2005/08/29 - 2005/09/03
202位(同エリア244件中)
絵馬さん
4泊6日でフィジーに行ってきました。
初日は成田を発って機内泊、2日目はフィジーのビチレブ島到着の後、国内線でタベウニ島へ移動、マラブ・プランテーション・リゾートに宿泊、3日目と4日目は同リゾートで終日自由行動、5日目はタベウニ島を発ちビチレブ島へ移動、シェラトン・フィジー・リゾートに宿泊、6日目は帰途に、という旅程です。
では、いよいよタベウニ島とお別れする5日目です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- フィジー エアウェイズ
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-
夫:タベウニ島を発つ日だからちょっと早起き。荷物と身支度を整えて早速朝食会場へ。この日は、妻がコンセントが抜けてるトースターでパンを温め続けるというハプニング(?)があった以外はいたって順調。ベーコン、玉ねぎ、パプリカ入りのオムレツも美味しかったし。最後の食事も大満足!
妻:9:45の出発に間に合うようチェックアウトしようとカウンターへ。チェックイン時にバウチャーを渡してあったので、アクティビティ料金と飲み物代くらいを払えばいいんだと思っていたところ、請求書には驚きの値段が!スタッフにバウチャーを見せてもらうと、昼食も夕食も込みで申し込んだはずだったのに「only breakfast」なんて書いてあることが判明。旅行会社に確認してもらって事無きを得たのですが、バウチャーはちゃんと内容を確かめなきゃならないんだと勉強になりました。
夫:一連のドタバタで予定時間をオーバー。でも、スタッフの皆さんは最後まで親切丁寧で、見送りの『イサ・レイ』を歌ってくれました。しかも、乗車後いったん出発したと思いきや、花輪をかけ忘れたといって急に停車するほどの律儀ぶり。感動覚めやらぬまま空港に到着したのでした。 -
夫:飛行場に着いてすぐに荷物と体重を計測し出発を待ったのですが、何となくのんびりした雰囲気がすると思っていたらやっぱり飛行機が遅れているようでした。受付をしてくれたお姉さんがやって来て、しきりに「twenty-two」と説明。9:45出発が22分遅れなのか、10:22に変更されたのか良く分からず。まぁ、遅れるのに違いはないからと空港近くをうろうろ。
妻:この辺りは少し高台になっているので見晴らしが良く、海岸沿いにバナナなどが植えられているのが見えました。天気が良ければもっと景色がきれいなんでしょうね。
この後、突然大粒の雨が降り出したので飛行機がやって来れなくなるんじゃないかと心配しましたが、10分くらいでパタッと止み、10:30頃には飛行機も無事到着しました。 -
妻:乗り込むことができたのは10:45。ちょうど1時間遅れです。予定にはなかったはずなのですが、バヌアレブ島のサブサブを経由するのでよろしくとのこと。やだなぁ…。
夫:11:00頃離陸。距離が近いのとスコールの影響でか、比較的低空を飛行。おかげでバヌアレブ島東岸のサンゴ礁が良く見えました。妻にいたっては、寄り道をしてくれて良かったと感激するほど。 -
夫:ところが気流が悪く、何度も無重力状態に。恐怖の離着陸が1回増えたことの重大さを失念していた妻は、前言撤回せんばかりの怯えようでした。
サブサブでは日本人のハネムーナーと思しきお2人を乗せて再び出発。先日とは違って、ビチレブ島北部を旋回していったので、ラキラキやバと思われる市街地が見えました。
妻:ナンディ近くは晴天で、怖い思いは全くせずに着陸。ビチレブ島西部の方が天気に恵まれるというのを実感したのでした。
夫:ナンディ空港では旅行会社のスタッフが出迎えてくれました。12:30近くだったから、かれこれ1時間も待っていた様子。お疲れさまです。
宿泊先のシェラトン・フィジー・リゾートまではシェラトン専用のバスを使うことになるとの説明を受け、早速乗車。道中、先日空港から徒歩で来るのを断念していたナンディ・タウンを通過。やはり、徒歩では厳しい距離だったので無謀な挑戦をしなくて正解でした。なお、ナンディ・タウンは素朴な感じがしました。スーパーやレンタルビデオ屋が良く目に付いた気がします。
