2006/01 - 2006/01
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バイシクーさん
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この度、「青春18きっぷ」(←これを知らない人へ、多くの人がネットで説明されているのでそちらでお調べを、楽してスミマセン)を使い、一週間ほどかけて東北方面を旅行してきた。手元には未使用の青春18きっぷ(以降、18きっぷと略します)があったが、その使用期限は1月20日。出発日を13日の夜とした為、必然的に一週間ほどで使い切らなければならなくなった。それだけに行き当たりばったりではさすがにまずいと思い、宿泊先は決めなかったものの、ざっと大まかな予定だけは立ててから出発することにした。
これまで冬の旅行といえば、沖縄へ一度行っただけなので、冬そのものを味わう旅行はこれがはじめてである。その旅行を3回に分けて掲載する。
巷ではここ数年、スローライフとかスローフードとか、やたらと「スロー」を頭にくっつけて、ゆとりある生活を強調した言葉をよく目にする。旅行にもそれに類する表現があるのかなと、スローツアー、スロートリップなど、インターネットで検索してみれば数百件ほど引っかかった。やはり、これらも同様の意味合いで使われているようだ。
この旅行記はタイトルにもあるように「青春18きっぷ」を使った旅行なので、スロートリップ(略してストリップ・・・んなわけないッス・・・)のように、のんびりとそして気の向くままに旅行したんだろうな、と思われたら、それは大きな誤解。
18きっぷワンセットを一週間の旅行で使い切るような旅行をされた方がいれば大きく頷いてくれる方もいるでしょうが、移動、移動、移動・・・・・・そう、時刻表に支配された移動がメインイベントとなり、スローの対極に位置する忙(せわ)しない旅行になっちゃいます。そもそも、どこまで行っても一日2300円。だから距離を稼がなければ損した気分になるのは人の性、いやいや単なる僕自身の貧乏性かもしれない。例え電車に乗りまくって随分と移動し18きっぷを有効に使ったと満足しきっても、急ぎ足で街を歩いても見たもの感じたものは如何許りか。結局、電車は遊園地の乗り物とは違う、あらためて旅行下手を実感するんですね。
だから、せめて十日から二週間かければ、移動日と観光日を分けることができて、それなりにスロートリップを堪能することができるかなぁ。
そういうわけで、スロートリップを実行できなかった今回の東北旅行は、冬の定番スキー旅行でなければ味処や温泉巡りでもなかったので、そんな情報を知りたい人にとっては内容的にはかなり薄いものでしょう。また列車に乗ってばかりだったとはいえ、鉄道ファンに程遠い僕ですから東北方面の風情あるローカル線にもあまり期待しないでください。それじゃ、何を目的とした旅行だったか、敢えて挙げるなら、本州最北端の大間崎へ行くこと。というのも、年明けの旅行を考えていたときに、昨年夏、熊野古道を歩いてきたときに本州最南端の地、潮岬へ立ち寄ったことを思い出し、ならば冬に本州最北端へ行ってこようと思い立ったから。もちろんそれだけじゃ、あまりにあっさりし過ぎているし、折角の機会だから東北をぐるっと回ってくることにしたのです。
それでは、だだだっと書いていきます、どうぞ。
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大宮駅ホームでゲレンデ蔵王号を待つ。
今年は例年にない大雪に見舞われ、その影響で列車のダイヤは乱れていた。出発当日のムーンライトえちご号は雪の影響で運休。当初、18きっぷと言えば定番列車のそれで新潟まで出て、日本海沿いを北上するプランを考えていたが、変更しておいて正解だった。もっとも変更したくて変更したのではなく、やむを得ず変更しただけなのだが。 -
山形駅にて鉄道ファンに混じって写真撮影?!
