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<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />12月19日 11年ぶりのリスボン。<br /><br />リスボンは、私の好きな都市の上位3位に必ず入る場所である。<br />初めてきた時の印象が強烈に良かったからだ。<br />スペインのコルドバを後にし、列車で南の海沿いを通り、ポルトガルに入り、夜行で北上してリスボンに入った。<br />その場合、駅はリスボンの対岸の駅に着き、そこからフェリーで10分ほどテージョ川を渡りコメルシオ広場のそばの船着き場に着く。<br />それが私にとって最初のリスボンの顔であった。<br />青空をバックに広場全体が、大きく包み込むように優しく迎え入れてくれたのであった。<br />7つの丘があると言われるリスボンの街、海のように大きなテージョ川。<br />夢中になって街を回った。<br /><br />あれから何回リスボンに来ただろう。<br />最後に行った11年前は、4週間滞在をした。滞在場所は対岸の町の美術学校の校舎の中の寄宿舎だった。<br />そんなわけで、リスボンは目をつむっても歩ける(わけないか!)私にとっては第二、第三の故郷のようなものだった。<br />いつ来ても優しく迎え入れてくれることには、月日が経てども変わりはない。<br /><br />しかし・・・<br />

真冬のイベリア半島2/11年ぶりのリスボン前編

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2005/12/19 - 2005/12/20

2825位(同エリア2880件中)

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night-train298

night-train298さん














12月19日 11年ぶりのリスボン。

リスボンは、私の好きな都市の上位3位に必ず入る場所である。
初めてきた時の印象が強烈に良かったからだ。
スペインのコルドバを後にし、列車で南の海沿いを通り、ポルトガルに入り、夜行で北上してリスボンに入った。
その場合、駅はリスボンの対岸の駅に着き、そこからフェリーで10分ほどテージョ川を渡りコメルシオ広場のそばの船着き場に着く。
それが私にとって最初のリスボンの顔であった。
青空をバックに広場全体が、大きく包み込むように優しく迎え入れてくれたのであった。
7つの丘があると言われるリスボンの街、海のように大きなテージョ川。
夢中になって街を回った。

あれから何回リスボンに来ただろう。
最後に行った11年前は、4週間滞在をした。滞在場所は対岸の町の美術学校の校舎の中の寄宿舎だった。
そんなわけで、リスボンは目をつむっても歩ける(わけないか!)私にとっては第二、第三の故郷のようなものだった。
いつ来ても優しく迎え入れてくれることには、月日が経てども変わりはない。

しかし・・・

  • 空港を出たのは夜の11時。<br />当然タクシーに乗ることになる。<br />夜の空港からのタクシーは、ボラれることが多いと聞いていたので、あらかじめホテルを予約する時に、タクシー代の目安を聞いておいた。<br />また、リスボンのタクシーは安いから、よく利用するのだが、運転がすごい。神風ドライバーが多いのである。<br />乗り場で待っていると、私の順番が回ってきた。つい運転手さんの顔をチェックしてしまう。正直そうな温厚な人だといい。見ると、小柄な気の良さそうなおじさん。<br />この手のタイプに悪い人はいない。<br />それでも私は気を抜かず、メーターをチェックするふりをしたり、こまめに話しかけ(スペイン語だけど)リスボンの道を私が良く知っていることを印象づける努力を怠らなかった。<br />おじさんは、優しい笑顔で応対してくれた。<br /><br />ホテルの場所はお馴染みの、ロッシオ広場のすぐ近くにある。<br />広場まで着いた。そこからは車が入れない様子。ホテルの看板も見える距離なので、そこで下ろしてもらった。<br />深夜料金、荷物込みの高く見積もった額を想像していた私に、おじさんは、ぴったりその二倍の額を請求してきたではないか!<br />あ〜〜〜〜っ、ボラれてる!<br />ここで戦う気はなかった。もし、おじさんが感じ悪い人だったら戦っていたと思う。<br />こういうおじさんとは、私は戦えないのであった・・・・。<br /><br />今回は特に節約しようと思っていたのに、いきなりボラれた私は、部屋にバスしかついていない部屋(つまりトイレは別)で我慢することにし、この借りをきっちり返すことにした。<br /><br />シャワーを浴び、今日は外にも出ずに寝ることにしよう。<br />