しばらくすると、宿泊先があるデナラウ・アイランドへ進入。島のあちらこちらにシェラトンの施設がひしめいており、それらの規模や造りにはただただ呆れるばかり。タベウニ島からやって来たせいもあり、フィジーらしさというか南国の自然が感じられず興醒め気味に。
妻:30分もしないで目的地のシェラトン・フィジー・リゾートに到着し、旅行会社のスタッフとまた合流。入室は15:00過ぎじゃないとできないものの、チェックインの手続きは済ませられるとのことでカウンターへ。そして、わざわざ日本人のスタッフを呼んでくれ、私達を安心させてくれたのでした。今回は日本語でのアドバイス付での手続きなので、マラブ・プランテーション・リゾートでのようなトラブルは心配無用。助かりました。
夫:続いて、滞在中の注意事項などの説明を受けました。施設内に食事処がいくつかあるが夕食はほとんどの所が要予約で、予約受付の専用カウンターなんてものまでありました。また、施設内での飲食代・買い物代などは、おって宿代と一緒に精算することができる仕組みになっているとのこと。
それから、シェラトン・ロイヤル・デナラウ・リゾートは改装工事中で利用できないが、シェラトン・デナラウ・ヴィラの施設は利用して構わないとのことでした。プールに入るときは、どちらの施設でもタオル類を借りられるので、借りた方の施設に返すことだけ注意すればOKなんだとか。至れり尽せりっす。
なお、私達のツアーでは、1日に何便かナンディ・タウンへの無料バスが使えるようでした。ただ、午後だと14:00発が唯一だというのに、既に13:00になろうとしており、すぐまた移動するほどの気力が湧かなかったので、やめておくことにしました。本当は本場のカレーを食べてみたかったので非常に残念でした。
夫:説明は10分ちょっとで終了し解散。まずは昼食にしようということで徘徊開始。最初に、昼は予約が要らないらしい「ザ・ベランダ」を覗き見。ここのランチは、曜日ごとにメインが違う定額食べ放題タイプの様子。この日は何かの魚がメインらしく、1人F$58だという。昼から4,000円弱も出して食べまくる気はさらさらなかったのでボツ。
妻:続いてプールサイドのオープンテラス「ブルーボヌ」へ。ところが、こちらはメニューや料金が見当たらず、しばらく遠巻きにウロウロ。小雨が降り出したのでしょうがなく中へ入ったのでした。
夫:飲み物はやめておこうと思ったものの、ウェイトレスのお姉さんの迫力に敗れ、各々フィジー・ビターを注文。食べ物は、妻がトロピカル・ピッツァを、私がツイン・フィッシュ・バーガーを注文。ハンバーガーは、魚がツインなのではなく、バーガー自体が2つあるという想定外の代物だったのでちょっとヘコんだっす。でも、味はまぁまぁ。
ハンバーガーにはキュウリとトマトをそれぞれ炒めたもの、それとフライドポテトが付き合わせになっていましたが、キュウリがいまひとつ。茹でた瓜にマヨネーズをからめた感じ。生暖かいのがちょっと…。それから、驚いたのは、ケチャップと未開封のマスタードが瓶ごと出てくるし、取るためのヘラも何も付いていなかったこと。瓶を逆さにして叩いてはボトボトっとやっちゃいました。
妻:ピッツァもまぁまぁ美味しかったのですが、ちょっと塩っけが足りずかなりの大きさだったため、1人では食べきれませんでした。
ちなみに、ここでも“フィジー鳩”がはばを利かせていました(“フィジー鳩”については『フィジー旅行の日記?』を参照してください。)。おこぼれに預かろうとするふてぶてしさは凄まじいものがありました。♪みんなで仲良く食べに来る〜、です。
夫:食事のお代は、早速ツケに。本来は部屋番号を告げるようなのですが、チェックインが済んでいない宿泊客は、その旨記されたカードを提示する仕組みになっています。実際利用すると確かに便利。でも、お土産などを余計に買ってしまいそうなので、人によっては注意が必要かも。
【この日の昼食代(税込み価格)】
フィジー・ビター…F$6.5
トロピカル・ピッツァ…F$16
ツイン・フィッシュ・バーガー…F$21
