ぐるりんスコタイ

2006/01/02 - 2006/01/03

新年早々やってまいりました、スコタイ。
いつか来たいと思ってたけど１日でも結構まわれるもんだ。
天気にも恵まれて、チャリンコでぐるりんしてきました。

エリア スコータイ(タイ)

スコタイ空港

そこはバンコクエアの専属空港。小さい。でも凄くキレイ。そして…オープンエア。まるでリゾートホテルのような雰囲気。移動のカートもゴルフ場のそれのような感じ。来たーって思わせつつ、どこに来たんや、私？と省みさせる楽しくシュールな空港。

ワット・スラ・シー
かつての本堂には柱と仏像、そして大きなスリランカ様式の釣鐘型チェディが残されている。

のどか過ぎる光景。
自転車でぐるぐる旅人が往き過ぎるスコタイ遺跡公園は、城壁にぐるりと囲まれていて東西南北の４箇所に門がある。中に入れば、蓮の花咲く池、緑の木々や芝、様々な仏塔…　かつてはさぞかし美しいところだったんだろうな。

ワット・トラパン・グーン

ここも残されたのは柱と仏像。
今ではオープンエアの本堂。

ワット・トラパン・グーン

１３世紀の遺跡だろうとなんだろうと、仏像は仏像。今も現役で、篤い信仰が寄せられている。
チビッコの仏様が頑張っているのが微笑ましい。

ワット・シー・サワイ

個人的には一番ハートに来た遺跡。
こういうヒンズーやクメールの匂いがするのに心が惹かれてしまうんだなー。本によるとやはり元々はヒンディーの神殿だったとのこと。

ワット・シー・サワイ

さながらプチ・アンコールワットの面持ち。

ワット・シー・サワイ

カーラです。仏教では所謂エンマさんです。カーラの下には多分ヒンディーの神かなんかが居られたのでしょうね。今では剥ぎ取られてすっからかんですが。

ワット・マハータート

スコタイ遺跡の中でもメインとも言えるワット・マハータート。王室寺院だから当然だな。
いろんなチェディ、いろんな仏像、いろんなポーズ。
見所は色々ですが、やはり私にとっては表情ですね。
この仏像は「Ｎｏ　Ｐｒｏｂｌｅｍ」って言ってます、確かに＞笑。

ワット・マハタート

マッチ箱の役割としての私。
これで仏像の大きさ、わかるかな？

ワット・マハータート

あかん…
このマントが既にギャグの世界へ片足を突っ込ませている。我が相方は「どう見てもウルトラマンキングや！」と言う。う、うーん…　確かに。すいません、不謹慎で…。

ワット・マハータート

地球の歩き方タイ（’０５〜’０６）の表紙の絵と同じ仏像です。タイ人の旅行者たちが裸足になって祈りを捧げている姿を見ると、ここが現役の聖地であることを実感します。

ワット・プラ・パーイ・ルアン

スコタイ遺跡の城壁外５００ｍ北ほどにある、かなり荒れ果てた遺跡。本によるとワット・マハータートに次ぐ重要な寺院とのことだけど、それを感じさせないほど傷んでいた。く、首がない仏像だらけというのも感慨深い。

ワット・プラ・パーイ・ルアン

そろそろ日は斜めになってきていて、行きたかったワット・チェトゥポン（城壁外１．５ｋｍ南にある。遠い！）を諦めていた私を喜ばせたのが、この荒れ果てた遊行仏。ワット・チェトゥポンのドでかい遊行仏ほどではないけど、確かに遊行仏。

ワット・シーチュム

今回のスコタイのハイライトとも言えるべき寺院。この細長いスリット状のエントランスからチラリと見えるのは、でっかいアチャナ仏。素晴らしい遠近法＆信者に対するアプローチです。これを考えた設計士、やるな！って感じだ。見守られてる感、ばっちり。

ワット・シーチュム

窮屈な壁の内側では、アチャナ仏がお待ちかね。
高さは約１５ｍほど。この仏さんの後ろ側に回れば、脇の下くらいに遊びに行けるみたい。

ワット・シーチュム

さっそくやってみた。ちょっと鳩のフンだらけなのが難だけど、来たからにはやらなくては！
しかし私の手、でかい…。
タイ人も外国人観光客も脇の下で楽しそうにしているのが微笑ましかったなー。

日も暮れた

観光が終わって、宿（ロータスビレッジ）に戻ってゆっくりして、中心部でご飯を食べることに。
ヨム川沿いをそぞろ歩いていると、初めて来た地で懐かしい風景に出逢う。美しい。今日も楽しい一日だった。

素晴らしきかな、海老！

夜は地元でも流行ってそうな店を探し、辿り着く。探した甲斐がありました。いやー、美味しかった！プーパッポンカリーが異様に辛かったけど、それもまた良し。何しろ海老、とにかく空芯菜って感じだ！
このあと我々は地元のマッサージ屋に突撃。極楽でした。何しろ我が相方、タイ語がペラッペラ。有難いことこの上なし♪

ロータスビレッジの部屋から

さて翌日。ピーカンの快晴！今日はチェンマイに移動する。部屋で鳥のさえずりを心穏やかに聞きながら、次の地へ想いを馳せる。

次はチェンマイだ。