1970/08 - 1970/08
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片瀬貴文さん
私がレンタカーで経験する限り、大体のところアメリカの車はアメリカに適し、ドイツの車はドイツの道路や習慣に向いており、フランスの車はフランス的だ。
フランスで経験したシトロエン2馬力、同DS21、プジョー306、同405、ルノー4、同16は、いずれも非常に個性が強いように感じた。
私の愛車は、ルノー16だった。
この車の素晴らしさは、日本出発前から前年のヨーロッパ・ベストカーとして聞き及んでおり、パリに着いてもまったく迷うことなしに選んだ。
この車の良さは、外形の小ささに比べ、内部の広さである。
特にハッチバックスタイルの積荷のスペースは大きく、旅行用の大きなトランクが四つ積めるようになっていて、後部座席を折りたためばもっと大きな荷物も積むことができる。
前輪駆動なので、エンジンの回転を後部車輪に伝える必要がなく、居住空間が広い。
まさに家族ドライブには、打ってつけの車なのだ。
もう一つの特長は、カーブを走るときの、重心をぐっと落としたような安定感である。
普通の車ならば、カーブでは浮くような感触があるが、この車は地面にへばりつくような感じがする。
これはおそらくバネに普通のスプリングではなく、金属棒のねじり弾性を使ったからだろう。
街では軽快に小回りがきく上、ツーリングでは時速140キロの連続運転に耐える。
高速時、時速100キロを超えてからの優れた加速性能は、これが1500CCの車とは思えない底力を感じさせる。
その後何台もの車に乗ったが、初めての愛車ルノー16の乗り心地の素晴らしさは、いつまでも忘れられない。
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