ゲレンデ蔵王号は都心から山形・蔵王方面へのスキー客をターゲットとした期間限定の臨時列車。もちろんスキー客でなくても乗車可能。夜行快速とあって指定席券さえ購入すれば18きっぷで乗車できる列車だが、案外見落としがち。今年で言えば、その運行期間は2006年1月6日から2006年2月24日までで金曜のみの運転、つまり年8便しかないとあって、鉄道ファンにとってぜひ乗っておきたい列車のひとつなんでしょうね。終点の山形駅ではさながら撮影会のようだった。
2号車の1番中席が僕の場所。ちょうどパンタグラフの下あたり。下段席じゃないので窓は無きに等しく外の景色は望めないが、そこは最も高さのある寝台席なので広さ的には当たり席といってよいだろう。 -
山形県でも最上地方は積雪の多い地方。陸羽西線古口駅から船下り乗船所までは歩くことにしたが、他の観光客は小雨が降っていたからか皆バスに乗り込んでいった。雪道とはいえ、たかだか500mほどの距離、なんてことはない、と歩き行けば思わぬほどに濡れてしまった。他の皆さんのとおり、バスが正解でした。
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船乗り場(船番所)で販売していた傘(からかさ)。
買ってる人は誰もいませんでしたが・・・写真だけちょっと。 -
船内の様子。
こたつ船というらしい・・・珍し。船内はガラスで覆われ暖房を効かせているので暖かい。便にもよるが予約していれば食事もできるようで、鮎の塩焼きが美味そう。予約無しの客は僕を含め6人、一番後ろのこたつ席に一纏め。雑談しながら約一時間の船下り。
船頭は、ブラックユーモアというか、皮肉ったお話でおばちゃん連中をたいそう笑わせておりました。若い僕???にとっても堅苦しい話よりは全然いいので許します。 -
銀世界に杉木立の緑は際立つ。雪で煙った山々も幻想的な雰囲気。
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天然の氷柱。天然って表現はおかしいか・・・それはそれとして、迫力あります。
「五月雨を あつめて早し 最上川」
この俳句に対抗して少々強引ですが冬バージョンを
「寒垂(さむだれ)を 川面(かわづら)で受く 最上川」
寒垂=氷柱、としてください。 -
最上川の景色ですが、鈍色の空のもと、下手な写真ではあまりパッとしないなぁ。
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船下り降船所に観光客を降ろしたこたつ船が乗船所へ戻って行く。
小雨と小雪の入り混じる生憎の天気でだったが、水面が暴れることもなく、いたって穏やかな船下りだった。日本三大急流のひとつに数えられる姿からは程遠く、それを味わえなかったのは良かったのか、それとも残念だったのか。 -
さて、弘前市内で一泊し、翌朝弘前公園へ。本日は、18きっぷを使わず、の日。
桜で有名な公園。深い雪で覆われた季節に来てもまた乙なものだ、と無理やり納得させつつ公園内を徘徊。 -
かなり小さな天守閣。冬季は残念ながら天守閣には入れない。素通りです。
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桜の代わりに雪が咲く、かなり無理がありますね。でも、青い空を背景に花のない枝垂桜が雪を被る、現物は見ようによっては中々のものですよ。
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弘前公園より岩木山を望む。
この公園で一番楽しみにしていた眺望だったが、残念、冬にはよくある空模様で、山頂はすっかり雲に覆われている。仕方ない、旅行パンフレットあたりに載っている写真で我慢ですな。なら、ここに載せるな!って声が聞こえてきそう・・・。 -
弘前公園を後にし、仲町伝統的建造物保存地区を通って津軽藩ねぷた村へ。
その道中、休日にもかかわらずというよりはむしろ休日だからこそ、雪下ろしと雪掻きに追われる人々がやたらと目に付いた。
弘前市は「ねぶた」ではなく「ふ」を半濁音で発音し「ねぷた」という。同じ祭りでも地域差により微妙に呼び名が変わるそうでなんとも奥深い。それにしてもねぷたを見上げれば、その大きさとあいまって迫力あるねぷた絵でした。 -
美人画のねぷたもあり。
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津軽鉄道で金木へ。
懐かしいタイプの車内切符で地方の癒し風情を感じる。十二、三年前に利用していた、香川県を走る琴平電鉄を思い出しました。 -
津軽鉄道といえばストーブ列車。
座席の下にある青いバケツの中に補充する石炭があります。それをくべるのも車掌さんの仕事。
ストーブを囲む席で、スルメをあぶって食している観光客がいたが、それにしてもかなりの熱気だったのでしょう、3、4駅後には他の席へ移動された。ストーブの存在感は強く印象に残りましたが、同時に、あぶられたスルメの匂いも僕の記憶の倉庫にこびりついちゃいました。 -
金木町といえば、やはり太宰治、そして写真の斜陽館になりましょうか。
僕が訪れたとき客は無し・・・それ故に、暇を持て余していた風のボランティアガイドさんが1時間近くマンツーマンで館内を丁寧に説明してくださいました。
明治40年竣工をおもえば、まさに豪邸ですね。内部を見てまわれば和洋折衷、そしてモダニズムの雰囲気を醸し出しています。
金木町には2時間ほどいて再びストーブ列車で五所川原駅まで戻り、バスにて青森市内へ移動し宿泊。
以上、北上(ほくじょう)編。津軽海峡編へ続く(18きっぷ残り3回分)。 -
■大宮→古口(最上川船下り)→弘前(弘前公園、ねぷた村)→金木(太宰治記念館)→青森
利用した主な交通機関
JR東北本線、JR仙山線、JR奥羽本線、JR陸羽西線、最上川交通バス、JR五能線、津軽鉄道、弘南バス
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