夫:食後は施設内の免税店などを散策することに。最初に入ったお店ではRENIUの石鹸がF$3だったのですが、その隣りの店「Jack\'s」ではF$2.75と割安。インド系のお兄ちゃん(店員)がやってきて、「お土産?チョコ?いろいろあるよ!ここ、ジャックスだよ。お店の名前だよ。覚えてよ!」などなど、片言の日本語でまくし立てられたのでちょっと引いたけど、割安感は否めず。買い足すお土産の数量を確認してから再訪することにしました。 -
夫:そうこうしていたら、部屋に入れる時間になっていたので、早速、鍵を受け取りに。私達はウェディング・チャペルに最も近い、オリエンタル・コートという所でした。建物は2階建ての洒落たアパートといった風情で、8件くらいが横並びになっていました。オーシャン・ビューの名に相応しく、海が臨めました。
写真は、冷房で冷え切っていた部屋の空気を換気しつつ一息ついている妻の図です。西洋では“冷えていること=清潔”という概念があるって聞いたことがあるけど、冷え過ぎは清潔以前に体に悪いと思うんだけどなぁ。
妻:シェラトン・フィジー・リゾートではテレビが据え置かれていたので、夫が早速スイッチを入れ見入っていたのでした。マラブ・プランテーション・リゾートをはじめ、フィジーのリゾートの多くではテレビが置いてないようなので、テレビっ子は覚悟が必要です。 -
夫:ベランダに出てみました。海の向こうにヤクイラウ島と思しき島が見えましたが、曇天のせいか海はあまり魅力的ではありませんでした。そもそもスノーケリングにも向いていないとの情報もあったし、海で遊ぶというより施設内でレジャーを楽しむ所なんだなと再認識。
妻:背後に見えるヒョロっとした椰子の木は、ここ2階より遥かに背が高かったです。それでいてちゃんと実を付けているから恐ろしい。まさに頭上注意です。 -
妻:のんびりしていると日が暮れてしまうので、お土産価格のリサーチを再開することに。
夫:急がねばと思いつつも記念撮影。このリゾートでは、棟ごとに特色を出そうとしているのか、オリエンタルと銘打たれた我々の棟の前には笹が植えられていました。でも、フィジーに来てまでオリエンタルを味わうってのは一体どうなんだろ?
妻:まずは、カウンターより近くにあるスーパー「Yees Gourmet Deli」へ。生肉や果物などはもちろん、お酒やお菓子などお土産になりそうなものも売っていました。ここで夫は、唯一とも言えるフィジー産のお菓子を探し出し、陳列されている商品の半分くらいを買い占めるという大胆な行動に。味見もしないで20袋以上も買うとは…。
お菓子のほかに、翌朝は出発が早いためお店に出て食事を摂るのは難しいだろうということで朝食になるようなものも探してみました。スーパーに来る途中、カフェのテイクアウトメニューも覗いてみたのですが、いまひとつな感じだったので…。結局バナナ、ヨーグルト、ミルクを購入しました。さらに夫はこの晩飲むアルコール類も購入。夫曰く、夕食時にオーダーすると、ここより遥かに高くつくだろうからとのこと。つくづく渋い男(容姿じゃなくて、お金に関して!)。
※ここで買ったお菓子「HONEY SWEET PEANUT」についてはクチコミをご参照ください。
夫:スーパー以外も探検したものの、いまいちぱっとしたところがなかったので、結局Jack\'sに。
先刻とは別のお兄ちゃんも「チョコあるよ。…。」云々と声をかけてくるあたり、徹底した社員教育が施されている様子。オーストラリアやマレーシアのチョコレートは断ると、ジャーキーを勧められる。ジャーキーは旅に出る前の下調べで、オススメ品だとの情報をつかんでいたので思わず食い付き、3種類全て購入しちゃいました。他に、タパクロスのコースターや石鹸なども買ったら、お兄ちゃん、してやったりの笑顔でいたのでした。
だいぶ買い物をしたつもりでしたが、自分達のお土産がジャーキーだけと発覚。妻が“Pure Fiji”というブランドの化粧品などが気になると言うので、Proud\'sへ。何だかんだでスパにも行かせてあげることができなかったのでやむを得ない。
妻:お店では、いかにも数学が得意そうなインド系のおじさんが登場し、やっぱり片言の日本語で商品の説明を開始。日本人はよっぽどいいお客さんなのかしら?
