1972/10/22 - 1972/10/22
14593位(同エリア17063件中)
ソフィさん
1961年10月22日(日)
今日の日曜日は、フランス国鉄Bさんの家庭に招待され、一日を一緒に過ごした。
この人は5年前の1956年、日本とフランスの両国鉄が留学生を1名相互に交換したとき、選ばれて日本に半年過ごされた方である。
学生時代の専攻は私と同じ土木で、現在は職員局の調査役。
土木系列の人事や労働問題を、担当している。
47歳で、16歳のお嬢さんを筆頭に、二男二女のお父さんだ。
スペイン国境に近いビアリッツに自宅を持ち、パリからほぼ700キロ離れたこの地に、毎月二度ほど帰っておられる。
ビアリッツはフランス切っての海浜リゾート地で、ここで過ごす休暇が楽しみらしい。
一番下の坊やを連れて、朝10時に私の住むシテまで迎えに来てくださる。
この坊やは5歳で、お父さん子のようで、とても可愛い。
お住まいの国鉄宿舎は、パリの東端、ヴァンセンヌの森に近い。
途中ポルト・ド・ヴェルサイユの事務機器展示会を見て、昼食に合わせてお宅に着く。
ちょうど一番上のお嬢さんがバカロレア受験準備中で、家庭の雰囲気には緊張が感じられる。
フランスには、日本にも負けない、あるいはそれ以上の試験地獄があるようだ。
バカロレアは、全国一律に行われる大学入試試験である。
全国一律だから、滑り止めがない。
大学には行かなくとも、バカロレアをパスすれば一生の資格として認定されるから、悪く言えば国家権力による人間の篩い分けなのだ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0