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レークルイーズのボー河の対岸に、スキーと展望のためのゴンドラのあるホワイトホーン山がある。その向こうに2500〜3200mの連山と多くの湖が散らばったハイキングの適地がある。その一つにスコーキーヴァレーがありそこには牧地、キャンプ場、山小屋がある。そこまでは11km標高差500m標準歩行時間5時間。山小屋泊まりのトレッキングでは丁度いい規模なので今回の歩きの最初のルートとして選んだ。しかし計画を始めると問題もあった。<br />・小屋の窓口業務の代行?をやっている観光会社のフォローが良くなく。丁度夏シーズンの終りでもあって係員が絶えず休暇を取る。その都度メールアドレスが変更され、しかも前の人宛のメールに対応してくれない。<br />ようやく予約の確認が出来たが後のフォローは大丈夫かなと不安だった。<br />・情報に依ると泊る日が丁度このシーズンの小屋を閉める日となっていた(その出所を後で探したらわからない)。そこで宿泊できるかの確認をしつこくやったのだが本当に泊めてくれるのか、ちょっと心配。頼りないが宿泊OKの返事が一度だけあったのだからと見切り発車ででかける。<br />・アプローチが大変。レークルイーズの町から2kmにあるゴンドラ下駅にある観光会社の窓口で出発の確認をする。その後1kmほど離れた駐車場で待っていると4WDで約15分のテンプルロッジまで送ってくれそこからトレッキングをスタートする。<br />というわけでシーズンオフ(シーズン中もかも)では行動のためにレンタカーが必須だ。<br />送ってくれる4WDに乗ったのは我々と小屋で働く若者の3人だけ。最初は連れ立って歩いたがスピードが違い迷惑かけるので先に行ってもらう。先日降った積雪はだんだん深くなって森林限界付近から膝下までになったが踏み跡がしっかりしているので道標になり返って楽だった。しかしデセプション峠に来ると風も強くなって(お陰で雪は吹き飛ばされて歩き易いが)雪中登山の経験のない家内に無理を強いたかなと思ったがそこからの緑の林の谷へ続く踏み跡がしっかりとついていたのでそのまま谷を下って行く。<br />小屋は電灯もTVもないが外観に似合わず設備もサービスも素晴らしく、余裕があったらここに滞在したかった。事実、小さいけれどきれいに片付いたロビーで読書したり屋外で合唱とか、みなさん滞在を楽しんでいた。また食事もささやかながら下界と変らぬ3コースプラスコーヒーだった。<br />その上翌朝には昼食用の材料をテーブルに並べて自分の好みと量にあわせて自作するようにしてくれてる。昼食の準備は山歩きでは是非必要だがこのようなセルフサービスは本当のサービスと感激する。<br />輪カンジキを持ってないために往復とも雪中のハイキングで少し難渋したが私も家内にとっても楽しい思い出となった。<br />それにしても家内はよくがんばった。<br /><br /><br /><br />

2005年カナダ西部の旅(2)スコーキーヴァレーのトレッキング(1)

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2005/10/09 - 2005/10/09

675位(同エリア1058件中)