おじさんによると、“Pure Fiji”のシャンプーなどがオススメだとのことでしたが、いろんな香りや効用のものがあるので迷いに迷ってしまいました。結局、夫も恩恵に授かれそうなbath soak(スターフルーツの香り)を購入しました。 -
夫:部屋に荷物を置いて夕食に出かけました。敷地外は不案内なので、ホテル内のどこかで済ませようということに。
写真は、ロビーから海側を向いて写したものですが、奥手のテーブルが並んだところが「ザ・カフェ」、その奥に予約と正装が必要な「ポーツ・オ・コール」、さらにその奥が「ザ・ベランダ」(夜は要予約)と続きます。さらに、その先は屋外になっていて、プール、その隣りに「ブルーボヌ・バー」と、お昼を食べた「ブルーボヌ」がありました。
いろいろありましたが、私達は予約不要で簡単に食事ができる「ザ・カフェ」に入りました。メニューには、うどんやタコヤリ(Takoyaliと表示されていたが、その説明文からすると“たこ焼き”だと思われるモノ)など日本人向けのものも見受けられましたが、2人ともチキン・カレーにしました。
妻:カレー好きの夫の期待は相当に高まっていたのですが、一目見てちょっと、そして一口食べてとてもガッカリしてました。カレーがとてもしょっぱかったのです。“ナン”も微妙な感じでしたし。別途注文していたフィジー・ウォーターの美味しさばかりが際立つ食事になりました。
夫:旅行会社のスタッフによると、ここはミニバーなどを利用しないなら当日の朝でなくてもチェックアウト出来るシステムだということでした。明朝は早起きが必要だし、カウンターのもたつきぶりは想像に難くないので、思い切って手続きを済ませてしまいました。
妻:チェックアウト後も冷蔵庫は使えたので、スーパーで買っていた“バウンティのコーラ割り”やヨーグルトを冷やしておくことができました。冷蔵庫にロックがかかっちゃうんじゃないかとちょっと心配したんですけどね。
バウンティをいただいた後は、7:50にはロビーに集合しなければならない翌朝に備えて早々に就寝しました。
これにて5日目終了です。次はいよいよこの旅の最終日(6日目)です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- こにゃくうさん 2006/01/10 10:15:52
- フィジー旅行記、おもしろかったです。
- はじめまして。
ひそかに絵馬ご夫妻のフィジー旅行記を楽しみにしていた、こにゃくうと申します。
今回の?で最終回ですね。
おもしろかったので、ついついメッセージを…。
フィジーは、ビチレブ島のシャングリラ泊で初めて訪問、
すっかりフィジーが気に入って2回目はマナ島泊で再訪しました。
タベウニ島は未体験なので、興味深かったです。
しかも、お二人の文章がおもしろくて〜〜。
同じ現象を語っているのに、しかもご夫妻なのに
視点がビミョーにずれているところなんか、笑わせていただきましたー!
仲良しカップルで、ほのぼの〜な気分になります、ホント!
またどこかにおでかけになったら「夫視線」と「妻視線」で
旅行を2方向から語ってください。
楽しませていただいたので『参考になった』をぽちっとな。
- 絵馬さん からの返信 2006/01/10 23:57:24
- RE: フィジー旅行記、おもしろかったです。
- はじめまして、konyaqooさん!
書き込みと“ぽちっと”ありがとうございます!
夫:とても独り善がりな日記を公開しているような気分でいたので、
楽しみにしてくださっていたと聞いて驚いています。それと同時に、
こしょばゆいような嬉しさを感じて、ついつい頬が緩んじゃってます。
フィジー旅行に関しては、当初ママヌザ諸島(マタマノア、トコリキや
マナ島など)を希望していたのですが、あまりに急な計画だったので
空きがなく、滑り込むような形でタベウニ島に行くことになったの
でした。なので、ちょっとしたひっかかりがあったのですが、そんなのは
現地に着いたらすっかり吹っ飛びました。現地の人達と触れ合い(ちょこ
っとですけど)、野性味溢れる自然に浸ることができたので、今では
タベウニ島で良かったと思ってます。
妻:日記上、私は、おっちょこちょいキャラで登場していますが、
実生活でもやっぱり(!?)おっちょこちょいで夫からよく指摘を
受けています。こんな私達の日記を楽しんでいただけて何よりです。
日記は、筆が遅いのでなかなか進みませんが、地道に続けていこうと
思いますので、またご訪問ください。よろしくお願いしま〜す!
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