    空港を出たのは夜の11時。
    当然タクシーに乗ることになる。
    夜の空港からのタクシーは、ボラれることが多いと聞いていたので、あらかじめホテルを予約する時に、タクシー代の目安を聞いておいた。
    また、リスボンのタクシーは安いから、よく利用するのだが、運転がすごい。神風ドライバーが多いのである。
    乗り場で待っていると、私の順番が回ってきた。つい運転手さんの顔をチェックしてしまう。正直そうな温厚な人だといい。見ると、小柄な気の良さそうなおじさん。
    この手のタイプに悪い人はいない。
    それでも私は気を抜かず、メーターをチェックするふりをしたり、こまめに話しかけ(スペイン語だけど)リスボンの道を私が良く知っていることを印象づける努力を怠らなかった。
    おじさんは、優しい笑顔で応対してくれた。

    ホテルの場所はお馴染みの、ロッシオ広場のすぐ近くにある。
    広場まで着いた。そこからは車が入れない様子。ホテルの看板も見える距離なので、そこで下ろしてもらった。
    深夜料金、荷物込みの高く見積もった額を想像していた私に、おじさんは、ぴったりその二倍の額を請求してきたではないか!
    あ〜〜〜〜っ、ボラれてる!
    ここで戦う気はなかった。もし、おじさんが感じ悪い人だったら戦っていたと思う。
    こういうおじさんとは、私は戦えないのであった・・・・。

    今回は特に節約しようと思っていたのに、いきなりボラれた私は、部屋にバスしかついていない部屋(つまりトイレは別)で我慢することにし、この借りをきっちり返すことにした。

    シャワーを浴び、今日は外にも出ずに寝ることにしよう。

  • 12月20日 リスボン観光<br /><br />フロントに行くとおばさんがいて、日本から電話で予約した時に応対してくれた人だと言う。<br />おばさんに、近所の情報を聞き、まだインフォメーションが開くには早いので、なつかしい場所に足を運ぶことにする。<br />私が一番最初に見たかったのは・・・・<br />テージョ川であった。<br />

    12月20日 リスボン観光

    フロントに行くとおばさんがいて、日本から電話で予約した時に応対してくれた人だと言う。
    おばさんに、近所の情報を聞き、まだインフォメーションが開くには早いので、なつかしい場所に足を運ぶことにする。
    私が一番最初に見たかったのは・・・・
    テージョ川であった。

  • 思った以上に朝のリスボンは寒かった。<br />ふと見上げるとコメルシオ広場。初めて来た時のような爽やかな青空。<br />フェリー乗り場からは大量の通勤客がはき出されてきた。その流れに逆らうように必死でテージョ川を拝もうとするのだが、フェンスがあって見えないではないか。<br />川づたいにサンタ・アポロニア駅の方向へ歩いて行くと、ようやくフェンスが途切れる場所にきた。<br />テージョ川はキラキラと青く輝いていて、初めて来たときから変わっていない。<br />しばし見とれて、そのあたりからアルファマに入っていく。<br />アルファマは坂道と階段が迷路のように入り組む下町。庶民の生活を覗くことができる。<br />1755年のリスボン大地震の時にも残った地域だから、リスボンでも古い地区なのだ。<br />ここは昼間でも危険だとガイドブックに書いてあるが、私は全く気にしない。何度となくここを歩いてきたけれど、危険な空気を感じたことがないからだ。<br />(ガイドブックによると、最近はリスボンも治安が悪くなったということなので、注意が必要らしい)<br />

    思った以上に朝のリスボンは寒かった。
    ふと見上げるとコメルシオ広場。初めて来た時のような爽やかな青空。
    フェリー乗り場からは大量の通勤客がはき出されてきた。その流れに逆らうように必死でテージョ川を拝もうとするのだが、フェンスがあって見えないではないか。
    川づたいにサンタ・アポロニア駅の方向へ歩いて行くと、ようやくフェンスが途切れる場所にきた。
    テージョ川はキラキラと青く輝いていて、初めて来たときから変わっていない。
    しばし見とれて、そのあたりからアルファマに入っていく。
    アルファマは坂道と階段が迷路のように入り組む下町。庶民の生活を覗くことができる。
    1755年のリスボン大地震の時にも残った地域だから、リスボンでも古い地区なのだ。
    ここは昼間でも危険だとガイドブックに書いてあるが、私は全く気にしない。何度となくここを歩いてきたけれど、危険な空気を感じたことがないからだ。
    (ガイドブックによると、最近はリスボンも治安が悪くなったということなので、注意が必要らしい)