2

21

4nobu

4nobuさん

レークルイーズのボー河の対岸に、スキーと展望のためのゴンドラのあるホワイトホーン山がある。その向こうに2500〜3200mの連山と多くの湖が散らばったハイキングの適地がある。その一つにスコーキーヴァレーがありそこには牧地、キャンプ場、山小屋がある。そこまでは11km標高差500m標準歩行時間5時間。山小屋泊まりのトレッキングでは丁度いい規模なので今回の歩きの最初のルートとして選んだ。しかし計画を始めると問題もあった。
・小屋の窓口業務の代行?をやっている観光会社のフォローが良くなく。丁度夏シーズンの終りでもあって係員が絶えず休暇を取る。その都度メールアドレスが変更され、しかも前の人宛のメールに対応してくれない。
ようやく予約の確認が出来たが後のフォローは大丈夫かなと不安だった。
・情報に依ると泊る日が丁度このシーズンの小屋を閉める日となっていた(その出所を後で探したらわからない)。そこで宿泊できるかの確認をしつこくやったのだが本当に泊めてくれるのか、ちょっと心配。頼りないが宿泊OKの返事が一度だけあったのだからと見切り発車ででかける。
・アプローチが大変。レークルイーズの町から2kmにあるゴンドラ下駅にある観光会社の窓口で出発の確認をする。その後1kmほど離れた駐車場で待っていると4WDで約15分のテンプルロッジまで送ってくれそこからトレッキングをスタートする。
というわけでシーズンオフ(シーズン中もかも)では行動のためにレンタカーが必須だ。
送ってくれる4WDに乗ったのは我々と小屋で働く若者の3人だけ。最初は連れ立って歩いたがスピードが違い迷惑かけるので先に行ってもらう。先日降った積雪はだんだん深くなって森林限界付近から膝下までになったが踏み跡がしっかりしているので道標になり返って楽だった。しかしデセプション峠に来ると風も強くなって(お陰で雪は吹き飛ばされて歩き易いが)雪中登山の経験のない家内に無理を強いたかなと思ったがそこからの緑の林の谷へ続く踏み跡がしっかりとついていたのでそのまま谷を下って行く。
小屋は電灯もTVもないが外観に似合わず設備もサービスも素晴らしく、余裕があったらここに滞在したかった。事実、小さいけれどきれいに片付いたロビーで読書したり屋外で合唱とか、みなさん滞在を楽しんでいた。また食事もささやかながら下界と変らぬ3コースプラスコーヒーだった。
その上翌朝には昼食用の材料をテーブルに並べて自分の好みと量にあわせて自作するようにしてくれてる。昼食の準備は山歩きでは是非必要だがこのようなセルフサービスは本当のサービスと感激する。
輪カンジキを持ってないために往復とも雪中のハイキングで少し難渋したが私も家内にとっても楽しい思い出となった。
それにしても家内はよくがんばった。



  • バンフからレイクルイーズまでの距離58km,事務所を探して手続き、駐車場に行くなどを考えて、チェックイン9:30 集合10時に間に合わせるために7時過ぎにバンフのホテルを出てトランスカナダハイウェイを走る。既に高山は朝日に燃えているが下の道ではヘッドライトをつけた長距離トラックとすれ違う。

    バンフからレイクルイーズまでの距離58km,事務所を探して手続き、駐車場に行くなどを考えて、チェックイン9:30 集合10時に間に合わせるために7時過ぎにバンフのホテルを出てトランスカナダハイウェイを走る。既に高山は朝日に燃えているが下の道ではヘッドライトをつけた長距離トラックとすれ違う。

  • 同じくまだ暗いハイウェイからの眺め。右は朝日に映えるキャッスルマウンテン2862m

    同じくまだ暗いハイウェイからの眺め。右は朝日に映えるキャッスルマウンテン2862m

  • ホワイトホーンのウイスキージャックスキー場のゴンドラ下駅とその付属の建物。予想通り事務所がわからない。何人かに聞いてようやく傍の建屋地下の小さな事務所にたどりつく。<br />宿泊できることを確認してほっと。今日登る客は我々だけだそうだ。その後駐車場で待ってると若者が来て俺もだと。<br />聞いてみると従業員で員数外だと。この若者なかなか親切で歩く歩調を我々にあわせてくれたが、大丈夫だから気にせず先行してくれと頼む。

    ホワイトホーンのウイスキージャックスキー場のゴンドラ下駅とその付属の建物。予想通り事務所がわからない。何人かに聞いてようやく傍の建屋地下の小さな事務所にたどりつく。
    宿泊できることを確認してほっと。今日登る客は我々だけだそうだ。その後駐車場で待ってると若者が来て俺もだと。
    聞いてみると従業員で員数外だと。この若者なかなか親切で歩く歩調を我々にあわせてくれたが、大丈夫だから気にせず先行してくれと頼む。

