ヒッピーの聖地を目指して　ゴア編

2003/09/08 - 2003/09/26

アウランガーバードの町に別れを告げゴアを目指す。
丸々1日の大移動。途中でバスを1回乗り換えマプサに向かう。
デラックスバスもあったが意固地にローカルバスで行く。途中たくさんの人の乗り降りがあったが無事にマプサ到着。
ゴアの地で私は沈没してしまった。
旅行人として沈没してしまった…。
動くことを忘れてしまった。

エリア ゴア(インド)

アウランガーバードのバス停で物売りをしていた子供。

そんな子供に見送られてこの地を最終目的地ゴアへ向かっていった。

バスの中で出会った親子。
ローカルバスはゆっくりのんびり。だけど高速道路があるわけじゃないから時間はあまり変わらないのかも…
1度バスを乗り継ぎ再びローカルバスに乗り込んだ。
お尻がイタイ。寝台バスの客引きを断ったけど、あっちにしとけばよかったかなぁ〜なんて何度も思った。

マプサにはまだ日が明けぬくらい時間に到着。
TAXIに乗り込み聖地へ向かう予定だったが、オフシーズンだという運転手の案内でバガビーチのコテージへ。

結局私たちはこのエリアで沈没することになった。
TAXの運転手に連れてこられたコテージは値段が高いので安宿に移動。昼間はプラプラ買い物と海。ビーチの店（海の家風）で飲んだ。

Tシャツや靴などいらないものをお土産と交換してもらったりして日々過ごした。
散歩程度のウロウロすることはあってもバスに乗ってどこかへ行く事もなく、沈没してしまった。

市場の様子。昼間だったので静かな感じ。

市場で果物を買い込む。

海は結構波が高く泳ぐのはやや危険。
聖地アンジュナビーチへ出向くこともやめてしまっていた。
ゴアといえばトランスミュージック発祥の地。シーズンには今でも夜通し日通し、灼熱の太陽の下ダンスパーティーがあるという。今はオフシーズン。ヒッピーたちはマナリなどの北の山のほうへ行っているらしい。
私が滞在した期間中1度だけあったパーティーも警官が入り途中で終わってしまった。

ビーチに犬。
お天気はよくこれからがシーズン本番だ。
今はまだ静かなビーチだけどこれからビーチ沿いに店が建ち並ぶとのこと。たしかに建設中のところが多かった。
賑やかなシーズンに来たかった。

ゴアは西洋色が強く、おいしいパスタやピッツア、パンなどの洋食が食べられる。値段はインド食よりもかなり高いが味はいい。ちょっとリッチな気分。

弟はやっぱりインドカレーが好きなようで、ひとりでやローカルの友達とローカル食堂へ出かけ毎日飽きることなくカレーを食べていた。

青い空があまりにきれいで

やっぱり泳ぎたくなりました。
気持ちがいいです。

このエリアはドラッグなどが簡単に手に入る。ゴア州知事はこういったツーリストを排除すると意気込んでいるが、ビーチをボーっと歩く男の子がいた。やばいよなぁ〜。

ずっとしつこかったヘナTATOO屋さんにTATOOを書いてもらった。オーム　シャンティシャンティ…

なんだか憎めない雰囲気の町である。
インドインドしておらず過ごしやすいのかもしれない。
ついつい動くことをやめてしまった。
友達ができたのもひとつの理由だ

旅立ちの日。
とっても名残惜しいです。
動くことをやめてしまい、まったく私の目的を果たすことはできなかったけど。
またここへ来たい。今度こそアンジュナへ行きたい。
私たちが旅立った次の日に大きなパーティーがあったそうです…。

ゴアから直行でムンバイに戻り、その足で空港へ向かいました。丸一日の移動。私たちの体にはインドの埃と匂いが染み付いていました。
とにかく早く風呂に入りたい。

空港で最後のチャイを。
やっぱりインドも楽しかった。
帰国後すぐにここへ戻ってくるつもりだったのに…。
まだ夢は果たせていません。