2005/10/03 - 2005/10/07
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merlionさん
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メキシコシティからバスで一時間(料金は\\500ちょっと)、
クエルナバカの街をブラつく。
(前述のとおり、クエルナ=角、バカ=雄牛、【牛の角】という町の名前)
カメラ片手に市場をウロウロしていたら、雨が降り始めていた。
市場は巨大な屋根に覆われたクローズドの施設なので、
雨が降り始めていることに気づかなかったのだ。
市場に別れを告げ、表に出るとカミナリも鳴り響いていた。
通り雨だろう、と思いつつ、
町の中心に戻る市バスに飛び乗ると、次第に雨が激しくなる。
メキシコシティの中心に戻る長距離ターミナルがある町の中心に近づいた頃には、立派な集中豪雨になっていた。
雨のなか、市バスは渋滞に巻き込まれ、いっこうに進まない。
痺れをきらして、降りると道路は濁流、うねる川と化していた。
石畳の車道を囲むように、50cmぐらいの高さの歩道がある。
集中豪雨で、まったく役目を果たさなくなった下水道はあふれかえり、その高くなった歩道が、車道を雨どいに変えていた。
クエルナバカの街は町の中心がちょうど丘の頂点にあたるような町。
サンフランシスコを小型化した、といえば美しい響きだが、
なにしろ坂の町なので、行き場を失った雨水は、みごとに交差点に集まり、そこはもう立派な川として流れ出す。
水位は駆け足で横断歩道を渡ることも難しいような深さに達している。
夕方まで街を巡って、
暗くなる頃にメキシコシティに戻ろうと考えていたが、
小さな街はあっという間に歩き尽くしてしまった。
早めのバスを拾って戻ろうというたくらみは、
見透かされたように、雨によってみごとに寸断された。
もはや深みとなった車道を渡る気もせず、
近くの食堂へ。
カミナリ、屋根を叩く雨、音を立てて流れる車道の川・・・。
「ウナ カフェ ポルファボール」
(コーヒーを一杯ください)
熱いコーヒーを口にしながら、文庫本を広げた。
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