浮かせられる。
?列車メインの旅の中で、船旅を組み入れることが気分転換になる。
?8年前の夏に立ち寄った函館の朝市、あの活気をもう一度味わいってみたい。
もっとも後付の理由だったりするのだが。
深夜1:10発で早朝5:00着。そして帰りの大間行きが9:30発なので、函館滞在時間はわずか4時間半となる。 -
函館のフェリー埠頭から函館駅(函館朝市)までは5km近くある。この時間帯では当然ながらバスや電車は運行していない。タクシーを利用したならば、一泊分を浮かせた気分も台無しになるので歩くことにした。、当たり前だが人っ子一人歩いていない。暗いうえに足元は滑るしで、荒れた山道に負けず劣らずの難儀な道中だった。熊野古道を歩いた僕が言うから間違いない!
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函館朝市の現場に到着。朝の5時頃からやってるという話だったが、6時半を過ぎてもまだまだ真っ暗、空もそして市場の雰囲気も。
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市場の中のとあるお店で、朝食代わりにカニまん(中身がカニ肉の肉まん)を買い、それをほお張りながら、そのお店のおばちゃんと世間話。ちょっとばかり商品を写真に撮らせてもらいました。
巷では景気回復といっても、ここ函館はまだまだ景気が悪く観光客は増えてこない、と嘆いてました。世間話の中身と言えば、ちょうど昨晩ライブドアに強制捜査が入ったとのことで、時事ネタ経済ネタとなり、旅話には程遠かったですが、地元の人と他愛ない話をするだけでも和やかな気分になれるものですね。 -
空もだいぶ白んできたが、記憶にある活気に溢れた函館市場の姿からはいまだ遠い。もっとも夏と冬の違い、季節によるものだったなら単純に比較してはまずいのかもしれない。
市場をぶらつく。それにしても、客引きの多さには参った。以前来た時もこういうのがあるにはあったが、この度ほど引っ切り無しにではなかった。単に呼びかける相手が他にいないから僕に集中しただけなのだろうか。落ち着いてじっくり眺めながら歩けないほどだったので長いこと居なかった。買う気満々だったらそんなことないかな。過去の印象があまりに良かったからか、かなり残念だったなあ。それにしても、カニまんのにおいが手について取れない。 -
大間行きのフェリー「ばあゆ」。大間まで、つまり本州まで1時間40分。案外と近い。
行きに乗ったフェリーは「ばにあ」。微妙に呼び名が違う。写真ではデザインが似ているのでそっくりに映りるが、大間行きの「ばにあ」のほうが随分小さい。 -
内地に戻ります、さらば、函館よ、たった4時間半の滞在だったけど・・・・・・、また何年後かに!
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海上は穏やかで定刻どおりに大間港へ到着。
フェリーターミナルは長閑な漁港の一角にあって、ターミナルと片仮名で書くような雑多というか、賑やかな感じは全くなかった。もっとも、マグロで有名な大間、地元人には、長閑とは違う!ときつく言い返されてしまいそうですが。 -
強いてこの旅の目的地を挙げるなら、ここ大間崎へ立つこと、になる。にもかかわらず、大間崎は十数分足らずで後にした。
公共機関を使った旅行で、尚且つ時間を縛ってしまえば、慌しいのなんので、だから・・・・・・単なる言い訳だな。
詳しく書けば、大間港11時10分着、そして、大間崎バス停を12時1分発の便で発つことにした。旅の目的地といっておきながら、どうです、このスケジュール、何のために行ったのか!って野次が聞こえてきそうですね。しかも、大間港から大間崎までは歩いて行ったのですが、案外と距離があって、バスに間に合わないかもしれないと、途中、走ったりするくらいで・・・・・・、スミマセン、やはり言い訳ですね、もう書きません。
自分のことを棚にあげておきながらですが、大間には宿泊施設もまずまず充実しているようなので、マグロに舌鼓を打ちつつゆっくりしていったほうがいいですよ。ここへ旅行しに来る人は言われなくてもそうしましょうが。 -
一応、最北端の文字が刻まれた碑も写真に撮って、と。
龍飛崎に比べればずいぶんと平坦なので風も弱かろうと思っていたのだが、意外にも強風で氷点下の冷たさが身に凍みる。 -
ちなみに、これは今年の夏に立ち寄った本州最南端「潮岬」。
これで本州は最北端と最南端を踏破!えっ、最東端(岩手県トドヶ崎)と最西端(山口県毘沙ノ鼻)はどうするのかって?
・・・・・・いつか行ってみます・・・たぶん。 -
1時間40分もバスに揺られて下北駅に到着。背景の山は方角からして恐山でしょう。間違っていたらゴメンなさい。
JR大湊線で青森方面へ。この路線では、荒涼とした風景を車窓越しに望めるのを楽しみにしていたが、乗車後を待ったかのように急に天候が悪化し吹雪の荒れ模様となってしまったので、ほとんど何も見えずじまいだった。おまけに一両編成でひどい混みよう、東北本線との合流駅、野辺地まで座ることもできなかった。それでも大荒れの天候を車内で避けられた、と思えばラッキーだったのかも。 -
青森の写真を何かひとつ、青森ベイブリッジ。
その日は弘前に宿泊したのだが、途中青森市内の観光案内所で、青池(JR五能線十二湖駅からは青池まで歩く)への観光が一日で可能かどうかを確認した。もちろん特急を利用したり、ツアー参加で行く気はない。あちこちに電話して調べていただいたが(スミマセンでした)、ある程度除雪はしており距離的にも大丈夫そうだが、弘前方面から行くには電車の乗り合わせ時間からして無理があるとのことで、残念ながら断念することにした。予定の大幅変更である。もっともここまで平穏無事に来れたのも予想していなかったが。
さて明日は何処へ向かおうか。
以上、津軽海峡編。南下編へ続く(18きっぷ残り2回分) -
■青森→三厩(龍飛崎)→青森→函館(函館朝市)→大間(大間崎)→下北→弘前
利用した主な交通機関
JR津軽線、三厩村地域循環バス、JR東北本線、東日本フェリー、JR江差線、下北交通バス、JR大湊線、JR奥羽線
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