  • ここで朝食用のパンを買う

    ここで朝食用のパンを買う

  • 目指すはサン・ジョルジョ城である。<br />ここに初めて登った時に、船からリスボンに着いた時と同じ思いだった。<br />美しい下界をここから眺めた時に、笑みがこぼれるような晴れ晴れしさと幸せ感に満たされる場所なのだ。<br />そしていつも天気が良いのである。ここへ登る時は。<br />ここからは対岸の町からリスボンの中心地が見渡せる。ロッシオ広場をはじめとするいくつかの広場、リベルダーデ大通り。<br />いままでと違うのは、ここでは入場料を払うようになったこと。

    目指すはサン・ジョルジョ城である。
    ここに初めて登った時に、船からリスボンに着いた時と同じ思いだった。
    美しい下界をここから眺めた時に、笑みがこぼれるような晴れ晴れしさと幸せ感に満たされる場所なのだ。
    そしていつも天気が良いのである。ここへ登る時は。
    ここからは対岸の町からリスボンの中心地が見渡せる。ロッシオ広場をはじめとするいくつかの広場、リベルダーデ大通り。
    いままでと違うのは、ここでは入場料を払うようになったこと。

  • サンジョルジョ城近くのお土産屋さんは昔とかわらない。

    サンジョルジョ城近くのお土産屋さんは昔とかわらない。

  • サンジョルジョ城の入り口

    サンジョルジョ城の入り口

  • サンジョルジョ城より

    サンジョルジョ城より

  • この景色を見られれば充分であったけれど、奥まで見学してみよう。<br />歩いて城壁を登ったり下ったりしていると、ロバがいる広場に出た。<br />ロバは大好きな動物だ。しかもここに集められているのは特殊な種類らしく、毛が長く、とびきりかわいいではないか!<br />私は得意の激写をしまくった。<br />

    この景色を見られれば充分であったけれど、奥まで見学してみよう。
    歩いて城壁を登ったり下ったりしていると、ロバがいる広場に出た。
    ロバは大好きな動物だ。しかもここに集められているのは特殊な種類らしく、毛が長く、とびきりかわいいではないか!
    私は得意の激写をしまくった。

  • だんだん暖かくなってきた。<br />リスボン観光と言っても、見なくてなならないところはない。<br />気の向くままに思い出を辿ったり、のんびりリスボンを味わいたい。<br />ただ、一か所だけ、ここだけは行かなければならない所というのがあった。サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会。<br />11年前お祈りして、また再訪すると神様に誓った教会だからだ。<br />朝日が当たって真っ白い階段の前には誰もいない。静かだ。前回訪れた時は夕方だった気がする。そのときは大勢の人がいたっけ・・・。そんなことを思い出しながら、中に入る。<br />ここに再び来れたことに感謝し、キャンドルを灯す。誰かの視線を感じてふと上を見ると、マリアさまが見つめていた。<br />またいつか来れるといいな。<br />

    だんだん暖かくなってきた。
    リスボン観光と言っても、見なくてなならないところはない。
    気の向くままに思い出を辿ったり、のんびりリスボンを味わいたい。
    ただ、一か所だけ、ここだけは行かなければならない所というのがあった。サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会。
    11年前お祈りして、また再訪すると神様に誓った教会だからだ。
    朝日が当たって真っ白い階段の前には誰もいない。静かだ。前回訪れた時は夕方だった気がする。そのときは大勢の人がいたっけ・・・。そんなことを思い出しながら、中に入る。
    ここに再び来れたことに感謝し、キャンドルを灯す。誰かの視線を感じてふと上を見ると、マリアさまが見つめていた。
    またいつか来れるといいな。

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