1970/08 - 1970/08
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片瀬貴文さん
外国で気になることは、目立つエリートの存在だ。
彼らは体力、知力、気力、などの能力に優れ、人格に秀でて、知識や経験も十分である。
国際間の折衝では、こんな人が活躍する。
簡単に割り切れば、社会生活種目での、オリンピック選手だろう。
このような人材の存在が、その国ひいては人類全体に及ぼす利益は、計り知れない。
彼らは自らを高く保ち、しっかり信念に裏づけされた生き方を持っている。
世界、国、民族など、自分の属する集団に対する責任を強く意識し、自己犠牲をいとわない。
彼らは若くして大きな責任を負わされながら磨かれ、自己を伸ばしてゆく。
フランスでは、教育を含め、社会制度がエリートの育成を志向している。
日本の明治を導いたのも、エリートだったと思う。
しかし最近の日本では、こんな人は少ないのではなかろうか。
日本は敗戦後、エリートの育成を否定したように思う。
しかしグローバリゼーションの世の中で、国際社会に伍して行こうとするならば、今後世界レベルのエリート育成が重要課題だろう。
もちろん教育で大切なのはエリートの育成だけでなく、それをしっかり支える人材も育てなければならない。
エリートを支えるバックアップの人たちがしっかりしていればこそ、その力はフルに発揮できる。
サッカーチームが強くなるためには、傑出した選手だけでなく、それを支える選手たちのレベルの高さ、そしてメンバーたちが自分の力を発揮でき、全員が一体となって闘うことのできる、チームワークのまとまりが必要なのだ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- あんちゃんさん 2006/01/20 09:55:10
- エリートもどき
- ヨーロッパのエリートがどんなものかは解りませんが、仰るように、最近の日本は、エリートもどきがはびこって、いかにも世のためになっているという姿を見ると鼻白みます。
- 片瀬貴文さん からの返信 2006/01/21 06:31:43
- RE: エリートもどき
- あんちゃんさんへ
戦艦大和の映画を見た人から「昔の人が国のために死のうとしたのは本当ですか?」と質問されます。
「私にだってそんな時代がありましたよ」と答えると、不思議な顔をされます。
なぜ外国では考えられない、こんな人が日本にいるのでしょうか?
原爆で戦争の怖さを良く知り尽くしたと自認する日本人の、自信過剰かも知れません。
世界の国々が、かつて日本を侵そうとした、これからも犯されないとは限らない、現実を見る目が必要ではないでしょうか。
日本がエリートを育ててこなかったことには、われわれにも責任があると考えます。
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