  • 森林の中を歩いてきてハーフウェイハット避難小屋の手前で視界が広がる。

    森林の中を歩いてきてハーフウェイハット避難小屋の手前で視界が広がる。

  • ハーフウェイハットを過ぎボルダ−パス(峠)の手前からボルダ−パスのほうを見た2枚つなぎのパノラマ写真。<br />ボルダ−パスに遠くのデセプションパスが重なって見える。左の山はターミガン(雷鳥)ピーク。

    ハーフウェイハットを過ぎボルダ−パス(峠)の手前からボルダ−パスのほうを見た2枚つなぎのパノラマ写真。
    ボルダ−パスに遠くのデセプションパスが重なって見える。左の山はターミガン(雷鳥)ピーク。

  • ボルダ−パス付近から通って来た道(レイクルイーズ方面)を振り返る。ピークはレイクルイーズの南にあるテンプルマウンテン3547m

    ボルダ−パス付近から通って来た道(レイクルイーズ方面)を振り返る。ピークはレイクルイーズの南にあるテンプルマウンテン3547m

  • 同じく通って来た道とテンプルマウンテン

    同じく通って来た道とテンプルマウンテン

  • ボルダ−パスからレイクルイーズを見る。中央にテンプルマウンテン。右にマウントアバディーン3151m.<br />その手前にホワイトホーンスキー場の林間スロープの一部が見える。

    ボルダ−パスからレイクルイーズを見る。中央にテンプルマウンテン。右にマウントアバディーン3151m.
    その手前にホワイトホーンスキー場の林間スロープの一部が見える。

  • ボルダ−パスを過ぎるとターミガンレイク(雷鳥湖)が目の前に広がる。左の白い山フォッシルマウンテンの手前の峠が今日の最高地点デセプションパス。

    ボルダ−パスを過ぎるとターミガンレイク(雷鳥湖)が目の前に広がる。左の白い山フォッシルマウンテンの手前の峠が今日の最高地点デセプションパス。

  • ターミガン湖のパノラマ。右端の山がリダウトマウンテン。その右の画面の切れる所に通って来たボルダ−パスがある。

    ターミガン湖のパノラマ。右端の山がリダウトマウンテン。その右の画面の切れる所に通って来たボルダ−パスがある。

  • デセプションパスへの登りの途中でまたまた振り返る。<br />下方に湖岸の通って来た道、左端近くにボルダ−パス、その後ろのレイクルイーズの山群。

    デセプションパスへの登りの途中でまたまた振り返る。
    下方に湖岸の通って来た道、左端近くにボルダ−パス、その後ろのレイクルイーズの山群。

  • デセプションパスから見るターミガンレイクと周辺。リダウトマウンテンとその向こうにレイクルイーズ山群

    デセプションパスから見るターミガンレイクと周辺。リダウトマウンテンとその向こうにレイクルイーズ山群

  • リダウトマウンテンとターミガン湖の湖尻が少し見える。窪みの向こうにリダウト湖がある。

    リダウトマウンテンとターミガン湖の湖尻が少し見える。窪みの向こうにリダウト湖がある。

  • デセプションパスを過ぎて峠を振り返る。

    デセプションパスを過ぎて峠を振り返る。

  • 峠からスコーキーヴァレーへ下る。

    峠からスコーキーヴァレーへ下る。

  • ずんずん下って森林限界を過ぎるがここから小屋までが結構遠かった。

    ずんずん下って森林限界を過ぎるがここから小屋までが結構遠かった。

  • スコーキー小屋。2階造りで寝室は2階にあり最大6部屋7名と別棟キャビンで4名が泊れる。日本のような雑魚寝でなくベッド。<br />ここはスキーのハイキング(昔はそれをスキーツアーといっていたが)で有名で、シーズンには再び小屋を開けるがなかなか宿泊の予約がとれないらしい。かって?宮様(現天皇の叔父)もスキーでここまで来た写真が貼ってあった。<br />この小屋の向こうに従業員小屋や作業小屋、サウナ小屋などが数棟ある。

