2005/12/18 - 2005/12/18
9888位(同エリア10885件中)
ソフィさん
私の中学同窓生、即真尊のう(ツクマソンノウ)君の誘いで、声明(ショウミョウ)を聞きに行った。
彼は「比叡山延暦寺法儀音律研究部」の代表をしており、今年二回にわたり「創造する伝統2005プロジェクト」の一環としてヨーロッパ公演に出掛けた。
その「凱旋公演」という。
このプロジェクトの目的は、日本文化のEUへの紹介だ。
音楽と絵画、そして最新のデジタル・プリント技術を組み合わせ、日本文化を知ってもらおうとした、壮大なもくろみである。
ベルリン、ワルシャワ、クラコフ(ポーランド)、プラハ、ロンドンと公演を重ね、その仕上げとも言うべき「凱旋公演」だった。
世界の人々が平和に生きるときに欠かせないのが、お互いの価値観を尊重し認め合う、相互理解ということは論を待たない。
情報化が進むにしたがい、ますます相互の距離が縮まって、相互理解はますます重要さを加えつつある。
相互理解のレベルには、三段階があると考える。
第一は、相手を理解すること。
次に、自分を相手に理解させること。
最後に、相手と自分を掛け合わせて、新たな文化を生み出すことだ。
どの段階にも困難があり、無限の深さを持つ課題だが、重要なのは行動しようとする意欲、そして実行力である。
国際相互理解を進めようとした今回のプロジェクトは、その点高く評価したい。
「創造する」という言葉は、伝統にかかっているという説明だった。
伝統は、過去を未来に引き継ぐことであり、すでに出来上がったものを維持するばかりではなく、その過程では常に創造がなされなければならないと言うことだった。
しかし私は公演を見ながら、創造の意味に、二つの文化の遭遇による第三の文化創造を加えたいと思った。
その場合「伝統」とは、各自の持つ固有文化に対してでははく、人間文明全体についてのものとなる。
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