    スコーキー小屋。2階造りで寝室は2階にあり最大6部屋7名と別棟キャビンで4名が泊れる。日本のような雑魚寝でなくベッド。
    ここはスキーのハイキング(昔はそれをスキーツアーといっていたが)で有名で、シーズンには再び小屋を開けるがなかなか宿泊の予約がとれないらしい。かって?宮様(現天皇の叔父)もスキーでここまで来た写真が貼ってあった。
    この小屋の向こうに従業員小屋や作業小屋、サウナ小屋などが数棟ある。

  • 部屋のベッド。シングルが二つ。夕食まで一眠り。

    部屋のベッド。シングルが二つ。夕食まで一眠り。

  • 部屋には洗面器と水差し。ここで顔を洗う。排水は廊下のタンクへ持って行く。灯りは灯油ランプ。

    部屋には洗面器と水差し。ここで顔を洗う。排水は廊下のタンクへ持って行く。灯りは灯油ランプ。

  • 夕食はみんな揃って。ビールもあった。きょう来た4名と前から滞在の4名。明日は小屋を閉めるのでみな下山。

    夕食はみんな揃って。ビールもあった。きょう来た4名と前から滞在の4名。明日は小屋を閉めるのでみな下山。

  • 暖炉のあるロビー。この横にベッドのようなものがあり、寝て本を読んでる人もいた。

    暖炉のあるロビー。この横にベッドのようなものがあり、寝て本を読んでる人もいた。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • red-nontaさん 2006/02/17 09:50:18
    雪山登山だ〜♪
    4nobuさん、おはようございます。red-nontaです。
    ようやくゆ〜っくりカナダ編を見させていただきました。カナダは私にとっては一番多く行っている国で、ウィスラー(ski)3回と、メープル街道、バンフの計5回。その中でやっぱりバンフがピカイチでした。ロッキー山脈もまたスケールがちがいますよね。
    スコーキーヴァレーのハイキング、天気もよくって、青い空+黄葉+銀世界でお見事ですっ。4nobuさんも日頃の行いがいいんですね!
    山小屋へ泊まったことない私にとっては山小屋泊も興味津々。普通のロッジみたいなキレイなところなんですねっ。
    このコースはレイクルイーズの近くなんですね。家に帰ったら「カナダハイク本」でコースを見てみますっ。
    では、またお邪魔しまーす!



    4nobu

    4nobuさん からの返信 2006/02/17 19:33:52
    RE: 雪山登山だ〜♪
    スコーキー小屋の概要を書きます。
    1930年代に建てられたそうで、手入れをしてきれいに使ってますがなにせ古いのでスイスの山小屋の快適さには及びません。ここは夏だけでなくスキーツアー(かってはスキーでのハイキングをこう言ったのですがいまではなんと言うのでしょうか)での利用の方がずっと人気があるようです。日本の宮様も行かれた写真がありました。
    いい所;
    日本のような詰め込みでなくホテルと同じく予約制なのでゆったりと個室にとまれる。一方それ故に夏は予約が難しいかも。本館以外にキャビンがありそちらの方が音などでの居住性がいいのでは。到着するとケーキとお茶で歓迎され、食事は乏しい材料に関わらずちゃんとしたコース料理でデザートまでついている。
    朝はバイキング、昼の弁当は朝食以上の各種の材料から好きなだけ作って持参できるという素晴らしいやりかた。日本の山小屋のどうしょうもない手抜きのまずくて高い弁当とはまさに雲泥の差。ロビーには本や写真集が沢山あって雨でも楽しめそう。
    ちょっと問題の所;
    各室に電灯と水道がありません。代わりに石油ランプと水ポット/洗面盆を使います。トイレとシャワー(と言ってもバケツに湯を入れてシャワー小屋まで持って行く)が室外30mぐらいのところなので夜間の寒い時は辛いかも。廊下を歩くとぎしぎしと音が大きく夜中のトイレ行きで目がさめます。
    行き方;
    本に書いてあるのでそれでお分かりになれますが(私はレンタカーを使ったのですが)車なしではスタート点までのアプローチがかなり困難のようです。レイクルイ−ズにタクシーがあればいいのですが。

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